楽寿園は静岡県三島市にある森に囲まれた公園！その魅力とは

楽寿園はＪＲ三島からすぐのところにある森に囲まれた公園。元々は邸宅だったところを現在は市が管理しています。１６０種以上もの樹木がうっそうと生い茂り、野鳥が飛び交う姿も見られます。駅から徒歩５分という場所にありながら園内はとても静かで落ち着いた雰囲気。自然豊かな景観に心も癒されます。そのほかにも郷土資料館や可愛い動物にあえる広場や楽しい乗り物もあり、のんびりお散歩しながら楽しい時間を過ごすことが出来るんですよ☆

1.楽寿園とは

静岡県三島市が運営する有料の公園で、面積約72,768平方メートルです。楽寿園は、昭和29年3月20日に国の「天然記念物及び名勝」に指定されており、新たに平成24年9月24日、 「伊豆半島ジオパーク」のジオサイトとして認定されました。

園内には富士山からの溶岩、数多くの樹木や一年を通して湧出することは少なくなりましたが、清冽な湧水が見られます。

JR三島駅南口から近く、ちょっと散歩に出かけるには丁度良い感じの緑豊かな公園です。どうぶつ広場があり、間近にレッサーパンダやワラビーの愛らしい姿を楽しむ事ができます。週末にはポニーの乗馬体験もできるので、小さなお子さん連れも１日じっくりと遊べるのも嬉しいですね。季節によってイベントも盛り沢山！！夏は水遊びも可能なので、子供は水着をお忘れなく！！

森の中にあるメリーゴーランドや豆汽車、本物の蒸気機関車もあるのでお見逃しなく。

2.楽寿園の魅力

園内には溶岩がいたる所で見られます。溶岩は硬いため風化作用を受けにくく、土壌と水分はほとんどなく、植物の生育には極めて悪条件下にありましたが、自然に飛来した種子が発芽､生育と枯死をくり返しながら、ようやく生育した数々の樹木等が自然の森をつくりました。

森は自然林が残る三嶋大社域(三島市大宮町2-1-5)の約5,000平方メートルと共に、市街地にあって緑を提供してくれる貴重な存在です。楽寿園の自然は、すべて富士山の三島溶岩と関係を持つもので、この園でなければ観察できない極めて貴重な物が数多くあります。

富士山の御膝元で、駅に近いのですが非常に静かで穏やかです。国の名勝にも指定されている「楽寿園」は、大人も子供も楽しめるユートピア。野鳥も多く、本当に落ち着いて素晴らしいスポットなんです。赤富士といわれる、美しい花の山はボランティアの皆さんの傑作！！季節ごとに、花が異なるので細かくチェックしましょう。

ここはボランティア活動の人々の温かい支援で、自然がそのままに残されています。本当に見どころが多すぎて紹介しきれないくらい素晴らしいです。ここにはカメラは必需品ですからお忘れなく。

3.楽寿園の見どころ

小浜池

楽寿園の敷地内南側にある湧水によって形成される池です。蓮沼川（宮さんの川）と源兵衛川の起点となっていて、池の水位は季節によって変化し、降水量の多い夏期に増加、冬季に減少します。かつては三島湧水群を代表する水量を誇っていましたが、昭和37年頃から湧水の枯渇が続いており、工業用水の汲み揚げとの関係が指摘されています。

小浜池は、底の溶岩がむき出しになっていて満水になる事は少ないそうです。2011年にはいったん満水となり話題になりました。2015年にも満水になり、毎年ではないものの環境の変化でこの水位は変わってしまうようです。

満水になった時のじょの池の周辺との美しい木々とのコラボは、自然の大きさや素晴らしさを再発見することができます。

動物広場

小規模ですが、かわいい動物たちを飼育しています。どうぶつ広場では間近にレッサーパンダやワラビーなど見ることができ、土日祝日にはポニーの乗馬体験ができます。
また、メリーゴーランド、豆汽車の２機種が運行しているのりもの広場と１回１００円で楽しめる自動遊具があるちびっこ広場があります。

「さくら広場」「もみじ広場」「のりもの広場」「どうぶつ広場」「ちびっこ広場」、そしてちびっ子に人気の動物広場とたくさんの広場があります。可愛い動物との記念写真を撮影する人が多く、子供達も大喜びです。

すずめヶ池の方まで歩いていくと、本物のＳＬ列車が展示！！機関室へは自由に入ることが出来るので、自分で運転席に座り運転士気分が味わえます。

楽寿館

楽寿館は明治２３年、小松宮彰仁親王の別邸として建てられました。邸宅は、江戸時代に完成した数奇屋造りの様式を備え、京風建築のすぐれた手法を現在に伝える明治期の代表的な建造物であり、庭園と一体化するように構成されています。また、館内には帝室技芸員（現在の人間国宝にあたる）をはじめ、明治時代を代表する日本画家たちによる２１０面に及ぶ襖絵・杉板戸絵・天井画等が施されており、これらは、静岡県指定の文化財となっています。

この他に「万葉の森」では、万葉集にちなんだ草木が植えられていて、124種がここで元気な姿を見せています。小道の脇には、それぞれの草木にちなんだ和歌が書かれた立札があるので一句一句読んでいきましょう。万葉集に触れる機会は少なくなった現代人ですが「ちはやふる」のヒットで多くの若者が万葉集に触れています。

日本の伝統である和歌の素晴らしさと、自然のコラボを富士山を見ながら楽しんでみましょう。

4.訪れた人の声

5.場所

地図

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楽寿園の魅力は伝わりましたか？毎年秋には見事な紅葉が見られ、また森ではたくさんのどんぐりを拾うことが出来てお子さんたちにも大人気なんですよ♪また、５０年以上もつづく「菊まつり」の期間中は約６千鉢もの菊が園内を美しく彩ります。中でも目玉の「大型盆景」は毎年違うテーマで作られており、その豪奢な眺めはまさに圧巻の一言！建物の屋根部分まで花が飾られているんですよ♪これを見るために遠方から来る人も多いそう。爽やかな空気に満ちたとっても気持ちの良いおすすめスポットですので是非遊びに行ってみてください！