マレーシア・首都クアラルンプールの西、クランKlang(セランゴール州)で生まれたバクテー(肉骨茶)。豚肉を大蒜や八角、玉竹などがたっぷり入った中国醤油で時間をかけて煮込んだ伝統料理です!バクテー鍋を囲んで家族や仲間で団欒する姿がホノボノですね♪
クランのバクテーは小皿に盛られたタイプが中心ですが、Restaurant Yap Bengのバクテーはクレイポッドと呼ばれる土鍋タイプが主流。みんなで一つの鍋をつつき合います。「排骨(骨付きバラ肉)!」「大痩(赤身肉)!」と、豚肉のパーツでご注文ください。
オススメはドライバクテー。中国の薬膳とスルメの入った芳醇な濃いめの醤油で調理された豚バラ肉、オクラ、唐辛子のハーモニーが絶妙です。土曜日か日曜日に来店すると、甘酸っぱい豚足も堪能することができます♪
夕方になると道路にもテーブルが用意され、たった一人のシェフがすべてのお料理をテキパキと仕上げていく様はお見事です。「混んでるね~。入る?入らない?どうする?」の会話は必要ありません。安心してください! だってお客様で溢れていても、その回転は驚くほど速いのです♪
スタッフは様々なお料理をすすめますが、いろいろな部位が入ったチャンプルーのバクテーがリーズナブルでオススメ。座るとすぐにサーブされる油揚げを”Sin Kee Bah Kut Teh”自慢の絶品スープでひたひたにしてお召し上がりください。濃厚な味わいがお口いっぱいに広がります。
サンダカンで20年以上続く優良店。開店と同時に満席となることが多いですが、古くからの常連客は待つことを厭いません。シェフが毎朝マーケットで仕入れる新鮮な魚と豚肉が、味のクオリティーを保っているからです。辛いスープをすすめられるのでチャレンジしてみてくださいね!最高ですから♪
サンダカンのスズキの一種アイゴはサバ洲でもっとも美味しい魚。その白身は柔らかく味わい深いです。独特の臭みがあって調理の難しいアイゴを、春玉ねぎ、生姜、胡椒でさらに甘く美味しく上品に変身させます。”Nam Chai Bah Kut Teh”のシェフの凄腕に脱帽です。
濃いめのスープが運ばれてきた時は思わず、その色合いに「辛いかな?塩味っぱいかな?」と想像してしまいますが、スープをたっぷり吸った豚バラ肉とモツ肉を口に運ぶとビックリ。薄味の中に深いコクと甘味が閉じ込められていたことがわかり思わず笑顔に・・・!
豆乳でつくったバクテーを楽しめるのはクアラルンプールでも限られています。白濁したスープの中に鼻孔をくすぐる薬膳の香り漂うヘルシー感いっぱいの逸品です。豚足もお試しあれ♪
“Song River Cafe”のバクテーはクリアバクテー、丁寧に灰汁をとった透き通った透明度の高いスープが特徴です。土鍋の淵からあふれそうな湯葉とプリプリ肉団子。唐辛子と大蒜をたっぷりいれたつけ醤油でここだけのバクテーを堪能してくださいネ。
ジョージタウンの中心部からはバスで出かけましょう。バス停を降りて歩くしばらく歩くガーニー通りでは、沖合を渡る船を眺める二人連れがとても素敵です♪
島の南西部Kuah(クア)タウンで20年以上続くローカルに愛され続けてきたバクテー専門店。毎晩遅くまでお客様がひっきりなしに訪れます。たくさんのハーブとスパイスで豚バラ肉を下ごしらえ、注文があると小分けにし野菜を入れ仕上げます。店先まで漂うハーブの香りがたまりません♪
ごはんに味噌汁ぶっかけて…お母さんに叱られますね(笑)。でもここではスープをご飯にかけて食べてください。だってそれが一番美味しいんだから。スープが足りなくなったらお代わり自由も嬉しいですよね!付け合わせも豊富ですが、店名のフカヒレはありませんのでご注意ください(笑)♪マレーシアの庶民の味バクテー、日本人にとっての”肉じゃが”や”お芋の煮っ転がし”のような存在なのでしょう。マレーシアのおふくろの味、とっても奥が深いですネ♪
1 Restaurant Yap Beng
わたしのオススメ度:★★★★★
https://tbwlbites.files.wordpress.com/2015/07/20131103_094051.jpg
豚肉はイスラム教徒は食べません。バクテーが大好きなのはマレーシアの約24%を占める中国系マレーシア人と観光客だけ。クランでNo1と噂される”Restaurant Yap Beng”はパンダマン地区の住宅街の一角。迷ったら「イェッ ベン?」と地元の方にお尋ねください、誰もが知っている名店です!クランのバクテーは小皿に盛られたタイプが中心ですが、Restaurant Yap Bengのバクテーはクレイポッドと呼ばれる土鍋タイプが主流。みんなで一つの鍋をつつき合います。「排骨(骨付きバラ肉)!」「大痩(赤身肉)!」と、豚肉のパーツでご注文ください。
