大名が指定する時計師がつくった精巧な時計。掛け時計や置き時計、印籠時計、香盤時計、和前時計など多種多様です。思ったより小さな博物館ですが、時計好きの人なら必ず興奮するような、時計がズラリと並んでいます。時計離れの現代だからこそ大切にした昔の時計文化が味わえます。
大名時計博物館は陶芸家であった上口愚朗のコレクションである数々の大名時計が展示されている博物館です。上口氏は勝山藩の下谷屋敷跡に自分の時計コレクションの保存会を設立し、二代目の上口等がその地位を後に受け継ぎました。この大名時計博物館はこの二代目の上口氏が設立したものです。江戸時代の大名お墨付きの時計師が作った櫓時計や台時計などバリエーションが豊か。
大名時計というのは昔の大名お抱えの時計師たちが、長い時間をかけて制作した手作りの時計です。その技術や機構、材質は当時最高度のもので、この大名時計は美術工芸品として世界に誇る類まれな日本独特の時計です。 これらの時計はヨーロッパで当時使用されていた24時間の定時法ではなく、不定時法を用いたものでした。
時計のことを知るとちょっとした豆知識も得られます。例えば、「おやつ」。この言葉、普段何気なく使っていますが、実は「未の刻八つ」から由来しているのです。おやつは漢字に直せば「お八つ」となり、夏はだいたい2時半頃、冬は1時半頃のことを表します。
館内で売られている書籍のひとつに館報のバックナンバーがあります。現在では配管となっている館報も昔は大名時計を人々に伝える重要なツールだったようです。上口愚朗の息子である等氏が発行人となり、時計修理人の知識や知識人の寄稿などをもとに編集しています。
立派な壁に囲まれた屋敷のような雰囲気の大名時計博物館。敷地はかなり広くとってあります。昔からあった家なので、庭のスペースも広いです。江戸の藩主であった勝山藩の藩主の屋敷だった場所を使っているので、それなりの高級感があります。門を過ぎると東京都は思えないほどの緑豊かな日本庭園を見学できます。
昔のお江戸の大名が愛した大名時計の数々。昔は時計が普遍的ではありませんでしたので、時計は高級品だったのです。大名時計を見ながら江戸への思いを馳せるのもいいですね!
1.大名時計博物館とは?
大名時計博物館は陶芸家であった上口愚朗のコレクションである数々の大名時計が展示されている博物館です。上口氏は勝山藩の下谷屋敷跡に自分の時計コレクションの保存会を設立し、二代目の上口等がその地位を後に受け継ぎました。この大名時計博物館はこの二代目の上口氏が設立したものです。江戸時代の大名お墨付きの時計師が作った櫓時計や台時計などバリエーションが豊か。
2.どんな魅力が?
大名時計というのは昔の大名お抱えの時計師たちが、長い時間をかけて制作した手作りの時計です。その技術や機構、材質は当時最高度のもので、この大名時計は美術工芸品として世界に誇る類まれな日本独特の時計です。 これらの時計はヨーロッパで当時使用されていた24時間の定時法ではなく、不定時法を用いたものでした。
3.見どころ・お勧めポイント
「おやつ」についての興味深いことがわかる?
時計のことを知るとちょっとした豆知識も得られます。例えば、「おやつ」。この言葉、普段何気なく使っていますが、実は「未の刻八つ」から由来しているのです。おやつは漢字に直せば「お八つ」となり、夏はだいたい2時半頃、冬は1時半頃のことを表します。
館内で売られている大名時計博物館館報のバックナンバー
館内で売られている書籍のひとつに館報のバックナンバーがあります。現在では配管となっている館報も昔は大名時計を人々に伝える重要なツールだったようです。上口愚朗の息子である等氏が発行人となり、時計修理人の知識や知識人の寄稿などをもとに編集しています。
東京都は思えないほどの鬱蒼(うっそう)とした場所
立派な壁に囲まれた屋敷のような雰囲気の大名時計博物館。敷地はかなり広くとってあります。昔からあった家なので、庭のスペースも広いです。江戸の藩主であった勝山藩の藩主の屋敷だった場所を使っているので、それなりの高級感があります。門を過ぎると東京都は思えないほどの緑豊かな日本庭園を見学できます。
4.口コミ
大名時計博物館 pic.twitter.com/SNvM3TSVH8
— あんみん(仮)@制服至上 (@AntibhKujoh) 2015, 9月 13
@re_phoria_2 大名時計博物館ですか!なかなかマニアックですね!たぶん夏はお休みしてると思います…!
— 成縞 (@nasujima6) 2015, 8月 17
地図を見てたら全生庵の近くに「大名時計博物館」なるものを発見。夏期7月1日~9月30日休館ってすごいなw今度行ってみよう。
— R (@1815_1922) 2015, 8月 14
5.詳細 ・基本情報
■ 基本情報
- ・名称: 大名時計博物館
- ・住所: 東京都台東区谷中2-1-27
- ・アクセス:鉄道:JR 鶯谷駅→徒歩4分バス:東西めぐりんバス 寛永寺→徒歩3分
- ・営業時間: 午前10時〜午後4時
- ・定休日: 月曜日
- ・電話番号: 03-3821-6913
- ・料金: 300円
- ・公式サイトURL: http://burari2161.fc2web.com/daimyoudokei.htm
昔のお江戸の大名が愛した大名時計の数々。昔は時計が普遍的ではありませんでしたので、時計は高級品だったのです。大名時計を見ながら江戸への思いを馳せるのもいいですね!