沖縄には、綺麗な海や自然だけでなく、歴史を感じされてくれる場所が沢山あります!沖縄旅行にきたついでに行ってみたい世界遺産はどんな所かを見ていきたいと思います♪
1.今帰仁城跡
何故石垣だけが残っているのか?などの疑問を解決しながら、よりグスクについて知ることができ、有意義な時間を過ごすことができますよ♪
沖縄県国頭郡を拠点としていた北山王国の歴代の王の居城です。13世紀ごろに築城されたましたが、第3代・帕尼芝(はねじ)王の代で、後の琉球王国2代目国王・尚巴志(しょうはし)率いる中山軍に滅ぼされてしまいました。現在は城壁や石垣が遺構として残っており、国の史跡に指定されているほか、「日本100名城」に選定されています。
- ■基本情報
- ・住所: 沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101
- ・アクセス:【バス】本部循環線『今帰仁村城跡入口』下車 徒歩15分
- ・営業時間:8:00~18:00(季節により延長されるので、詳しくはお問い合わせください)
- ・休館日:なし
- ・電話番号: 0980-56-4400
- ・入場料金: 大人400円/子供300円/小学生未満無料
- ・公式サイト:http://nakijinjo.jp/
2.座喜味城跡
石積みの美しさも有名ですが、沖縄に現在ある中で最古のアーチ門は、一の郭と二の郭のそれぞれにあります。曲線を描いて積まれている城壁の石積みの美しさでも有名です。数あるグスクの中でも、唯一城壁に登ることが許可されているので、登ってみるのもいいですよね!
http://www.okitour.net/sightseeing/news/00917.aspx
年末年始にはライトアップイベントが実施され始めたので、狙って行ってみるのもいいかもしれません。中山王国の按司(あじ)であった護佐丸(ごさまる)が、1416年から1422年ごろに築城したと伝えられている城で、国の史跡に指定されています。沖縄戦前は日本帝国軍が、敗戦後は米軍が使用していたため、石垣の一部が破壊されてしまい、のちに修復作業が行われました。ちなみに、按司とは琉球王国において王家の分家を指し、日本で言えば宮家に相当する身分になります。
- ■基本情報
- ・住所:沖縄県読谷村座喜味708-6
- ・アクセス:琉球バス交通・沖縄バス29番読谷線(喜名廻り・久茂地経由)で約1時間
- ・電話番号: 098-958-3141
- ・営業時間:常時開放
- ・入場料金:無料
- ・関連サイト:http://www.okitour.net/sightseeing/tatsujin/00047/
3.勝連城跡
http://www.okitour.net/sightseeing/tatsujin/00098/
一の曲輪(くるわ)からは、金武湾を囲んでいる北部の山々や離島、反対側には、知念半島や久高島、中城城跡がを望むことができる景勝地です。城壁は、自然の地形を利用した、石灰岩の石垣となっています。休憩所では、勝連城の模型が展示されているんですよ! 国の史跡に指定されている城跡です。按司である阿麻和利(あまわり)の居城とされたことで広く知られている城です。阿麻和利は琉球王国の第6代目国王・尚泰久(しょうたいきゅう)王の娘婿となったり、護佐丸に謀反の疑いがあると王国に虚偽の報告をして自害に追い込むなど、非常に頭の切れる策士だったそうです。
- ■基本情報
- ・住所:沖縄県うるま市勝連南風原3908
- ・アクセス:宜野湾真志喜発 前原線(61番) 勝連城跡前下車
- ・電話番号: 098-978-7373
- ・営業時間:常時開放
- ・入場料金: 無料
- ・公式サイト:http://www.katsuren-jo.jp/
4.中城城跡

http://www.okitour.net/sightseeing/tatsujin/00045/
標高160mの高台にあり、3種類の石積み手法を見ることができます! 野面積み:最も古い技法で、自然の岩や石を加工なしでそのまま組み合わせている積み方です。
布積み:直方体に加工した石を、高さを一段ごとに揃えブロック状に積み上げている積み方です。
あいかた積み:沖縄独特のもので、石そのものの形を利用して、噛み合うように削りあわせる積み方です。
先中城(さちなかぐずく)按司が数世代に渡って築き上げ、さらに先述の座喜味城から移ってきた護佐丸が増築を行い、14世紀後半ごろに完成したと言われています。江戸時代にはペリーが沖縄へ訪れ、この城のアーチ門や城壁を見て非常に驚いたそうです。沖縄戦での被害も比較的に少なく、石門・城壁・石垣が良好な状態で残されています。
■基本情報
・住所:沖縄県中頭郡北中城村字大城503
・アクセス:那覇バスターミナル:東陽バス(30番)与那原経由(約50分)
・電話番号:098-935-5719
・営業時間:08:30~17:00(5~9月は18:00まで)
・定休日:年中無休
・入場料金:大人 / 400円 中・高校生 / 300円 小学生 / 200円
・公式サイト: http://www.nakagusuku-jo.jp/
5.首里城跡
琉球王国の国王の居城だった正殿は、中国と日本の文化を融合した特徴のある建築様式で、琉球王国で最も大きい建造物となっています。艶やかなベンガラ色は、漆塗りとなっており、とても大きい琉球漆器ともいえます♪
沖縄のお城といえばやはり首里城でしょう。戦前は正殿などが残されており、旧国宝にも指定されていましたが、沖縄戦による被害と琉球大学建設により全て破壊されてしまいました。昭和33年(1958年)に守礼門が再建されたのをきっかけに、城内の建物の再建が開始されました。なお、国の史跡に指定されています。
- ■基本情報
- ・住所:沖縄県那覇市首里金城町1-2
- ・アクセス:首里城下町線(7・8)番『ゆいゆい号』乗車 首里城前にて下車 徒歩1分
- ・電話番号: 098-886-2020
- ・営業日:季節によって変わるので、開館時間を確認してください
- ・休館日:7月の第1水曜日とその翌日
- ・入場料金: 大人 / 820円 高校生 / 620円 小・中学生 / 310円
- ・公式サイト:http://oki-park.jp/shurijo/
- ・備考:無料区域と有料区域に分かれています
6.玉陵(たまうどぅん)

