勝浦といえば海！海の幸・タンタンメンなど知っておきたい21個のまとめ

勝浦は、千葉でも有数の水揚げ量を誇り、四季折々の新鮮な旬の魚貝類が堪能できます。太平洋に面し、黒潮の影響を受けやすいため、冬は暖かく夏は涼しく、豊かな自然や観光を楽しめるところです。また、勝浦タンタンメンも有名で、勝浦市内を含め、約30店舗の店で味わうことが出来ます。知っておきたい勝浦の魅力をご紹介します。

1.　勝浦とは？

勝浦は、千葉県南東部の太平洋側 (外房総) に面しており、東京都心から75km圏内と近く、東京湾アクアラインを利用するルートが最短です。勝浦は古くから漁業がさかんで、なかでも勝浦漁港は国内有数のカツオの水揚げ港で、その他にもマグロ・カジキ・キンメダイ・イカなども多く水揚げされてます。

海岸線はリアス式海岸になっており、南房総国定公園に指定されています。また、遠浅の湾内の水質は本州でも屈指の透明度を誇り、日本の渚百選・快水浴場百選・日本の水浴場88選に選ばれています。観光は、かつうらビッグひな祭りや勝浦港のカツオまつり・鵜原の大名行列などが有名です。

2.　東京から勝浦市へのアクセス

東京駅から勝浦駅へのアクセス

• 東京駅→JR外房線直通特急わかしお号→勝浦駅
• 東京駅→JR京葉線快速利用→蘇我駅→外房線各駅停車→勝浦駅
• 東京駅→JR京葉線・総武線快速ホーム→外房線直通快速→茂原駅→勝浦駅
• 浜松町バスターミナル・高速バス→東京駅八重洲口前→アクアライン経由→安房小湊・御宿行きを利用→勝浦駅バス停

3.　勝浦の歴史

縄文時代には夷隅川に沿って作られた小規模な集落に暮し、興津から奈良にアワビを運んだ記録が発見されてます。戦国時代には安房国の里見氏の武将正木時忠が勝浦城に入り、江戸時代に幕府の直轄領となり、妙覚寺に仙台藩取締り所がおかれていたことで、江戸と東北を結ぶ重要港として繁栄しました。

1913年に勝浦駅が開業、1937年に勝浦町が発足、1958年に勝浦市となります。また、阿波国 (徳島県)から房総半島に移住した勝占の忌部氏の名が由来となったとする説があります。

4.　勝浦のグルメ

千葉でも有数の水揚げ量を誇る勝浦の港町、地元勝浦港で獲れた活きの良い新鮮な魚介類を、刺身・煮魚・焼き魚と堪能できる磯料理のお店や、生の本まぐろにあぶりと絶品メニューが勢ぞろいしたお店など、新鮮なお魚を、食べられるお店が勝浦にはたくさんあります。

また、400年以上の歴史がある勝浦の朝市は、能登輪島・飛騨高山と並ぶ、日本三大朝市の一つとして知られており、勝浦漁港に水揚げされたばかりの新鮮な、魚介類や乾物などの加工品や、地元の農家でとれた野菜や果実などが並び、地元や観光客に大人気です。 

5.　外せない！勝浦式タンタンメン

千葉県勝浦市のご当地ラーメン、勝浦式タンタンメンは、当地の海女さん・漁師さんや、漁業関係者の人が、寒い海仕事の後に、冷えた体を温めるメニューとして定着してきました。

メニューの特徴は、通常のゴマ味と違い、醤油ベースのラー油が、多く使われたラー油系タンタンメン、具材はミジン切りの玉ネギと挽肉が入ることが一般的で、お店によってニンニク・ニラ・ネギが入ったり、スープも味噌ベースのお店もあったりと、各店が特色を生かしたメニューがあります。現在勝浦市では、中華料理店のみならず、焼肉店や喫茶店など、様々なジャンルの飲食店、約30店舗のお店で味わうことが出来ます。

