群馬県にある「積善館（せきぜんかん）」をご存知でしょうか？あの大人気のジブリ映画『千と千尋の神隠し』のモデルと言われているこの旅館の内外には、どこか懐かしく幻想的な風景が広がっています。実際に映画製作の直前、宮崎駿監督がこの旅館を訪れたのだそうですよ。積善館とは？
Kentaro Ohno
群馬県吾妻郡中之条町、いわゆる「四万温泉」の温泉旅館です。積善館は本館、山荘、佳松亭の個性の異なる3つの施設を有しており、中でも本館は元禄4年（1692年）に建てられた”日本最古の湯宿建築”と伝えられています。320年以上もの歴史がある温泉旅館、どんなところか気になりますよね！下記でその魅力をたっぷりとお伝えします♪
映画・歴史好きは必見！
Haya_BS
有名なのは先述した『千と千尋の神隠し』の油屋のモデルとなったという話です。本館へ向かう赤い橋や、広くて少し複雑な館内、本館から隣の山荘へと続くトンネルの廊下…ぜひ、映画をもう一度ご覧になってから訪れてみてください！また、吉永小百合さん主演の映画『天国の駅』のロケ地としても使われたことがありますので、ご存知の方はハッと気づかれるかもしれません。貴重な建物は群馬県の指定文化財にも登録されています。
見どころ・関連情報など
4つのお風呂を堪能
Haya_BS
「四万温泉」の語源は4万もの病を治癒してくれるほどのお湯、ということにちなんでいるのだそうで、こちらの温泉は泉質が良いことでも有名です。ネット上では「娘のアトピーが治った」という口コミも見られました。お風呂は本館に「元禄の湯」と「岩風呂」、山荘に2カ所の「山荘の湯」、佳松亭に「森の湯」があります。（他に予約制の貸切風呂もあります）例えば本館に宿泊していても、4つのお風呂を自由に楽しめるのが嬉しいポイントです♪
昭和5年に建てられた有名な「元禄の湯」は当時の姿がそのまま残されており、大正ロマンが感じられる貴重なお風呂です。
お部屋の種類は？
Haya_BS
山荘と佳松亭は後から昭和時代に増築されたもので、比較的新しく設備なども整っています。その分、本館と比べると値段設定が高めのようです。館内では基本的にはセルフサービスのため、布団の用意は自身で行います。本館、山荘、佳松亭とそれぞれに特徴がありお値段も幅広いので、目的に合ったプランが見つかると思います。1つ注意事項としてはバスタオルが有料なので、ご自身で持っていかれたほうが安心です！
大好評のツアーは必見！
.
宿のご主人が主催する館内歴史ツアーも必見です。昔の湯治の様子が聞けたり、お宿や四万温泉の歴史、時には映画のモデルとなったことについての話まで！とても興味の湧くお話が聞けます。お子様からご年配の方まで満足度の高いツアーなので、ぜひお時間があれば参加をオススメします☆訪れた人の声・写真
積善館、橋には湯ババは、居ませんでした。 ^_^ pic.twitter.com/FyAcM4ExFd
— Choco (@FVV5) 2015, 8月 16これが千と千尋のモデルとなった、積善館ですよ！ 雰囲気良かったです！！！ pic.twitter.com/p7ZVhNSotg
— 舟田旭(Asahi) (@asahisanABC) 2015, 8月 14本日の宿に到着！歴史ある積善館！ジブリ映画の「千と千尋の神隠し」のモデルにもなってるし、こち亀でも登場しています！恋人さんのリクエストでギリギリ予約取れた所！めっちゃ歴史を感じる造りです！ pic.twitter.com/AKv6bZujt0
— 神威蔵人 (@Camucamu_Metis) 2015, 8月 12積善館、千と千尋の～、噂どおりの情緒ある湯宿です♨ 近くを流れる清流四万川も癒されます
この記事に関係する