オススメはドライバクテー。中国の薬膳とスルメの入った芳醇な濃いめの醤油で調理された豚バラ肉、オクラ、唐辛子のハーモニーが絶妙です。土曜日か日曜日に来店すると、甘酸っぱい豚足も堪能することができます♪
■ 基本情報
- ・名称:Restaurant Yap Beng
- ・住所:Pt 20177B, Lorong Nipas, Bandar Baru Pandamaran, Klang, 42000
- ・営業時間:7:00~21:00
- ・定休日:なし
- ・電話番号:+60 12 233 8757
2 Sin Kee Bah Kut Teh
わたしのオススメ度:★★★★★
http://chillout-soulout-freakout.blogspot.jp/2015_05_01_archive.html
マレーシアはサバ州の州都コタ・キナバルの中心地。フリーマーケットで有名なガヤ通り、マレーシア原産のサバ紅茶・サバ珈琲のショッピングを楽しんだら、海側へ1本入ったパンタイ通りを歩いてみてください。コタ・キナバル大通りと交わるコーナーを探すと、ほーら見えてきましたよ。夕方になると道路にもテーブルが用意され、たった一人のシェフがすべてのお料理をテキパキと仕上げていく様はお見事です。「混んでるね~。入る?入らない?どうする?」の会話は必要ありません。安心してください! だってお客様で溢れていても、その回転は驚くほど速いのです♪
スタッフは様々なお料理をすすめますが、いろいろな部位が入ったチャンプルーのバクテーがリーズナブルでオススメ。座るとすぐにサーブされる油揚げを”Sin Kee Bah Kut Teh”自慢の絶品スープでひたひたにしてお召し上がりください。濃厚な味わいがお口いっぱいに広がります。
■ 基本情報
- ・名称:Sin Kee Bah Kut Teh
- ・住所:26 Jalan Pantai, Kota Kinabalu
- ・アクセス:センターポイント・サバから徒歩10分
- ・営業時間:16:00~23:00
- ・定休日:なし
- ・電話番号:+60 17 764 6667
- ・公式サイトURL:https://www.facebook.com/sinkeebkt
3 Nam Chai Bah Kut Teh
わたしのオススメ度:★★★★★
http://jacklyndreamscometrue.blogspot.jp/2011/02/sandakan-seafood-bah-kut-teh.html
コタ・キナバルから300㎞東部にあるサンダカン、山崎朋子の小説「サンダカン八番娼館」で知られるようになりました。映画化され、主演の栗原小巻さんもバクテーが大のお気に入り。サンダカンのバクテーはシーフードがおすすめ。エビのバクテーならここ”Nam Chai Bah Kut Teh”がいちおしです!サンダカンで20年以上続く優良店。開店と同時に満席となることが多いですが、古くからの常連客は待つことを厭いません。シェフが毎朝マーケットで仕入れる新鮮な魚と豚肉が、味のクオリティーを保っているからです。辛いスープをすすめられるのでチャレンジしてみてくださいね!最高ですから♪
サンダカンのスズキの一種アイゴはサバ洲でもっとも美味しい魚。その白身は柔らかく味わい深いです。独特の臭みがあって調理の難しいアイゴを、春玉ねぎ、生姜、胡椒でさらに甘く美味しく上品に変身させます。”Nam Chai Bah Kut Teh”のシェフの凄腕に脱帽です。
■ 基本情報
- ・名称:Nam Chai Bah Kut Teh
- ・住所:GF,No.1 Block D, Bandar Nam Tong, Sandakan
- ・アクセス:Bandar Nam Tung8通りからすぐ
- ・営業時間:8:30~21:00
- ・定休日:月曜日
- ・電話番号:+60 89 612 603
4 Sun Hong Muk Koot Tea
わたしのオススメ度:★★★★☆
ペルジャヤ・タイムズ・スクエアが広がるKLモノレールインビ駅から歩いてすぐ、クアラルンプールで知る人ぞ知る有名店です。外国人観光客が多いので店内はとても清潔、アジアの屋台感はありません。日本語メニューもあるのでバクテー初心者でも安心。濃いめのスープが運ばれてきた時は思わず、その色合いに「辛いかな?塩味っぱいかな?」と想像してしまいますが、スープをたっぷり吸った豚バラ肉とモツ肉を口に運ぶとビックリ。薄味の中に深いコクと甘味が閉じ込められていたことがわかり思わず笑顔に・・・!