6.　ダイニングバー ラグタイム

ダイニングバー ラグタイムは、目の前に180度広がる太平洋のオーシャンビューを見ながら、ランチタイムは明るい雰囲気のカフェレストランで、海沿いのイタリアンレストランの絶品ご当地グルメ、夜は、水面に煌く月の光、波の音と静かに流れる音楽を聴きながら、世界の銘酒と豊富なフードで、ゆったりとした素敵な時間を過ごせます。

おすすめ料理は、ピッツァ各種・アラカルト各種・ラーメン類で、人気メニューは、勝浦のご当地グルメの勝浦タンタンメン780円や、パスタセット1150円などあります。美しい海岸線を見ながら、昼と夜のふたつの表情が楽しめるお店です。

7.　ラーメン 松野屋

ラーメン松野屋は、千葉県勝浦市にあるご当地ラーメン、勝浦タンタンメンの有名店です。毎日その日限りに、仕込むスープは、鶏がらと勝浦産鰹節を使用して、自家製ラー油と混ざり合い、旨み立つ風味豊かなしっかりとした味になります。

ラー油、唐辛子で炒めた玉ねぎ・豚ひき肉の辛さと、しっかりした旨味が感じられる真っ赤なスープが特徴の勝浦タンタンメン、ラー油やニンニクの辛みと、玉ねぎの甘みがうまく混ぜ合わさった逸品ラーメンです。辛さ2.5(5点満点)・メンの太さ中ぐらいです。

8.　お食事処 いしい

お食事処いしいの一番人気、勝浦タンタンメンは、スープでラー油が赤く染まり、炒めた玉ネギがたっぷり入ったタンタンメンは、辛さのなかに甘みを感じる味になっており、白ゴマそしてチャーシュー、麺は中細タイプで、辛いスープを適度に吸い、食べ進むうちに辛さが和らぎます。

3種のにんにくと自家製ラー油が決め手の、オリジナルの塩味・みそ味・カレー味もおすすめです。
メニュー料金は、勝浦タンタンメン800円／ラーメン500円～／焼魚定食900円／刺身定食1300円／サザエカレー1000円などです。

9.　お食事処 しんでん

お食事処 しんでんの勝浦タンタンメンは、赤いスープに茹で具合良好な麺は、中細縮れ麺でラー油がよく絡みます。味噌ベースのスープはかなり濃厚で、ラー油の辛さに負けず、薬味は長葱で、香味野菜の香りもあるが、大量のタマネギやミンチのお陰で旨味は十分です。

唐辛子でかなり辛味が出ていますが、味噌が比較的甘みとコクがあり満足感のあるタンタンメンです。
メニュー料金は、勝浦タンタンメン800円／勝浦タンタンつけメン800円／昔ながらのラーメン500円／やきそば600円／ハンバーグライス700円／生姜焼きライス700円／づけ丼500円などです。

10.　欅

欅 (けやき) は、勝浦にある居酒屋兼お食事処で、一番人気の勝浦タンタンメンは、味噌をベースとしたスープが特徴で、ラー油と唐辛子で具材を仕上げたスープは真っ赤ですが、燃えるスープは意外にも辛味は抑えられていて、すっきりマイルドな味です。

具は、玉ねぎと白髪ねぎ、それに挽肉のみのとシンプルで、玉ねぎの甘さとスープのピリっと感がマッチしています。辛さを比較的おさえてあり、勝浦タンタンメン初心者の方におすすめです。
メニュー料金は、勝浦タンタンメン800円／勝浦タンタンつけメン800円／タンタン焼きそば700円／タンタンメン700円、また、日替わりランチもあります。

11.　江ざわ

江ざわは、昭和29年創業で、勝浦タンタンメンの元祖です。醤油ベースに自慢の自家製ラー油の旨み具材がいっぱいの、元祖オリジナル担々麺はコクのある一杯です。昭和29年当時は海の近くにある大衆食堂、現在もカレーやもつ煮など食堂にあるような料理が残っています。勝浦タンタンメンは、創業当時から変わらずに守り続けられてきたという伝統の一杯は、真っ赤なスープです。

