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松本清張「ゼロの焦点」のロケ地！「ヤセの断崖」であの恐怖を体感しちゃおう。

1961年と2009年に2度映画化された、松本清張の小説「ゼロの焦点」の舞台として知られる「ヤセの断崖」。日本海を望む景勝地が続く石川県の能登金剛エリアにある人気スポットで、”ヤセる思いがする”ほどの断崖絶壁という意味で名付けられたようです（由来は諸説あります）。そんなヤセの断崖の魅力と、周辺スポットをご紹介します！

ヤセの断崖

http://blog.goo.ne.jp/nauhts_out/e/7c35e9d64064536d84ebbc0ff961f2d8
えぐられたような形状の断崖は、高さ35メートルもあります。2007年の地震の影響で少し形が変わったものの、迫力ある景色を堪能できる観光スポットとして変わらぬ人気を博しています。

複雑に入り組んだ海岸線や奇岩・奇勝の数々を見渡すことができる「ヤセの断崖」。海に突き出た岩場は界面からは55メートルもの高さが！滑落の危険性や自殺防止の観点から平成20年（2008年）までは立ち入りが禁止されていましたが、現在は手前に柵ができ、そこから海を望めるようになっています。

迫ってくるような日本海の絶景

http://grand-touring-japan.travel.coocan.jp/touring/2006tour/august/noto0805/
目の前には日本海の大海原。いつまでも眺めていたくなるような、美しいパノラマが広がっています。

見渡す限り広がる一面の海は素晴らしく、絶好の写真スポットです。かなりの迫力があり、特に波が立っているときはその恐怖は倍増！穏やかな海と荒々しい岩場の景観が相まって素晴らしい景観となっています。ロケ地として有名ではありますが、それほど観光地化が進んでいないので静かに見ることができます。

”ヤセる”思いがする程の絶壁

http://blogs.yahoo.co.jp/akio12000/10720381.html
まさに絶壁で、本当にヤセてしまいそうです。映画のクライマックスを思い出して足がすくみます！

昔とは違い多少変わってしまった地形は当時よりも恐怖心に駆られるようなことはないそうです。それでも断崖絶壁をのぞき込むとスリル満点？！現在は危険防止の柵があるのでそこまでではないそう。しかし特に冬の風の強い日には波も高く、かなり怖いそうですよ。

自然の遊歩道

http://blogs.yahoo.co.jp/taka400oka/67400177.html
自然の地形を活かした歩きやすい遊歩道が整備されていて、景色を楽しみながらヤセの断崖にアクセスできます。

天気が良い日には潮風が心地よく、爽やかな気持ちにさせてくれます。寂しい雰囲気のある「ヤセの断崖」とは結びつかないほど穏やかな遊歩道となっています。ドライブがてらに寄って散策する方も多いようですね☆

義経の舟隠し

http://www.town.shika.ishikawa.jp/shikasypher/www/photo/detail.jsp?id=5415
源頼朝の追っ手から奥州へと逃れる際、源義経と弁慶が舟を隠したと言われる入江。夏は穏やかで冬は荒々しいなど、季節によって大きく表情が変わります。ヤセの断崖からは徒歩３分です。

強風吹きすさぶ断崖絶壁は圧巻！ここ「義経の舟隠し」は義経が48隻もの舟を隠した場所と言われています。この義経の舟は小舟だったため、間口5メートル、奥行き100メートルほどの狭いスペースに48隻もの舟を隠すことができたそうです。また、ここの岩場は釣りの名所としても有名なんですよ。

日本海に沈む夕日

目の前にあるのは海と空と夕日だけ。そんな、ぜいたくなひと時を過ごせます。

日本海に面しているため水平線に沈む夕日を見ることができます。なにも隔てるものがない景観はゆっくりと日が沈むのを眺めるのに最高のロケーション！時間を忘れてボーっとしてしまいます。どこか別世界にいるような感覚になりますよ。

魅力的な周辺スポット

http://grand-touring-japan.travel.coocan.jp/touring/2006tour/august/noto0805/
能登半島国定公園の中でも代表的な景勝地である「能登金剛」。日本海によって削られた奇岩や断崖が多く、30キロにわたって独特の景色が続きます。要所要所に景色を楽しめるスポットがあり、ドライブやツーリングにもってこいです。

「ヤセの断崖」や「義経の舟隠し」以外にも周辺には見どころ満載の観光スポットがたくさんあります！「身が痩せる」ような思いをしたあとはさまざまな観光スポットで心身ともに癒やすべき？！おすすめスポットをご紹介☆

巌門

http://yuyu-kankan.asablo.jp/blog/2012/08/03/6529383
波が少しずつ浸食することによって自然に穴が空いた洞門。日本海の荒々しさを感じさせる風景です。ヤセの断崖からは約13キロ。

海に突き出た岩盤にある「巌門」は侵食によってできた洞門。自然の脅威を知ることができます。幅6メートル、高さ15メートル、奥行き60メートルもあるんですよ！碁盤島を巡る遊覧船もあり、海上から眺める巌門は一味違った迫力があります。

機具岩（はたごいわ）

http://blogs.yahoo.co.jp/y_m_happyday/62413207.html
ヤセの断崖からおよそ10キロのところにある夫婦岩。能登二見とも呼ばれ、美しい夕日を望むことができる絶景スポットです。

機具岩は機織りの神様の伝説を生んだとされる夫婦岩。大きいほうが女岩で高さ16メートル、小さいほうが男岩で高さ12メートルになります。階段があり、そこを降りると間近に見ることができます。16メートルもの高さはかなりの迫力！その昔、能登に織物業を広めた渟名木入比咩命（ぬなきいりひめのみこと）が山賊に襲われたときに機具を海に投げ込むと、突然2つの岩に変じたと言われています。海に投げた経緯、渟名木入比咩命の安否などは不明という謎が残る伝説があります。

世界一長いベンチ

http://www.town.shika.ishikawa.jp/shikasypher/www/photo/detail.jsp?id=6947
ギネスブックにも掲載された、その名も「世界一長いベンチ」。全長460.9メートルあり、好きな場所から日本海に沈む夕日を眺められます。ヤセの断崖から約8キロ。

ベンチ付近は「サンセットヒルイン増穂」と呼ばれる夕日の名所。日本海に沈む素晴らしい夕日を見てほしい、という地元住民の要望から生まれたベンチです。昭和62年（1987年）、延べ830人ものボランティアの方々によって組み立てられました。丘の上にあるベンチは日本海に沈む大きな夕日を独り占めできるかも☆

道の駅とぎ海街道

http://shikakankounavi.jp/play_01_togi.html
能登金剛のドライブやツーリングの休憩やお土産の調達にどうぞ。男爵いもソフトクリームが名物です。ヤセの断崖からは約8キロ。

ヤセの断崖を訪れた人の声


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