昔の伝説が残る池！箱根にある「お玉ヶ池」について

神奈川県の箱根にある「お玉ヶ池」とは、箱根神社のほど近く、二子山の南西、東海道の八丁坂から六道地蔵へと通じる脇道の途中にあります。お玉の伝説から心霊スポットとしても有名です。ここでは、「お玉ヶ池」の魅力についてご紹介します。

お玉ヶ池の魅力

お玉ヶ池は、江戸で奉公していたお玉が逃げ帰ろうとしたが捕まってしまい、処刑されたお玉の首が洗われた池と伝えられています。しかし、この伝説とは裏腹に、静かで清らかな雰囲気です。現在、お玉ヶ池付近一帯は「箱根の森」として整備されており遊歩道が造られています。一帯の散策やピクニックにもお勧めです。

お玉ヶ池の見どころ

◎権現坂
小田原から来た旅人が箱根路をのぼり、難所を乗り越えてたどり着き一息つくのが権現坂です。目の前には芦ノ湖が広がり、旅の疲れを癒してくれます。

◎二十五菩薩
元箱根石仏群の一部で精進池付近にあります。鎌倉時代に岩壁や岩に造られた磨崖仏（まがいぶつ）で、二十五菩薩ですが26体あります。

◎箱根旧街道杉並木
元箱根から恩賜箱根公園まで続く杉並木で、約500mあります。樹齢400年の杉が400本以上連なり、夏の日差しや冬の寒風を防いでくれます。大きいもので、4mを超える幹回りの大木もあります。

◎ケンペル　バーニーの碑
日本を愛した二人の外国人の石碑です。ドイツ人のケンペルとオーストラリア人のバーニーの功績を称えてあります。

参加者の声