国指定重要文化財にもなっている「長床(ながとこ)」と、見事なイチョウで有名な会津・新宮熊野神社。 イチョウが色づく季節になったら、ぜひとも足を運んでみたいですね!
長床がいつ建てられたか正確にはわかっていませんが、その形式や技法から平安末期~鎌倉初期にはすでに建立されていたといわれています。 1611年に一度大地震で倒壊して3年後に再建されましたが、元の大きさより少し小さくなってしまいました。
昭和に入って国指定重要文化財となり、解体修理・復元工事が行われてかつての雄姿を取り戻しました。
新宮熊野神社の拝殿としてだけでなく、修験者が厳しい修行をするための道場としても使われていたのだとか。 壁も扉もないところで真冬の修行なんて、考えただけでも体が冷えそうですね…
直径1尺5寸(約45cm)の円柱が、等間隔に5列並んでいます。
黄金の「イチョウのじゅうたん」が、長床を華やかに彩ります。
辺り一面が黄金色に輝くさまは、まるで神様のお告げのようです。
文殊菩薩が乗った獅子のおなかの下をくぐると、長寿や学問成就などのご利益が得られるといわれています。
受験生などにとても人気が高いそうですよ!
1.新宮熊野神社「長床」とは?
昭和に入って国指定重要文化財となり、解体修理・復元工事が行われてかつての雄姿を取り戻しました。
新宮熊野神社の拝殿としてだけでなく、修験者が厳しい修行をするための道場としても使われていたのだとか。 壁も扉もないところで真冬の修行なんて、考えただけでも体が冷えそうですね…
2.新宮熊野神社「長床」の見どころ
拝殿 (長床)
http://www.mukaitaki.com/photograph/nagatoko/text/20061122nagatoko2430.html
寝殿造の立派な拝殿を支えている、44本もの太い柱たち。 直径1尺5寸(約45cm)の円柱が、等間隔に5列並んでいます。
境内のイチョウの木
http://urabandai-kougen.com/?p=5945
長床の前にあるイチョウの巨木は高さ約30m、根元の周りは8.1m、樹齢はおよそ600年にもおよび、喜多方市の天然記念物に指定されています。 黄金の「イチョウのじゅうたん」が、長床を華やかに彩ります。
http://soresia.jp/tag/%E9%8A%80%E6%9D%8F/
見ごろを迎える11月中旬には、幻想的なライトアップが楽しめます! この写真では、ライトアップされたイチョウを拝殿の内側から見ています。 辺り一面が黄金色に輝くさまは、まるで神様のお告げのようです。
宝物殿
http://www7.plala.or.jp/tabitabi/FirstFiles/Fukushima/Fukushima01/Aizu02.html#An…
宝物殿そのものの規模は小さめですが、ここに展示されている「木造文殊菩薩騎獅像」(県指定重要文化財)が有名です。 http://www.panoramio.com/photo/113711118
「三人寄れば文殊の知恵」という言葉にもあるように、文殊菩薩は知恵をつかさどる菩薩様です。 文殊菩薩が乗った獅子のおなかの下をくぐると、長寿や学問成就などのご利益が得られるといわれています。
受験生などにとても人気が高いそうですよ!
3.新宮熊野神社「長床」を訪れた人の声
喜多方、新宮熊野神社にある長床…銀杏の葉の自然の絨毯は風情があっていいね pic.twitter.com/lQMToDZcLt
— IGA (@kupazin) 2014, 11月 30
極上の会津に、会いに来ました。 長床・ライトアップ。 福島県喜多方市・新宮熊野神社にて。11/22撮影…☆ pic.twitter.com/N5MVgQPYQP
— singlikens (@singlikens) 2014, 11月 22
新宮熊野神社・長床(喜多方市) 秋に見られるイチョウのじゅうたんで有名な長床ですが、夏に訪れても、とても清々しく気持ちの良い場所です。 #Aizu #会津 #ATIC pic.twitter.com/G0V4Rir5xl
— ATIC (@AizuTouristInfo) 2014, 8月 31
4.新宮熊野神社「長床」についての詳細
■ 基本情報
- ・名称: 新宮熊野神社
- ・住所: 福島県喜多方市慶徳町新宮字熊野2258
- ・アクセス: JR喜多方駅よりタクシーで10分/磐越道会津若松ICから国道121号経由(約30分)
- ・拝観時間: 8:30~17:00
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 0241-23-0775(新宮地区重要文化財保存会)
- ・料金: 大人300円、高校生200円、中学生以下無料
- ・参考サイトURL: http://gokujo-aizu.com/areainfo/204