​温泉街をそぞろ歩きしながら楽しみたい山代温泉の名物7選

1300年の歴史がある山代温泉は、北陸三県の中でも最大級を誇る温泉街のひとつです。
古い旅館や民家が点在し、趣のある町並みが魅力の山代温泉の名物をご紹介いたします。

１．六方焼 惣八

蜂蜜と玉子で練り上げた皮の中に、こし餡を包んだお饅頭です。生地の六面を焼き上げるので「六方焼」と名付けられました。きつね色の皮にほどよい甘さのこし餡がぎっしり詰まっています。

２.れんの羊羹

しっかりとした甘みでありながら、すっきりとした後味が上品な「れんの羊羹」。加賀・山代の人は子どもの頃から慣れ親しんでいる羊羹です。小振りで細長く、ちょっとしたお茶うけにおすすめです。

３．ゆせん玉子

63℃の温泉に一晩漬け込んだゆで加減絶妙の温泉たまごです。黄身はクリーミーで、やわらかい白身はプリンのような食感です。温泉の成分がしみ込んだ独特の風味があります。常温で夏場は2週間、冬は3週間はもちます。

４．温泉たまごソフトクリーム

ソフトクリームの上に温泉玉子が1個まるごと割り入れ、さらに専用の「アイスにかける醤油」がかかったアイスクリームです。温泉玉子をくずしてよくかき混ぜて頂きます。

５．桃ばくだん

洋菓子店ケルンの「桃ばくだん」はみずみずしい桃をまるごと一個使ったスイーツです。皮を向いた桃の種を抜き、中にはさっぱり味のカスタードがつまっています。台座のタルトは桃の水分を吸ってしっとりしています。桃の季節にしか食べられない、季節限定のお菓子です。

６．とり野菜みそ

「まつや」のとり野菜みそは鍋用に開発された調味味噌です。「とり野菜みそ」の「とり」は「野菜や栄養をたっぷり摂る」という意味からきているそうです。石川県ではどこの家庭にもあるメジャーな商品。スーパーでも買うことができます。

７．柿の葉寿司

酢で締めた鯖や鱒・鮭と桜えびなどを使い柿の葉でくるんだ押し寿司です。新しい柿の葉に酢飯と具をのせて重しをします。お祭などには必ず出てくる山代温泉の家庭料理の一つです。