豆乳でつくったバクテーを楽しめるのはクアラルンプールでも限られています。白濁したスープの中に鼻孔をくすぐる薬膳の香り漂うヘルシー感いっぱいの逸品です。豚足もお試しあれ♪
■ 基本情報
- ・名称:Sun Hong Muk Koot Tea
- ・住所:35, 37 & 39 Medan Imbi, Kuala Lumpur
- ・アクセス:KLモノレール Imbi駅より徒歩10分
- ・営業時間:5:00~24:00
- ・電話番号:+60 03 2141 4064
5 Song River Cafe
わたしのオススメ度:★★★★☆
クアラルンプールから北西約350㎞にあるマレーシアの一大リゾート地ペナン島。マレー半島を昇る朝日を眺めながらぜひ訪れたい”Song River Cafe”。ホテルで美味しいバクテーが食べたいんだけど、と尋ねると必ず紹介されるペナン随一の老舗です。“Song River Cafe”のバクテーはクリアバクテー、丁寧に灰汁をとった透き通った透明度の高いスープが特徴です。土鍋の淵からあふれそうな湯葉とプリプリ肉団子。唐辛子と大蒜をたっぷりいれたつけ醤油でここだけのバクテーを堪能してくださいネ。
ジョージタウンの中心部からはバスで出かけましょう。バス停を降りて歩くしばらく歩くガーニー通りでは、沖合を渡る船を眺める二人連れがとても素敵です♪
■ 基本情報
- ・名称:Song River Cafe
- ・住所:No. 65, Persiaran Gurney, 10250, George Town, Pulau Pinang, 10250
- ・アクセス:ビルマ通りとコンコルディア通りに挟まれたガーニー通り沿い
- ・営業時間:7:00~15:00
- ・定休日:なし
6 Restaurant Shark Fing
わたしのオススメ度:★★★★☆
マレーシア北西部のアンダマン海に浮かぶランカウイ島にはマスリの伝説など数々の伝説が残されています。ランカウイモールで20年以上続く肉骨茶専門店、”Restaurant Shark Fing”もいつか伝説となること間違いなしの旨さです!島の南西部Kuah(クア)タウンで20年以上続くローカルに愛され続けてきたバクテー専門店。毎晩遅くまでお客様がひっきりなしに訪れます。たくさんのハーブとスパイスで豚バラ肉を下ごしらえ、注文があると小分けにし野菜を入れ仕上げます。店先まで漂うハーブの香りがたまりません♪
ごはんに味噌汁ぶっかけて…お母さんに叱られますね(笑)。でもここではスープをご飯にかけて食べてください。だってそれが一番美味しいんだから。スープが足りなくなったらお代わり自由も嬉しいですよね!付け合わせも豊富ですが、店名のフカヒレはありませんのでご注意ください(笑)♪
■ 基本情報
- ・名称:Restaurant Shark Fing
- ・住所:267.Langkawi Mall, Dindong, Pekan Kuah
- ・アクセス:空港からクアタウンへ直進約1.5m、メイン通り沿い右手
- ・営業時間:16:30~22:00
- ・定休日:不定休
- ・電話番号:+60 49 661 672