http://japaneseclass.jp/trends/about/%E7%8E%89%E9%99%B5
第3代〈尚真王〉が父である〈尚円王〉を葬るために造ったものとされており、琉球王国の歴代の国王が葬られています。また沖縄県で最大の破風墓となっています。玉陵は石造の建造物となっており、中室、東室、西室の3つの墓室にわかれています。 琉球王国では、遺体を骨になるまで数年間放置したあと洗骨し、骨壷に収めるという埋葬方法が主流だったそう。東室には国王と妃、西室には他の王族の骨壷が収められており、中室にはサンゴの欠片が敷き詰められています。沖縄戦では砲撃を食らい、大部分が破壊されてしまったため、現在の建造物の大部分は修復されたものだそう。
- ■基本情報
- ・住所: 沖縄県那覇市金城町1-3
- ・アクセス:那覇市内観光周遊バス ゆいゆい号『首里城前』下車 徒歩約1分
- ・電話番号: 098-885-2861
- ・営業時間:09:00~18:00
- ・休業日:年中無休
- ・観覧料金:大人 / 300円 中学生以下 / 150円 (20名以上で団体割引あり)
- ・関連サイト:http://www.city.naha.okinawa.jp/kakuka/kyouikubunkazai/bunkazai/
7.園比屋嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)

http://community.travel.yahoo.co.jp/mymemo/kerokero/blog/132689.html
琉球地方独特の石造建造物で、扉以外は屋根に至るまで、全て石で造られている平唐破風門です。園比屋嶽石門は国家の聖地ともされており、国王が各地を巡航する際に道中の無事を祈り、必ず拝礼したと言われています。地元の人にとってはいまだ聖地で、村を守る神様がいる場所とされ現代に至っても守られ続けているそうです!。
琉球王国第二尚氏王統の第3代国王・尚 真(しょうしん)王の代に造られたもので、王府軍の総大将・大里親方にその聡明さを評価され首里に連れてこられたという西塘による創建です。旧国宝に指定されていましたが、沖縄戦により甚大な被害を受けて指定解除となり、1972年に改めて国の重要文化財に指定されました。
- ■基本情報
- ・住所: 沖縄県那覇市首里当蔵町3丁目
- ・アクセス:首里城公園入口バス停から徒歩で約 5分
- ・入場料:無料
- ・定休日:無休
- ・営業時間:自由見学
- ・関連サイト:http://www.odnsym.com/isan/sono.html
8.識名園

http://www.okitour.net/sightseeing/tatsujin/00051/
王家の別邸で、中国皇帝の使者をもてなす場所としても使われていました。造園は歩きながら四季を楽しむことができる廻遊式庭園となっており、中国風の六角堂もあり中国と日本の庭園の様式を取り入れて造られています。全体の広さは40,000㎡以上にもなる広大な敷地となっています。桜や梅などだけでなく、沖縄では珍しい柳も植えられています。
国の特別名勝に指定されています。琉球王国第二尚氏王朝の第15代国王・尚温(しょうおん)王の時代に完成された琉球庭園で、敷地内に湧いている泉には国の天然記念物に指定されているシマチスジノリが浮かんでいます。さらに、勧耕台という展望台からは周辺の街並みを一望することができますが、海が見えないように設計されています。琉球王国を広く見せようという戦略だったそう。
- ■基本情報
- ・住所: 〒902-0072 沖縄県那覇市真地421−7
- ・アクセス:【バス】開南線、松川新都心線、牧志線『識名園前』下車 徒歩約5分
- ・電話番号: 098-855-5936
- ・営業時間:【4月~9月】09:00~18:00 【10月~3月】09:00~17:30
- ・定休日:水曜日(その日が休日及び慰霊の日にあたるときは、その翌日)
- ・入場料金: 大人 / 400円 中学生以下 / 200円
- ・参考サイト:http://www.naha-navi.or.jp/shikinaEn.html
9.斎場御嶽(せーふぁうたき)

http://www.okinawa365.com/article/406583134.html
パワースポットとして知られている斎場御嶽は、琉球の始祖であった「アマミキヨ」が造ったと言われており、国家の最高神職が管理していた七御嶽の一つで、琉球王国の最高の聖地です。資料館では、斎場御嶽の資料の展示がされています。一番奥にある三庫理(サングーイ)は、もっとも神聖なところだったそうです。三庫理からは、久高島を見る事ができます。山の中にあるので、森林浴をしながら聖地を見て歩くのもいいですね。 琉球王国第二尚氏王統の第3代国王・尚真(しょうしん)王の時代の御嶽だそう。ちなみに、高野山や富士山、比叡山など、かつて日本国内には宗教上の理由から「女人禁制」とされていた霊場・山岳などが数多く存在していましたが、琉球王国の御嶽はすべて「男子禁制」でした。そのため、国王であっても立ち入る際は女装していたそうです。
- ■基本情報
- ・住所:沖縄県南城市知念字久手堅270-1
- ・アクセス:那覇バスターミナルより38番『斎場御嶽前』下車 徒歩約10分
- ・電話番号: 098-949-1899
- ・定休日:休息日が設けられています。休息日についてを確認してください
- ・入場料金: 大人:200円 / 子供:100円
- ・参考サイト:http://www.okitour.net/sightseeing/tatsujin/00048/
素材提供:トリップアドバイザー
