慶良間諸島は海が綺麗。もっと魅力がわかる慶良間諸島の基礎知識まとめ

沖縄本島からほど近い離島である慶良間（けらま）諸島で、きれいな海を満喫しよう！

1.慶良間諸島とは？

沖縄本島から約40km西側にある慶良間諸島には小さな島々が点在していて、その中でも有人島は5つとなっています。

慶良間諸島は、渡嘉敷村（とかしきそん）と座間味村（ざまみそん）の行政区で構成されていて、二つの村の人口を合わせても約1600人ほどの小さな諸島です。

2.慶良間諸島の魅力

慶良間諸島周辺の海域は、2005年11月に「慶良間諸島海域」としてラムサール条約に登録されました。
2014年3月には「慶良間諸島国立公園」として、日本で31番目の国立公園として指定も受けました。

これらの登録や指定の理由は、慶良間諸島海域に広がるサンゴ礁が高密度であることやザトウクジラの繁殖地であることなどがあげられます。

海のきれいさや海中の生物の多様さは慶良間諸島の宝となっています。

3.慶良間諸島の歴史

沖縄本島の西側にあるという点で、琉球王朝時代には中国からくる船の監視などの役割があった島々でした。
また、第二次世界大戦の末期、沖縄地上戦が行われた際には真っ先に激しい地上戦に晒された島々でもあります。

4.慶良間諸島に行ったら出来ること

慶良間諸島のおもな島

・渡嘉敷島（とかしきじま）
　慶良間諸島で一番面積の広く、渡嘉敷村に属している島です。
島内には「阿波連（あはれん）ビーチ」と「渡嘉志久（とかしく）ビーチ」があり、どちらも白い砂浜が800mにもわたって広がっているきれいなビーチです。

国立沖縄青年の家がある島で、学校の宿泊研修のような行事でよく利用されます。


・座間味島（ざまみじま）
　慶良間諸島で二番目に広い島で、座間味村に属しています。
こちらも島内に「古座間味（ふるざまみ）ビーチ」と「阿真（あま）ビーチ」の2つのビーチがあります。
シュノーケリングも盛んでボートでいける無人島を拠点に潜ることもできます。

グラスボートなどもあるので、海に浸からずとも海の中のきれいさや色とりどりの魚屋サンゴ礁などを見ることができます。


・阿嘉島（あかじま）
　慶良間諸島で三番目に広い島で、座間味村に属しています。
「北浜（にしはま）ビーチ」というビーチがあるので、海辺でゆっくりと過ごすことができます。
ちなみに沖縄の方言で「北」を「ニシ」と読むのでタイピングミスではありません。

阿嘉島は橋で、慶留間島（げるまじま）と飛行場のある無人島・外地島（ふかじしま）とつながっているので、レンタサイクルやタクシーで島めぐりしてみるのもいいでしょう。

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おすすめホテル

・ケラマテラス
渡嘉敷島にあるリゾートホテルです。大人向けのリゾートホテルとなっている為、15歳未満の方は宿泊することができない施設です。
客室はツインルームとロフト付きツインルームの2種類で、カップルで過ごすのにピッタリな客室です。

施設内には、コース料理が楽しめるレストランやバー、スパルームなどがありゆったりとした休日を過ごせます。

・シラハマアイランンズリゾート
座間味島にあるペンション風のホテルです。
客室は和室8室と洋室25室の合計23室で、好みに応じて予約することができます。
4名で泊まれる洋室もあるので、家族旅行の際に便利な宿泊施設です。
施設内にはレストランや居酒屋もあるので、食事に困ることもありません。

ホテルが企画しているマリンツアーのオプショナルツアーもあるので、申し込むことで気軽に海のアクティビティに参加する事ができます。


・自遊人の村　シードルン
阿嘉島にあるホテルです。
客室は洋室10室と和洋室が6室で合計16室あります。
洋室はツインルームとトリプルルームとなっていて、和洋室の客室は2部屋構成なので大人数でも宿泊が可能です。

港に近い分ビーチに行くには少し距離がありますが、ビーチへの無料送迎がサービスがあるのでとても便利です。

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おすすめ飲食店

・まーさーの店
沖縄そばやタコライス、グルクン（沖縄の県魚）のから揚げ定食など沖縄ならではのメニューが楽しめるお店です。
定番のカレーライスやとんかつ定食などもあるので旅先でちょっといつものメニューを食べたくなった方にもおすすめのお店です。

・座間味村漁協直売店
座間味村の漁協が営業しているお店です。
地元で採れた新鮮な魚介類を出しているお店で、マグロやカツオ、イラブチャー（アオブダイ）、イカなどの刺身や唐揚げを食べることができます。
また、沖縄風魚のてんぷらも売られています。

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おすすめイベント

・ホエールウォッチング
慶良間諸島周辺の海域はクジラが生息する海域でもあります。
そのため、毎年1月から3月にかけてはいろんな会社がホエールウォッチングツアーを開催しています。
天候の荒れなどで出航できない場合もありますが、出航できた場合はかなりの確率でクジラと遭遇することができます。

5.慶良間諸島へのアクセス

船

・那覇市・泊港→＜フェリーとかしき・70分＞→渡嘉敷島・渡嘉敷港
・那覇市・泊港→＜マリンライナーとかしき・35分＞→渡嘉敷島・渡嘉敷港

・那覇市・泊港→＜フェリーざまみ・1時間30分-2時間＞→座間味港・阿嘉港
・那覇市・泊港→＜クイーンざまみ・50分-70分＞→座間味港・阿嘉港

詳しくはこちら→とまりん（泊港）

ヘリタクシー

那覇空港や慶良間空港、渡嘉敷島ヘリポートなどを発着することができるチャーターヘリコプターです。

詳しくはこちら→アイラス航空