幕末の志士！高杉晋作ゆかりの地を下関観光！歴女も満足♪おすすめスポットを紹介します！

幕末には多くの志士たちが、それぞれの思いを胸に活動をしていました。そんな志士たちの中でも特に人気の高いのが高杉晋作です。

1　高杉晋作とは

高杉晋作の生涯は激動と言っても良いほどでした。長州藩に生まれた彼は、尊王攘夷運動に身を投じ、奇兵隊を結成します。下関戦争後の講和会議では毅然とした態度で交渉に臨み、彦島の租借を見事取り下げることに成功します。
27歳でこの世を去った高杉晋作。その人生は劇的で、多くの作品でも取り上げられています。大河ドラマ「坂本龍馬」はもちろん、2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」にも登場しています。

短い生涯ではありましたが、多くの歴史ファンの心を掴んで離さない高杉晋作。そんな高杉晋作のゆかりの地を巡る旅に出かけてみませんか？

2　高杉晋作の魅力

幕末の志士の中でもファンが多い高杉晋作。その魅力はどこにあるのでしょうか。それはやはり、子動力にもあるのかもしれません。
初代日本総理大臣である伊藤博文は、高杉晋作の弟分として傍で行動することが多かったといいます。そんな伊藤博文が高杉晋作を「動けば雷電の如く 発すれば風雨の如し､衆目駭然､敢て正視する者なし｡」と称しています。動けば雷のように、言葉を語ればまるで嵐のように激しく、多くの人はただ驚いてしまって正視する者もいない、という意味になるそうです。その行動力は凄まじく「これから先、必ず軍艦が必要になる」という判断から、一文も持っていないのに無断で軍艦を購入したり、下関戦争の講和条約の席で不利な条件を躱すために古事記を読み上げたり…と伝説的なエピソードも。こういった行動力に、惹かれる人も多いのではないでしょうか。

3　高杉晋作に会いにいこう！

そんな魅力たっぷりの高杉晋作に浸ることができるおすすめのスポットを紹介しますね。

東行庵

高杉晋作が眠るといわれる墓所があるのが東行庵です。結核で亡くなった高杉晋作は、遺言で奇兵隊の本拠地であるこの場所に葬って欲しいと言い残しており、その遺言に従って東行庵の地に埋葬されたそうです。
辞世の句は有名な「おもしろきことなき世をおもしろく」です。

長州砲台跡

下関戦争で長州藩は海外の技術力・兵力の差に圧倒されます。長州藩が置いた砲台は呆気ないほど簡単に占拠され、高杉晋作ら長州藩士は海外と日本の差を身を以って思い知ることになったのでした。

長府博物館

長府博物館の前身は、吉田松陰・品川弥二郎の遺志を受け継いだ桂弥一が有名無名の志士たちを顕彰するために設立した長門尊攘堂であると言われており、幕末志士に関する様々な資料が展示・収集されています。

奇兵隊陣屋跡

東行庵からほど近い場所にある奇兵隊陣屋跡。高杉晋作が作った。身分に拘らない戦闘部隊である奇兵隊が訓練をした宿舎がここにあったそうです。日本の未来を思って集った人々は、どんな思いで訓練に明け暮れたのでしょうか。

青春交響の塔

幕末の時代、坂本龍馬は高杉晋作と運命的な出会いを果たします。高杉晋作は短命でこの世を去った為に、二人の友好関係は短いものでしたが、その友情を象徴する塔が下関には残されています。

幕末志士の中でも人気の高い高杉晋作。今度の旅行は、彼の足跡を辿りながら下関を巡ってみましょう！