北海道のミルク王国「中標津（なかしべつ）」のオススメお土産5選！！

道東の玄関口である中標津町は酪農が盛んな北海道最大のミルク王国です。広大な牧草地に放牧された牛とその牧草地を規則正しく囲った格子状防風林のある牧歌的な風景がどこまでも続いています。

「ミルクロード」（北19号線）と名付けられた、広大な牧草地を横切る地平線まで一直線に延びた道路が中標津町の名物でもあります。早朝や夕方には乳牛たちがこの道路を横断したり、ミルクを乗せたタンクローリーが出荷のためこの道を走っていることからミルクロードと名づけられたそうです。

今回は乳牛たちのフレッシュで芳醇なミルクから作られたお土産をご紹介します♪

1.山本牧場の「養老牛放牧牛乳 WILD MILK」

 料理人の間でも関心が高いこだわり抜いた職人の感動ミルク「養老牛放牧牛乳 WILD MILK」。なんてったって“完全放牧”を貫いている山本牧場は、一年中、天候・昼夜問わず乳牛を放牧させ、餌は配合資料など一切与えず有機の牧草に限るといった今では数少ない飼育スタイルを取り入れています。

そして食の安全を守るため広大な牧草地も化学肥料散布に頼らず、雑草を1つ1つ手で摘んでいくというこだわりようです。低温殺菌処理により濃厚で甘いのに後味すっきり、草の香りも感じられそうな季節によって風味が異なる牛乳です。

数日置くとさらにこっくり、上積みがクリーム状になりこれまた美味♪牛乳瓶に紙キャップのパッケージが素朴で愛らしい、本物の生乳の旨みを堪能できます。

2.シレトコファクトリーの「シレトコドーナツ」

数々のメディアに取り上げられ話題沸騰中の「シレトコドーナツ」。ドーナツのリング状のところにひょっこり可愛いクマゴロンがポンっと埋まっていて、つぶらな瞳でこっちを見ているのがなんともキュート♡
山本牧場のWILD MILKを練りこんだ、素材にこだわった優しい味わいのドーナツです。

味は「北海道ミルク」「北海道かぼちゃ」「ココアチョコ」「チョコチップ」「塩生キャラメル」の5種類です。塩生キャラメルは自社養蜂のハチミツがふんだんに練りこまれています。私のイチオシは北海道ミルク味！中標津町の小さなドーナツ工房で毎日コツコツ手作りで焼き上げられています。

新千歳空港のシレトコスカイスイーツ（国内線ターミナル2F）では、チョコデコされた「シレトコドーナツwelcome北海道」（1つ390円）が【新千歳空港限定販売】で今飛ぶように売れています。どれも可愛い過ぎて一目惚れ、美味しすぎて食べるのがもったいないくらい、ハマってしまいますよ～♪

3.シレトコファクトリー「ジェラート・シレトコ」

中標津町の搾りたて新鮮ミルクを使った絶品ジェラートです。本場イタリア製のジェラートメイカーを使って舌触りの良いジェラートに仕上げています。

気になるフレーバーは「北海道ミルク」「知床のしお」「野いちご」「抹茶」「クリームチーズ」「コーヒー」「チョコチップ」「バニラ」どれにしようか迷ってしまいそうです。「知床のしお」は甘い・しょっぱいのあんばいがGOODで後味引く美味しさです！

地球が丸く見えるという開陽台天望台にある「カフェカイヨウダイ」では空気を含ませ練り上げた出来立てジェラートが味わえます♪看板メニューの「開陽台しあわせのはちみつソフトクリーム」も開陽台で採れたハチミツをソフトクリームにふんだんにかけたソフトクリームも評判です。

4.ラ・レトリの本物志向「飲むヨーグルト」

フランス語で「乳製品をつくる工場・お店」という意味をもつ「ラ・レトリ」。中標津空港から車で1分のところに赤い三角屋根のサイロに見立てた可愛らしい建物があります。香料・安定剤は使用しない無添加製法にこだわっているので、濃厚なのにのどごしが良く後味すっきり♪なんです。

さわやかな酸味と生乳本来の香りやうまみを引き出せるよう、中標津産の高品質な生乳の風味に適したタイプの乳酸菌を加え、じっくり時間をかけて発酵させて作ります。手間を惜しまない贅沢な味わいをお楽しみください。【おまけ】2ヶ月熟成のウォッシュタイプのチーズ「ブリック・ド・ナカシベツ」も好評です♪

5.標津羊羹本舗の「牧場まんじゅう みるく」

80年以上続く中標津の銘菓「標津羊羹」でお馴染みの標津羊羹本舗から白あんに中標津産のミルクとバターをたっぷり使った、しっとりとした食感と生乳の甘い風味が特徴のお饅頭です。化粧箱に入ってお饅頭1つずつが個包装なので、勤務先など配る数が必要なときに適している美味しいお土産です。

個包装のパッケージも可愛いんですよ♡上下水色のラインが入っていてミルキー色の袋の真ん中には「み・る・く」の文字が陣取り、左上に目がぱっちりの牛さんのお顔があります。コーヒーや紅茶、牛乳に合わせて食べたら鉄板の美味しさですね♪一人でぱくぱく何個も食べられてしまうほどです。


町民の数より乳牛の数が多いという中標津町はまさにミルク王国です。澄んだ空気と清らかな川、緑のじゅうたんが敷き詰められたかのような広大な大地に恵まれ、小さな町ながら最高のプロダクトを生み出しています。