黒磯駅は観光客も多く利用！行く前に調べておきたい基礎知識まとめ

古い歴史をもち、直流・交流電化の切り替え駅としても重要な地位を持つ黒磯駅ではありますが、時代の波におされ、隣である那須塩原駅が新幹線の駅になったことによる影響、また自動車の普及により、駅としての役割も減っていきました。近年また黒磯駅前を盛り上げ観光客を誘致しようという新しい動きもでてきてこれからの黒磯駅が期待されています。

1.  黒磯駅とは？

 明治19年12月1日に日本鉄道の駅として開業。かつては、皇族が那須御用邸に向かう際の最寄り駅としてお召し列車が当駅に発着していました。皇室専用の出入口や待合室があったほどです。
駅から人が離れることを危惧した人々は、そのような中、黒磯駅前を盛り上げようと駅前の商業者も中心となり「黒磯駅前活性化委員会」が発足。 「キャンドルナイト」や「もったいない市」など企画も楽しいイベントがたくさんでてきています。

2.  乗り入れる路線

乗り入れる路線は ＪＲ東北本線となります。
なお黒磯駅は国鉄時代から関東と東北との運用上の境界扱いの駅となっています。東京近郊区間もここまでとなっており、Suicaを首都圏エリアで使えるのもここ 黒磯駅までです。

3.  時刻表

郡山・福島方面は1時間に1本程度ですが宇都宮・大宮方面には1時間につき2、3本通っています。東北方面にも東京にも新幹線を使えば、2時間程度で行くことができます。
黒磯時刻表（方面、曜日を選択してください）
東北本線 郡山・福島方面 (下り)、東北本線 宇都宮・大宮方面 (上り)

4.  1日の駅利用者数

利用客数 2000年の3080人から比べてもそんなに大きく減っていないけれど目減りしているところが気になります。新たな活動が大きく実を結ぶことを期待したいですね。2013年度の1日平均乗車人員は2,419人です。

5.  周辺観光スポット

那須どうぶつ王国

王国タウンでは、常時80頭のレンタル犬が待機していて一緒に散歩をして遊んだり、動物と直に触れ合える場所もあり癒しの空間になっています。また他にも乗馬もできれば、楽しいショーもあります。また自分の愛犬を連れて遊べる場所も広くとってありますので 犬もストレス解消できますね。　　　　
＜栃木県那須郡那須町大字大島みどりヶ丘＞

黒磯神社

黒磯地区の総鎮守として建立された神社です。御祭神は、天照皇大御神・大己貴神・宇迦御魂神。
明治35年に郷土の旧家渋井氏の寄贈により創立されました。初詣には歳旦祭が行われ、焚上げや氏子青年会の人々によるご神酒や甘酒などが参拝客に振舞われたりして、大勢の人々でにぎわいます。
＜栃木県那須塩原市宮町３－３４＞

沼ッ原湿原

白笹山の山腹にある美しい湿原です。標高1200mにあり、那須連山の西端に位置し、高山植物の宝庫となっています。ニッコウキスゲの群生は有名ですし、7月のノハナショウブや　8月のタムラソウ、エゾリンドウなどの花も素晴らしい。＜那須塩原市板室地内＞

6.  黒磯駅の詳細情報