多摩市のおすすめ観光21選！「耳をすませば」のモデルにもなったスポットも紹介します。

多摩ニュータウンや、サンリオピューロランドで知られている「多摩市」。ジブリ映画「耳をすませば」のモデルになったスポットも点在している、素敵な場所だってご存知でしたか？今すぐにでも足を運びたくなるおすすめ観光スポットをまとめましたので、ご覧ください。

多摩市とは？

東洋経済新報社の「住みよさランキング2015」の総合評価で、都内第3位にランクインしている、東京屈指のベッドタウンで、東京都の多摩地域南部にある「多摩市」。

多摩ニュータウンで全国的にも知られている、緑豊かな市です。多摩市の誕生日は、多摩市で会える「ハローキティ」と同じ11月1日なんですよ。

多摩市のみどころ

自然が豊かで商業施設が充実。ウォーキングにぴったりの歴史的な古街道や、サンリオキャラクターにあえる「サンリオピューロランド」など、多摩市には、子どもからお年寄りまで楽しめる、みどころがいっぱいあります♡

サンリオピューロランド

キティーちゃんやマイメロディを始めとした、大好きなサンリオキャラクターに会える、屋内型コミュニケーションパークです。

”ミュージカル”やキティちゃんのお家、マイメロディに乗って「マリーランド」をぐるっと一周巡るライドアトラクションなど、サンリオの世界が思いっきり楽しめるアトラクションがいっぱい。

プロジェクションマッピングやイルミネーション､迫力のアクロバットなどが楽しめる、迫力満点のパレードや、キャラクターグリーティングもあります♡

マグレブビル

平成2年3月開業の、カラオケ、パチンコ店、フィットネス&スパ、飲食店、学習塾などが入った9階建ての複合商業施設です。また、新鮮で安全な食品を提供しているスーパーマーケット「ファーマーズ千歳屋」や、薬局など生活に密着したテナントもあり、住民の暮らしを支えています。

多摩センター駅より徒歩1分と好立地にあり、開業以来多摩地区の魅力ある施設として、高い支持を得ているビルです。

ベネッセスタードーム

こどもたちが星空の美しさ、感動を友達や先生、保護者に語る･･･そんな空間を提供したいという願いから作られた、ベネッセコーポレーションのオフィス内にあるプラネタリウム施設です。

こどもが大好きな「しまじろう」が登場する番組をはじめとした魅力的な番組のラインナップになっています。「学校・教育団体のお客様」は無料で利用でき、一般の方も400円とリーズナブルな価格で、プラネタリウムを楽しめます。

 パルテノン多摩

正式名称を「多摩市立複合文化施設」と言い、ヴァイオリンコンサートや、演劇・古典芸能、映画など様々な公演が行われている「パルテノン多摩」。

博物館では、多摩市と多摩ニュータウン区域を中心に、古い写真の撮影場所を特定し、同じ場所から現在のすがたを撮影した活動の様子などが観覧できます。”写真を現像してみよう”や”庭園で、梅やロウバイの香りを楽しめるイベント”など、参加型のイベントも随時開催されています。

多摩中心公園

多摩センターのすぐ南に位置し、パルテノン多摩横にある「多摩中心公園」。面積98,500平方メートルを誇り、中央部に噴水のある池や、広い芝生エリアなどがある、解放感いっぱいの公園です。

芝生エリアは緩やかな傾斜があり、池を見ながらピクニックをするのにピッタリ。池に近い部分には、花壇も設置され、来園者の目を楽しませています。「ロマンティックガーデン」は美しい花々が咲き誇る庭園で、夢の世界のような美しい空間が楽しめます。

関戸公園

京王線聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩20分の場所にある、草野球ができる野球場のある公園です。公園内では、春になると、お団子にすると美味しいヨモギをはじめとした、野草が咲く姿が見られ、子どもからお年寄りまで、皆さんが憩いの場として利用しています。

野球場に駐車場はありませんが、公園駐車場として普通車20台・マイクロバス2台可の駐車場の用意があります。

原峰公園

鎌倉時代の城跡の斜面がそのまま公園になり、多摩丘陵の自然の景観が楽しめる「原峰公園」。エネルギッシュな自然の魅力がたっぷりの公園で、園内には木々や草花がパワフルに生えています。遊具はありませんが、木々を利用した作品が点在していて、ゆっくりと散策するのにぴったりです。

園内にはコミュニティセンターと児童館が一緒になった複合施設「ゆう桜ヶ丘」があり、子供から大人まで幅広い人達に愛されています。

旧多摩聖蹟記念館

旧多摩聖蹟記念館は、明治天皇の当地への行幸を記念して、昭和5年に作られた、市指定文化財に指定されている洋風建築の施設です。

記念館では、幕末明治に活躍した方々の書画や、多摩市周辺の植物の写真などの展示。喫茶店も併設しています。四季折々の美しい自然の姿が楽しめる立桜ヶ丘公園内にあります。

