徳島で宿坊に泊まる旅♪お遍路の宿としても最適！徳島の宿坊6選

徳島は、四国八十八カ所を巡るお遍路の旅のスタート地点。お遍路を始めるにあたって、徳島のお寺にある宿坊でお遍路の旅の準備をし、また、心構えを学びます。お遍路の宿として最適な徳島の宿坊6ケ所を紹介します。

1.極楽寺

日照山 無量寿院 極楽寺は、四国八十八カ所第2番霊場であり、１３００年の歴史がある安産祈願のお寺です。朱塗りの仁王門をくぐると極楽浄土をイメージしたような庭園が広がり、石段をのぼった正面に本堂、右手奥に「安産大師」とも呼ばれる大師堂があります。

極楽寺の敷地内にある宿坊に、宿泊できます。一泊二食の宿泊となり、朝勤行(ごんぎょう)のあと法話があります。 自由参加ですのでご安心下さい。

2.安楽寺

温泉山 瑠璃光院 安楽寺は、四国八十八カ所第６番霊場であり、弘法大師によって温泉湯治の利益が伝えられた旧跡でもあります。安土桃山時代に八十八ヶ所の中で唯一の「駅路寺」に定められ、今日に至っています。


安楽寺の400年の歴史ある宿坊には温泉山の山号の通り温泉があり、今もお遍路さんや旅人の疲れを癒しています。また、夕食の後、本堂で住職の法話とお勤めがあります。お寺でしか体験できない経験ができる宿坊です。

3.十楽寺

光明山 蓮華院 十楽寺は、四国八十八カ所第７番霊場であり、古くから眼病や失明した人たちの治療に霊験があるとされてきました。竜宮門形式の山門を入ると前に水子地蔵が並んでおり、左側の石段を数段上る中門があり、左に奥へ入ると本堂・治眼疾目救歳地蔵の小堂・大師堂があります。



竜宮門形式の山門の隣に宿坊があります。十楽寺の宿坊は近代的な建物で、内部はまるでビジネスホテルのようです。見かけはビジネスホテルでも、あくまで宿坊ですのでマナーを守って宿泊してください。

4.大日寺

大栗山 花蔵院 大日寺は、四国八十八カ所第１３番霊場であり、弘法大師が大日如来像を彫造して本尊とし建立したことが寺名の由来となっています。大日寺があるのは徳島市の西川で、車の往来が多い県道２１号線に面しており、反対側には一宮神社があります。

大日寺には、平成6年に完成した大きな宿坊があり、こちらに宿泊します。

境内には、合掌している極彩色の小さな観音像、しあわせ観音があるので、ぜひお参りしてください。また、県道は車の往来が激しく、歩道が狭いので、走る車に注意して参拝して下さい。

5.立江寺

橋池山 摩尼院 立江寺は、四国八十八カ所第１９番霊場であり、「四国の総関所」として四国八十八ヶ所の根本道場といわれ、また「阿波の関所」とも呼ばれています。また、光明皇后の安産を祈願して建立されたことから、「子安の地蔵尊」あるいは「立江の地蔵さん」との俗称で古くより霊験のあらたかなことで知られています。

立江寺　信徒会館内が宿坊になっており、２００名まで宿泊可能です。毎日午後五時より 夕方のおつとめがあり、また、毎週土曜日は午後１時から護摩行にもどなたでも参加できます。

参拝の際には、昭和52年の本堂再建時に東京芸術大学教授ら40名余が描いた286枚の天井画も、ぜひご覧ください。

6.薬王寺

医王山 無量寿院 薬王寺は、四国八十八カ所第23番霊場であり、厄除根本御祈願所として全国にその名を知られています。また、高野山真言宗の別格本山でもあります。徳島県の南、太平洋に面した美波町にあり、四国八十八カ所中徳島県最後の霊場となっています。

薬王寺の近くにある薬王寺温泉宿坊　薬師会館が宿泊施設になっています。

薬師会館の隣りに薬王寺温泉があり、宿泊客はこの温泉を利用できます。また、食事は薬師会館内２階の「お食事処　仁」で、料理長自慢の料理を頂きます。





お寺に泊まるということは、普段では経験出来ないことです。 この経験が、自己の内面の成長へとつながります。ぜひ、お寺に泊まって体験してみてください。

素材提供：トリップアドバイザー