熱帯や亜熱帯地域の河口などに青々と生えている植物を見たことがありますか。これらの植物は満潮になり、水ができるところに生えてくる植物でマングローブと呼ばれています。 マングローブという名前の植物は存在せず、このような河口に生えている植物を総称してマングローブといいます。そんなマングローブを日本でも見ることができます。
日本は温帯気候ですが、唯一、沖縄は亜熱帯気候です。沖縄本島北部の東村というところに慶佐次湾があり、そこにヒルギ林がひろがっています。ヒルギとはマングローブのことで、慶佐次湾のヒルギ林にはオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギの3種類のヒルギを見ることができます。
甲羅が赤く足が黒い「ベニシオマネキ」と呼ばれるカニや体全体が白い「ハクセンシオマネキ」と呼ばれるカニを見ることができます。小さなカニがたくさんいますが、たまに大きなカニも現れます。そのほかにもカワセミ、チュウサギなどの鳥類や、きれいなチョウチョや少々こわいウツボなど様々な種類の生き物が住んでいます。
気軽に亜熱帯植物を観察できる遊歩道がある公園。カヌーを楽しんでいるひとあり、くつろいでいるひとあり。それぞれに休日を楽しんでいるようでした。 以前来たときよりも、かなり整備が進んでいました。 残念ながら引き潮だったので、マングローブが水に浸かる様子はみられませんでしたので、また次回立ち寄りたいと思います。byふったご 遊歩道が整備されているので気軽に歩き回れます。歩道沿いにはカニが居るので、草をたらしてカニ釣りを楽しみました。幼児連れでも問題なく遊べる場所です。byktokh
慶佐次湾のヒルギ林とは?
慶佐次湾のヒルギ林の魅力
慶佐次川河口部の長さ約1キロメートル、幅約200メートルにわたってマングローブが広がっており、面積は10ヘクタールにも及びます。1959年12月6日、当時の琉球政府によって天然記念物に指定され、1972年5月15日の沖縄本土返却に伴って日本国指定の天然記念物となりました。慶佐次湾のヒルギ林の見どころ・おススメ
遊歩道
駐車場そばに展望台がありますが、せっかく訪れたのなら、是非遊歩道を散策してみてください。マングローブを上から眺めることができます。下を覗くとかわいらしいカニやまだ小さいヒルギを見ることができます。泥で足元を汚すことなくのんびりと自然を満喫できます。生き物
カヤック体験
カヤックに乗ってマングローブを間近に見ることができます!マングローブカヤック1時間半コースは大人4,500円、小学生3,000円、3~5歳2,000円です。上下合羽・ビーチサンダルを無料レンタルできるサービス付きです。他にマングローブの支流に入ることができる2時間半コースやフィッシングツアーなどもあります。予約・問い合わせはやんばる.クラブ0980-43-2785まで。慶佐次湾のヒルギ林のクチコミ
トリップアドバイザー
トリップアドバイザー
■ 基本情報
- ・名称:慶佐次湾のヒルギ林
- ・住所:東村慶佐次54-1
- ・アクセス:国道331号線沿い。那覇空港から車で、有料道路使用で約1時間30分
- ・電話番号:0980-51-2655(NPO法人 東村観光推進協議会)
- ・所要時間:30分程度
- ・公式サイトURL:http://www.higashi-kanko.jp/index.jsp