スープ全体を覆うラー油は、食べる前にかき混ぜて、スープと馴染ませるのがポイント、ややちぢれた中華麺に、ラー油と醤油味のスープがよくからみ、マイルドな味わいが後を引くうまさです。コシのある麺を、まろやかな醤油味のスープと、ピリッとしたラー油が包み込んで、食べ進めるにつれて、じんわりと汗が出てきます。地元や他の地域からも人気で、週末には遠方からの人で行列ができるそうです。

海の幸を堪能

12.　海鮮本陣 魚祭

海鮮本陣 魚祭は、JR勝浦駅前に立地、アクセス抜群のホテル三日月イン併設の和食店です。外房の新鮮な魚介類を、新鮮なお刺身はもちろん・リーズナブルな定食・ボリュームたっぷりの名物びっくり魚祭天丼・金目の一尾煮など港町ならではの海の幸が人気です。

また、都会ではなかなかお目にかかれない料理のまぐろのカマ焼や、地魚と信州味噌などをつみれ状にして、火で炙った漁師料理、さんが焼きなど、ほぼ毎日市場から仕入れた新鮮な地の物を使用した、活きのよい魚介類をふんだんに使った海鮮料理を気楽に、くつろぎながら楽しめます。

13.　藍

レストラン藍は、千葉県勝浦のコンドミニアムホテル、勝浦ヒルトップホテル＆レジデンスの1階にあり、太平洋と勝浦湾の両方を、見渡すことのできる絶好のロケーションです。ヒルトップの御膳シリーズは、お刺身御膳・金目鯛煮御膳・天刺御膳・金目鯛西京焼き御膳・白波御膳など他もあります。

白波御膳は、前菜3種・刺身5種・陶板焼き・揚物・焼物・小鉢・茶碗蒸し・ご飯・香の物・味噌汁・デザートになっています。また、勝浦タンタンメンとデザート付きもあり、南房総・勝浦ならではの、新鮮な海の幸の料理の数々と、豊富な種類の飲み物を心ゆくまで楽しめます。

14.　たばら食堂

たばら食堂は、紫陽花の観光スポットとしてしられる「花野辺の里」のすぐ近くにあります。大多喜から勝浦に向かうR297沿いにあり、アットホームな感じの定食屋さんで、店内は居酒屋風です。

地元の魚を扱うお店で、定番のお刺身とは一味違う、海のご馳走がてんこもり、ボリュームも味も大満足の、日替り定食が７００円から和食か洋食かを選べます。また、カウンターのサービスのアラ煮は無料で頂けます。料理・味・素材が抜群で、なおかつリーズナブルな値段と美味しさが人気です。

15.　いそべ磯料理店

いそべ磯料理店は、勝浦市の部原海岸の目の前で、地元料理やお蕎麦など、メニューも豊富な新鮮なお魚料理をくつろげるお座敷で食べれます。金目の煮魚を初め、魚介類の定食類は絶品です、海を見ながらの食事は気分爽快になります。

おすすめ料理は、海鮮丼1260円／大海老フライ定食1575円／BIGえび上天丼1890円です。天丼は、丼からはみ出るほどのエビに仰天、食べに来た人達はまず驚きます。

16.　竹乃内 海鮮料理

竹乃内海鮮料理は、漁港にほど近い朝市会場の近くの繁華街の一角で、周辺には何件か海鮮割烹や居酒屋さんが並んでいます。また、勝浦リゾートインB&Bに隣接し、のれんをくぐってすぐ目に飛び込む大きな生け簀など、勝浦の海の恵みを存分に楽しめます。和室やテーブル席や個室もあり、ゆっくりくつろげます。

定食メニューは金目鯛姿煮・海鮮丼・天ぷら・刺身などいろいろあり、(小鉢・茶わん蒸し・味噌汁・香の物)が付いてます。また一品料理は、焼きハマグリ・タコのから揚げ・房総の浜の珍味なめろう・さんが焼き他あります。心にしみる海鮮料理と、心に残るおもてなしで、地元産の海鮮料理を楽しめます。

17.　魚屋食堂 勝浦

魚屋食堂は、千葉の総元駅から国道465号線を通って、大多喜街道沿いにお店があります。地元や観光客に人気のある店で、特に漁師の海鮮丼はリーズナブルで美味しくボリュームたっぷり、また、ランチの海鮮丼は大きな切り身とバジルソースが添えてあり少し洋風な雰囲気があります。

