明治の森箕面国定公園はスケールがデッカイぞ！四季折々の魅力が溢れてる！

明治の森箕面国定公園は四季を感じることが出来る広大な場所です。大阪市内から電車で約30分くらいですのでアクセスも良く休日を使って簡単に訪れることが可能です。春は新緑・夏は納涼・秋は紅葉・冬は鍛錬の場として１年中多くの人々に親しまれています。なかでも、見どころは滝！見る機会も少ないと思いますので、マイナスイオンで癒されちゃいましょう！今回は、見どころいっぱいのこのスポットの魅力を季節ごとに解説していきます。ぜひチェックしてみてください。

Ⅰ．明治の森 箕面国定公園とは？

明治の森 箕面国定公園は、昭和42年に「明治百年」を記念して、東京都の高尾山とともに国定公園に指定され、二つの国定公園は「明治の森」の名を冠しています。

大阪近郊にありながら自然豊かな公園内には、1,100種を超える植物やおよそ3,000種もの昆虫などが棲息しており、自然観察やハイキングに大勢の人達が訪れています。

この公園は、面積は83.8haを有し、1986年に「森林浴の森100選」に選ばれたことでも知られます。心安らぐ森林浴に出かけてみませんか？最寄り駅は阪急箕面線「箕面駅」で駅から約400ｍほど歩いたところにあります。

Ⅱ．箕面国定公園 の四季

i . 春

桜が咲くと春が来る。日本の春は桜で始まります。箕面の春も桜に始まるといっても良いでしょう。広い公園のあちらこちらに咲く桜と緑の木々が織りなす桜色と緑のコントラストは、紅葉と常緑樹の緑とのコントラストとも異なる美しさを味わえます。

桜で満開になり、一面がピンク色に染まるのもいいですが、緑とのコントラストで風情あふれるこの風景も心を和ませてくれますね。新緑とのコントラストが美しいことで有名なので、そんな楽しみ方を堪能してみては？

春の箕面の滝

ii . 夏

大阪の夏は何処よりも暑く感じられるものですが、箕面の滝がある明治の森 箕面国定公園に出かけると、涼しげな箕面の滝や箕面川の清流、緑多い明治の森が暑い夏を忘れさせてくれます。

夏には緑いっぱいの風景が広がり、滝もあるのでマイナスイオン効果も期待できます。滝の前では、お猿さんが荷物を狙っているという口コミも。注意して観光を楽しんでくださいね。６月中旬から下旬にかけてはホタルを見ることができます。

涼しげな川の流れ

iii . 秋

明治の森 箕面国定公園が最も美しい季節は、秋と誰もが認めるところです。特に日本の滝百選に選ばれた箕面の滝には、紅葉の季節には大勢の観光客が訪れます。

シーズンにはもみじまつりも行われます。写真コンクールなどが行われ、美しい写真を撮った人には、最高２万円の賞金などもあるそうですよ。それにしても美しい圧巻の紅葉。一度は訪れてみたいですね。

紅葉の箕面の滝

iv . 冬

冬の明治の森 箕面国定公園は、紅葉の季節が過ぎればひっそりと静かな姿となり、広い公園内をゆっくりと散策することが出来ます。また、木々が葉を落とした冬にはバードウォッチングには絶好の季節となり、ルリビタキ、アトリ、イカル、ウソ、カワセミなどの野鳥と出会えるチャンスが待っています。

葉が枯れて落ちた姿ももの悲しい雰囲気でこれはこれで風情があります。あたりは静まり返っているので、動植物の息づかいが聞こえてきそう…。山に囲まれているため、そんなに寒くないそうなのでおすすめですよ。

バードウォッチング｜カワセミ

Ⅲ．箕面国定公園に訪れた人の声

2014＊11＊29 箕面大滝から箕面山～三国峠（395.8M）では素敵な小窓がありましたヽ(´ー｀)ノ 明治の森箕面国定公園のお山たち？低いお山がずっと続いてる♪ 駅前の観光案内所でもらったハイキングマッ… http://t.co/v0fp6JstIN

