大人の散歩へ九段坂公園へ行こう！

日本武道館・靖国神社がある九段下エリア。九段坂公園は小さな公園です。でも他の公園とはちょっと違った雰囲気のある公園なんです。高燈篭、大山巌像・品川弥二郎像などがあります。大人のみなさん、散歩がてら歴史に触れてみるのはいかがでしょうか。

九段坂公園とは?

東京都千代田区にある九段坂公園。近くには日本武道館のある北の丸公園、靖国神社など有名なスポットがたくさんあるので、この九段坂公園に気づかなかった人も多いのではないでしょうか。私もその一人です。
九段坂公園には遊具などはなく、銅像が二つと、明治時代の灯台があり、大人向けの公園になっています。

九段坂公園の魅力

九段坂公園には明治時代の灯台である高燈篭や大山巌像、品川弥二郎像など歴史好きにはたまらない公園です。銅像も大きな像になっていて、迫力満点です。
また、公園からはお濠を眺めることができ、 特に桜の季節は絶景を楽しむことが出来ます。

九段坂公園の見どころ

1.高燈篭

1871年（明治4年）に建てられた歴史ある灯台です。靖国神社の献灯として建てられました。高さは16.8ｍあり、上のほうは洋風、下のほうは和風の造りとなっています。明治時代に、西洋文化が入ってきてそれを取りいれようとしたことが、ここからうかがえます☆今では信じられませんが、九段坂の上は当時、東京で一番見晴らしのよい高台だったそうですよ！この高燈篭も、品川や房総からも見ることが出来たそうです！

2.大山巌（おおやまいわお）像

歴史好きな人は知っているかもしれませんが、あまりメジャーな人ではないかもしれません。大山巌は戊辰戦争・西南戦争・日清戦争・日露戦争を戦い抜いた軍人で、初代陸軍大臣を務めた人です。東郷平八郎と並んで、「陸の大山、海の東郷」と呼ばれた武術にたけた人でした。九段坂公園にある大山巌像も馬に乗っていてとてもりりしい姿です♪

3.品川弥二郎像

こちらも歴史好きでない人は聞いたことがないかもしれません。品川弥二郎は松下村塾で吉田松陰に教えを受けました。そして長州藩士として尊王攘夷運動をひっぱっていった人物です。内務大臣も務め、産業振興に大きく貢献しました。現在の大河ドラマ、「花燃ゆ」にも登場しますよ☆そんな品川弥二郎の像はとても大きく迫力があります！


ちょっとマニアックな銅像がある九段坂公園。歴史を勉強してから行くと更なる楽しみ・発見があると思います♪大人散策してみてください！