多摩市のイベント

1年を通じて楽しいイベントがたくさん開催されている「多摩市」。紹介したいイベントはたくさんありますが、中でも選りすぐりの3つをご紹介いたしますね♡

 せいせき多摩川花火大会

「市民手作りの花火大会」をコンセプトに平成17年から始まった花火大会で、夏の風物詩として多くの人に親しまれています。

打ち上げ総数は約5000発。有料席の販売も行っていて、S席（4名、ガーデンチェア席）は18000円、X席（2名、ガーデンチェア席）は8000円です。※平成24年以来、当面休止になっていて、今後については公式ホームページから報告されます。

小野神社例大祭

小野神社は、木々が茂る静かな場所に社殿が有り、小野妹子（おののいもこ）の先祖にあたる米餅搗大使主命(あめのしたはるのみこと)を祀っている、由緒ある神社です。

毎年、9月第2日曜日に開催される「小野神社例大祭」では、曳き太鼓や、山車、大人神輿などが街中を練り歩き賑わいをみせます。例大祭以外にも、１月１日に開催される「元旦祭」や、５月５日に開催される「六所宮神幸祭」など年間を通じて様々な祭礼が催されています。

ハロウィンin多摩センター

ハロウィンin多摩センターは、多摩センターで２日間にわたり開催されるハロウィンイベントです。ろうそくを入れて点灯したジャックオーランタンが並び、夕暮れの幻想的なディスプレイが楽しめる「ジャックオーランタンナイト」や、子ども達のパフォーマンス、明星大学地域アイドルMe-gumiライブショーなど楽しいイベントが盛りだくさん。

イベントの目玉、仮装パレードでは思い思いの仮装に身を包んだ参加者たちが、レンガ坂を練り歩きます。パレードの後には、仮装コンテストも開催されますよ！

多摩センターイルミネーション

パルテノン大通りのクスノキ施された、ウォームホワイトのLED電球や、動物のトピアリー、サンリオキャラクターのトピアリー、光の水族館など約４０万球のイルミネーションが楽しめる冬の一大イベント「多摩センターイルミネーション」。

高さ１２メートルの音に反応するシンボルツリーや、スマートフォンを使ってゲームに参加できる、参加型イルミネーションなど、楽しい仕掛けもいっぱいです。

「耳をすませば」の舞台

２０１５年に映画公開から２０年がたったジブリ映画「耳をすませば」。変わらず、人々のハートをつかんで離さない素敵な映画ですが、実はこの映画の舞台になっている場所が「東京都多摩市」にあるんです。

聖蹟桜ヶ丘

月島雫が猫ムーンを追いかけるシーンで登場した「聖蹟桜ヶ丘駅」の階段や、改札、猫のムーンを見失った川崎街道交差点の付近など･･･聖蹟桜ヶ丘には「耳をすませば」の世界が広がっています！

キレイな朝顔が咲き誇る西口広場には、「耳をすませば」のモデル地案内マップがあり、案内マップの横には「地球屋」をかたどったモニュメント「青春のポスト」も立てられていますよ♪聖蹟桜ヶ丘の列車接近メロディーには主題歌になった「カントリー・ロード」が使用されています。

いろは坂

多摩市桜ケ丘を南北に走る「いろは坂通り」の北側部分が「いろは坂」です。「耳をすませば」では、月島雫が駅から図書館に向かう坂道として登場します。右手にある白い建物や、坂の傾斜など、細かい部分もきちんと描かれています。

残念ながら、坂の上に図書館は無いんですけどね(涙)

金比羅宮

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とっても長い坂「いろは坂」を登りきった場所に有る住宅街の中にある「金比羅宮」。杉村が雫に告白した重要なシーンで登場する金毘羅さんで、今でも耳をすませばファンが足を運ぶ人気スポットです。

境内には映画にちなんで設置されている、普通のおみくじとは一味違った言葉が書かれた「恋みくじ」もありますよ♡

 愛宕団地

主人公「月島雫」が住んでいた団地のモデルになっているのが「愛宕団地」です。映画に登場する白い配水塔もきちんと存在し、杉村のことで思い悩む夕子が雫を呼び出して、ベンチに座って相談した公園も、団地の近くにあります。

※実際に住んでいる人がいる団地なので、足を運ぶ際は近隣住民への配慮を忘れないようにしましょう。

多摩市へのアクセス

(電車)：新宿→(京王線準特急 18分)→調布(直通)→(京王相模原線準特急 12分)→京王多摩センター
(車)：新宿駅→(35.5㎞ 45分)→多摩センター駅

多摩市の歴史

昭和46年以前、「多摩市」の前身の「多摩町」はわずか人口3万人ほどが住む田園地帯でした。市制が施行された昭和46年後、市の南部地域を中心に多摩ニュータウンが形成されてからは、全国から沢山の人が集まり「街づくり」を進め、2010年現在、14.76万人の市へと変貌を遂げました。