— みみん☆ (@pokemi_min) 2014, 12月 1

川の水面に紅葉が映って綺麗でしたん♡ @ 明治の森 箕面国定公園 http://t.co/Wk0OuZYwhZ

— emi ପଓ*ೃ:.✧ (@enmam) 2014, 11月 24

今日は明治の森箕面国定公園へ。 箕面の滝の尋常じゃない人混みを避け 山道を散策。 とにかく綺麗なもみじが連なって。 #紅葉 pic.twitter.com/qQJrORAmB8

— ゆはる (@youyu325) 2014, 11月 23

Ⅳ．明治の森 箕面国定公園 場所と基本情報

Ⅴ．滝道（たきみち）散策をしよう♪

明治の森箕面国定公園の入り口から続く箕面川の渓流に沿って続く約2.8kmの道は「滝道（たきみち）」と呼ばれる遊歩道。滝道は、箕面公園の見どころである箕面大滝まで続く歩きやすく整備された歩道です。滝道は大人がゆっくりと歩いて約40分ほどで滝にたどり着くことができる距離なので、気軽なハイキングやウォーキングにはぴったりですね。

でも中には、山の中の道を40分ってけっこうしんどくない？と心配になる方もいるかもしれません。 滝道は川沿いの自然の中を歩くコースではありますが、途中にはトイレも多く、名物のもみじのてんぷら屋さんやみやげ物店、古くからの建物を生かしたカフェやレストランなどもあるので、そんなお店を覗きながら歩くことができますし、休憩したくなったらカフェやレストランでゆっくりすることもできます。

お子さんでも歩くことができると家族連れも多いコースなので、新緑や紅葉など季節ごとの景観を楽しみながらのんびり歩くのにとてもいいと思います♪

道は舗装されている坂道なので、普段着で大丈夫です。お子様もゆっくり歩けば気軽にハイキングができるようになっています。整備もきちんとされているのに、入場無料で楽しめるのはとてもいいですよね。

Ⅵ．箕面公園昆虫館

東海道自然歩道の起点でもある明治の森箕面国定公園の広大な敷地の中には、たくさんの昆虫が生きています。そんな自然豊かな箕面公園の中に生息する昆虫や、昆虫全般についての様々なことを知ることができるのが箕面公園昆虫館。

館内では、昆虫の種類や昆虫の一生、昆虫の化石などをテーマにしたパネル展示や実際に触ることができる模型。昆虫に関するQ&Aコーナーや、鳴いたりにおいを出したり、光を出すことで行われるコミュニケーションにつ いて学べるコーナー、海外のめずらしい昆虫などを含めた1,700種7,000点の標本など、子供から大人までが興味を持って楽しめる展示がそろっています。

他には実際にミツバチの飼育の様子を観察できる壁一面を使って作られたミツバチの巣、カブトムシやクワガタムシ、水中に生息する昆虫などの生態を生きたまま観察できるコーナーも。1年中蝶の姿を見られる温室にある放蝶園は、昆虫館で孵化した蝶がたくさん飛び交う蝶好きにはたまらないスポットです。

とてもユニークなのが、箕面公園昆虫館では昆虫についての相談ができること。「見たことのない昆虫を見つけたけど害はあるの？」とか「この昆虫の名前は？」など、疑問に感じたことを質問すると専門家の人たちが答えてくれますよ。昆虫について相談があるときは、電話をしてみてくださいね。

昆虫に興味津々の子供たちにはもってこいのスポット。大人270円、中学生以下無料というこちらも良心的な価格なのもうれしいですね。夏休みの自由研究などにも利用できるかもしれません。どんどん質問しちゃいましょう♪

Ⅶ．箕面観光ボランティアガイド『オープンハイキング』

見どころある自然がいっぱいで83.8haもの広さを誇る箕面山には、先にご紹介した滝道以外にもいくつもの散策コースがあります。自然の中を自分たちで歩くのも楽しいのですが、山の中の植物や野鳥、山の様々な生態についてもっとくわしく知りたいなあと思うこともあるかもしれません。

