東京の立川市にある諏訪神社とは？魅力を知って参拝しよう

諏訪神社といえば、長野県諏訪市にある諏訪大社をどなたもが思い浮かべられることでしょう。
御柱祭りで有名な神社ですね。とても魅力的な神社ですが、諏訪まで行くにはちょっと遠いな、という方。東京都のベッドタウン、立川市でも諏訪神社にお参りすることができますよ。

１．「諏訪神社」とは？

東京都立川市に鎮座する諏訪神社は、今から１２００年も前に長野県の諏訪大社を勧進して祀られた、大変歴史の古い神社です。ご祭神は大国主神（おおくにぬしのかみ）の子供である建御名方神（たけみなかたのかみ）をお祭りしています。

４００年ほど前の野火や近代になってからの放火で焼失しましたが、その後再建され現在に至っています。

２. どんな魅力が？

立川という都心からのアクセスが便利な街にあって、多くの緑に囲まれている諏訪神社は、参拝客の人々にとって癒しの場になると思います。
そして、この街中にこんな広い境内が？と思われることでしょう。

また、夏には例大祭が行われ、たいへん熱く賑やかな夏祭りの雰囲気に浸ることができます。

３．見どころ・お勧めポイント

立川夏まつり

例大祭では、８基の御神輿と１１台の山車が立川の街中を練り歩く勇壮なお祭りです。
もちろん、神社の境内にはお菓子や玩具の露店が所狭しと並びますから、２学期を間近に控える子供たちにとっては、夏休み最後のお楽しみイベントでしょう。

そうそう、いまではすっかり珍しくなったお化け屋敷も出てくるそうですよ。

奉納相撲・獅子舞

こちらも例大祭で行われる行事ですが、奉納相撲は２００年以上もの歴史をもっています。
幼稚園児や小学生のかわいらしい相撲がみられるかと思えば、大学生による迫力満点の相撲も見られます。
年配者が目隠しをして行う滑稽な相撲も見ものです。

また、獅子舞は立川市の指定無形文化財に指定されている、貴重なものです。

骨董市

諏訪神社の境内を使って、毎月一回骨董市が開かれています。
古い陶器やら、昭和初期や大正、いやもしかしたら明治時代？の古い道具（ものによってはなんに使うのかサッパリ判りません）やら、はたまた博物館にでも置いた方が良いのでは？と思うような古い雑誌。

お店の方には申し訳ありませんが、見ているだけで充分楽しめます。
珍しい道具や玩具を置いているお店もあるので、子供さんが居ても飽きないですよ。

■ 基本情報

・名称　　：立川・諏訪神社　多摩骨董市
・住所　　：立川・諏訪神社　境内
・開催日　：毎月第４日曜日（８月は休会）
・電話番号： 042-358-1156（実行委員会事務局「ガレージなかむら」）
・公式サイトURL： https://sites.google.com/site/tamakottouiti/

４．口コミ

立川駅南口から7～8分のところにあります。隣は「諏訪ノ森公園」で、自然の多いあるエリアです。立川の近くの街で育った私は子供の頃は「お諏訪さま」と言っていた記憶があります。結婚式場などもあり、地域に溶け込んでいる神社です。

毎年8月末に例大祭が行われます。訪れたのはその前日だったので、屋台の準備が始まるなど直前のお祭り気分でした。周囲は綺麗に掃除されていて、夜のにぎやかさとの対比が良かったです。

立川市民には一番親しまれている神社です。初詣や地元のお祭りはもちろん開催されていますが、その他にも、伝統の獅子舞や相撲なども披露されることがあります。結婚式やお宮参り、七五三などでは同じ敷地内で食事も取れます。

５．詳細