汐留を知れば楽しいこといっぱい。基本まとめ15選

近年急激にMargaret Shear様変わりした汐留。摩天楼が立ち並び都心からのアクセスも良く、観光にもうってつけ。そんな汐留には楽しく見て回れるスポットもいっぱい。昼でも夜でも目的に合わせてぜひ訪れたい汐留シオサイトです。

汐留といえば汐留シオサイト

汐留シオサイトは港区の汐留地区にできた、ビル群が並ぶ都内でも最大級の巨大な複合都市の事。高いオフィスビルやホテルにレストランなどの商業施設も加わり、地下通路やペデストリアンデッキと呼ばれる歩行者用通路でつながる一大都市を築きあげました。

汐留の歴史。最初の鉄道新橋駅がこの地にあった！

1872年、日本で最初の鉄道路線の起点として、ここに当時国鉄の新橋駅ができ、東京のターミナル駅として活躍しました。鉄道唱歌に残る新橋駅とはここのことです。今でもここには０哩標識が建てられ、残されています。

当時は駅の事を停車場と呼んでいました。その跡地は現在国の史跡に指定されています。2003年にはその旧新橋停車場を復元した建物が建てられ、鉄道歴史展示室となっています。

その後の経過および再開発。

やがて、今の東京駅にターミナル駅としての機能が移り、新橋駅は汐留駅と名前を変え、貨物駅へと姿を変えました。しかし貨物輸送もトラックや飛行機に移り、1986年鉄道による貨物輸送が廃止され汐留駅も閉鎖となりました。

その後1987年に国鉄が分割民営化され、JRが発足。旧国鉄所有の敷地は売却されることになりました。そして1995年からこの地の再開発計画が始まり、高層ビルが次々と竣工し、ゆりかもめも開通。今現在の姿となりました。

ビジネスとして好立地の汐留

大企業の本社が立ち並ぶ

官民協働型で街づくりを進めてきた汐留シオサイトでは大手企業による高層ビルの建設が次々と進み、都内でも日本を代表する企業の本社が集まる地域となりました。

また多数のホテルや商業施設もオープンし、丸ノ内や霞が関などのビジネスや行政とも隣接しているため、利便性に富んだ好立地となっています。

多彩なアクセス手段。および東京中心からの近さ

JR山手線の新橋駅と浜松町駅の間にある汐留は交通機関も多彩で便利。新橋駅・浜松町駅からは徒歩でも1,2分。地下鉄だと都営浅草線、都営大江戸線を使うと直接汐留駅に到着します。

車の場合は首都高速環状2号線の汐留インターチェンジで降りるとすぐ。また丸ノ内方面からは約6分、霞が関方面からだと約4分で到着します。

イベントなどもある訪れてみたいオフィスビル

パナソニック本社（リビングショウルーム東京）

パナソニックによる暮らしを豊かにするお客様とのコミュニケーションの場にと作られたショウルームです。1階はリフォームパーク、2階はあかりと電気設備のフロア、そして3階にはキッチン・水まわりと内装収納のフロアに分かれています。

自宅に設置した場合のイメージがしやすいような展示や、体験動画などもあります。また子供連れで訪れてもゆっくり見て回れるよう、キッズルームも完備されています。

日テレタワー

日本テレビの社屋である日テレタワーには、観光客も楽しめる日テレPLAZAがあります。地下2階から地上2階までで気軽に楽しめるお店などが入っています。地下2階にはテレビ番組のオリジナルグッズのお店があり、ここだけしかないレアな商品もあります。

2階には日テレ大時計と呼ばれている宮崎駿氏デザインのからくり時計があります。高さが12m、横幅が約18mの巨大なもので、見ごたえがあります。ぜひ稼働時間をチェックしてから行ってみるといいですね。

汐留メディアタワー

汐留にそびえる3角形の高層タワー。34階のフロアがあり、共同通信社の本社が入っています。24階から上部はパークホテル東京になっていて、見晴らしの良い滞在が期待できます。

1階～3階にはニュースアートと呼ばれる、同通信社が持っている貴重な資料をアート風に展示する文化の交流施設になっています。1階には過去の展示風景フォトオアシス、2階は年代別に並べたメモリアルワールド、3階をギャラリーウォークと呼び、無料で誰でも入って見学できます。

文化発信の地でもある汐留

劇団四季「海」

電通本社ビル「カレッタ汐留」の中の文化施設に、劇団四季が公演する専用劇場、電通四季劇場「海」があります。客席は2階建ての1216席。ステージの躍動感がひしひしと伝わってくる、そんな設計になっています。

オープンは2002年、『マンマ・ミーア』が演じられ人気を博しました。その後『オペラ座の怪人』や『ウィキッド』などが上演され、ミュージカルを楽しめる劇場です。

日本初の広告資料館「アド・ミュージアム東京」

日本で唯一の広告博物館で、カレッタ汐留の地下1階と2階にあります。常設展示では江戸時代から現代までの広告に関する展示があり、その内容から世の移り変わりが見て取れます。また見る人によって、その時代時代の展示が懐かしさを甦らせてくれます。

無料で入ることができるこの施設では、定期的に企画展も開催されていますので、汐留を訪れた際には立ち寄って覗いてみるといいですね。

イタリア公園

面積約3600㎡の本格的なイタリア式公園。「日本におけるイタリア2001年」を記念して寄贈されました。「ミロのヴィーナス」などイタリア製の彫刻が12体あり、「泉」の彫刻がある噴水は爽やかな潤いを与えてくれます。

園内には芝生広場や、ベンチも設置されています。オフィス街からは少し離れているので、人通りも多くなく、静かでくつろげる憩いの場です。

汐留のホテル

コンラッド東京

ヒルトン系列の最高級ブランド、コンラッドの汐留にあるラグジュアリーホテル。広々としたベイビューのお部屋からは、浜離宮恩賜庭園が一望でき、夜にはレインボーブリッジやお台場の東京湾周辺の夜景が窓いっぱいに映し出されます。

ホテルヴィラフォンテーヌ東京汐留

汐留住友ビル内にあるハイグレード・ビジネスホテル。空港や都心からのアクセスも良く、とても便利で、朝食付きなのもうれしいサービス。ロビーは開放感溢れる高さ40メートルの吹き抜けになっており、圧巻です。

高層階からの眺め大満喫の食事

Fish Bank TOKYO

42階建て汐留シティセンターの41階にあるフレンチのレストラン。新鮮な魚介類をモダンテイストに味わい深い料理で提供してくれます。昼は遠くまで見渡せる景色を楽しみながらのランチ、夜はキラキラの宝石箱を眺めながらのラグジュアリーなディナーが楽しめます。

BiCE TOKYO

カレッタ汐留の最上階にあるミラノ発の老舗イタリアンレストラン。全38テーブルのうち16テーブルが窓際にあり、素晴らしい眺めと共に、高級イタリアンをいただくことができます。

また店内ではアーティストによる展示会も行われており、素敵なアート作品に窓からの素晴らしい眺め、美味しい料理と幾重にも楽しめるレストランです。


素材提供：トリップアドバイザー