そんなときに参加してみたいのがこのオープンハイキング。 これは箕面観光ボランティアガイドさんの案内を聞きながら、箕面山の色々なコースを観察しながら歩く無料参加のハイキングです。ほぼ毎月1～2回開催されていますが、季節に合わせたそのときどきのテーマがあり、一般と上級者向けのコースが設定されているので、自分の興味に合うテーマの日に参加してみるのもいいと思います。

コースで歩くのは、毎回8～14kmぐらいの距離。朝10時ごろ出発して午後3～4時ごろに解散というスケジュールです。 このオープンハイキングは、事前の申し込みも必要なく当日箕面駅前に行けばいいので、天気がいいから参加してみようかな？と気が向いたときに参加できるのがいいですね。

箕面市民以外も参加できるので、気軽な気持ちで参加してみては？雨天の場合は中止になります。時間のある休日などに夫婦やファミリーで参加するのもいいですね。お弁当や水筒、雨具などは持っていきましょう。

Ⅷ．箕面山瀧安寺（りゅうあんじ）

明治の森箕面国定公園のある箕面山はその昔、行者さんたちの修行の場でもありました。阪急箕面駅から歩いて徒歩約15分の距離にある箕面山瀧安寺は、修験道の祖である役ノ行者が658年に修験道の道場として建立したお寺で、宝くじ発祥のお寺としても知られています。

建立当時は箕面寺という名前でしたが、のちに後醍醐天皇からの勅額（ちょくがく=天皇の自筆の額）を賜ったことにより瀧安寺という名称に変更されたという由来があります。瀧安寺の本尊は弁財天で、日本で最古の弁財天だとされており、日本四弁財天のひとつに数えられています。他には、開祖で ある役ノ行者、観音様や毘沙門天様、大黒様なども祀られています。

現在も山伏さんたちの修行の拠点となっている瀧安寺では、毎月7日に定例の護摩供が開催されるほか、毎年4月15日・7月7日・11月7日には、関西一円から集まった山伏たちが世界平和や有縁者の願いを祈願する採灯大護摩供が開かれます。 山伏大行列や大護摩焚き、山伏問答や法弓、など日ごろ見ることができない特別な行事は迫力があり見ごたえいっぱいです。

日本でもっとも古い修行地のひとつなんだそうですよ。今もその流れが受け継がれているというのは深い歴史を感じます。宝くじ発祥の地だなんて、なんだかすごいですよね。箕面駅からは滝道を通って徒歩１５分でつきます。

Ⅸ．箕面公園モノづくり体験

明治の森箕面国定公園内にある趣のある建物梅屋敷でときどき開催されているのがモノづくり体験。間伐材や小枝を利用して作る、お雛様やクリスマスのサンタクロース・リース作りの体験コースで、お子さんから年配の人まで様々な年代の人が参加しています。

毎回事前の申し込みが必要なく、わずかな材料費のみで参加できるので、HPからスケジュールを確認して参加してみるのも面白いと思います♪自然素材作る季節の飾りって素朴な味わいがあってかわいいんですよ。

2016/8/7は護摩の市というものが開催され、マルシェやワークショップキッズフリーマーケットが行われます。大人も子供も楽しめそう♪ふだんなかなかできない水遊びや泥んこ遊びなどもできちゃいますよ。

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箕面国定公園についてまとめました。いかがでしたでしょうか？季節ごとに魅力が変化していきますので、何度行っても楽しめると思いますよ。季節ごとのおすすめポイント、散策コースやお寺、昆虫館などについてご紹介しました。ゆったりと散策したり、ハイキングがてらお弁当を持って出かけたり、オープンハイキングに参加したりと、季節や興味により楽しみ方もいろいろ♪広大な敷地の中の自然は、何度行っても見飽きることがないほどの様々な顔を見せてくれると思います。

1986年には「森林浴の森100選」にも選ばれましたので、「遊び」だけではなく、「癒し」の時間にもなるのではないでしょうか。マップを見ると、広大さにも驚くはず。１日じゃ時間が足りないほど、広いですよね。ぜひ、ＵＲＬから公式サイトもご覧くださいませ。滝と秋の紅葉は特にオススメですよ～