魚介は勝浦港や御宿港で獲れたものを使用してますので、新鮮で美味しいです。メニューの定食は、金目鯛煮付定食2300円／エビ・アジフライ定食1800円／サバ味噌煮定食1300円／アジフライ定食1300円などあり、一品料理は、真鯛のカマの塩焼き・海鮮サラダ・マンボウ肝煮・黄金フグの唐揚げなど珍しい一品も多いです。

18.　海鮮料理  ばくだん

勝浦港直送の海鮮料理ばくだんは、特上の地元食材を厳選し料理してます。房総半島や勝浦近郊でしか食べる事のできない地元漁師料理、店内には趣味のアロワナ水槽・伊勢海老・あわび・さざえの活魚水槽などあります。おすすめは、地物の伊勢海老料理／海女定食(伊勢海老や地元料理のなめろうなど盛り付け)／活あわび付地魚刺身定食(新鮮なあわびを活魚水槽から、活あわび＆地魚のお刺身セット)

きまぐれ丼 (まかないに旬の魚介類を加えた)／ばくだん丼(自慢の海鮮どんぶり)などあります。また、名前のばくだんにインパクトがあるので、料理でアラ煮定食を注文すると、大きなマグロの頭が出てきたり、カサゴの姿揚げがよく揚がってるので頭からばりばり食べれたりします。

おすすめ料理旅館

19.　海味の旅館 ひのでや

海味の旅館ひのでやは、南房総の日本三大朝市で知られる、勝浦朝市通り近くに佇む宿で、創作料理と全てのお部屋に半露天風浴室を備えており、２４時間気がねすることなく入浴できます。モダン＆プライバシーをコンセプトに2005年にリニューアルオープン、スタイリッシュな中にも和のメッセージを持ち、和モダンな大人の隠れ宿です。

料理もまた和をベースに独創性光る逸品を、ジャンルを超えて食べれます。勝浦の海を目と舌で味わう贅沢な時間を過ごせます。 

20.　海辺の宿 磯料理 かくい

海辺の宿 磯料理かくいは、勝浦湾の海の幸たっぷりの料理が自慢のシーサイドホテル、全室大迫力のオーシャンビューで、豪華な季節の海の幸コース料理を心ゆくまで楽しめます。１階レストランでは、食事のみも大歓迎、ゴルフ・サーフィンのお客様も多数利用してます。

おすすめメニューは、勝浦でとれた新鮮なアジ、鯵のたたき丼や、かつおのおろし丼など、定番メニューの魚料理の刺身定食・揚げ物 (有頭海老・ミックス・ホタテ・かき)・一品料理(さざえつぼやき・さざえ刺身・さんが焼き・勝浦でとれたワカメサラダ・車海老の塩焼き)など他、自慢の活魚料理とくつろぎ空間でゆったり楽しめます。

21.　勝浦旅館 松の家

勝浦旅館松の家は、約100年の歴史のある「国登録有形文化財」の宿で、昭和の面影を残してます。純和風でこじんまりとした小さな宿で、勝浦近海の新鮮な海の幸をリーズナブルに食べれます。お風呂は古代檜風呂の、成分のヒノキチオールは神経痛などにも効果があります。

勝浦の四季折々の食材でちょっと贅沢、身が引き締まり、脂がのった絶品金目鯛や、全国有数の漁場がある房総の伊勢海老など絶品料理が目白押しです。自然と心安らぐ家庭的な雰囲気のある宿で、美味しい料理が食べれます。

---

勝浦といえば海！海の幸・タンタンメンなど知っておきたい21個のまとめは、いかがでしたか？千葉でも有数の水揚げ量を誇る勝浦の海でとれた、新鮮な旬の魚介類をたっぷり食べれますし、勝浦タンタンメンの真っ赤なスープは、インパクトありすぎです。交通のアクセスもよい勝浦へ何度でも行きたくなります。

素材提供：トリップアドバイザー
素材提供：なんとかデータベース