3カ国の融合建築！？ベトナムにある「フーンフンの家」について

Chris Sammis

ホイアンは、日本人街もあった貿易都市として栄えた街です。そのため、建物には日本や中国の様式がミックスした古い建物と街並みが世界遺産として指定されています。その１つが、フーンフンの家です。

１．フーンフンの家とは？

http://blog.livedoor.jp/rokitomo/archives/51804340.html

フーンフンの家は、200年ほど前に建てられた貿易商人の家です。その建物は、ベトナム、中国、日本の建築様式が融合した趣があるホイアンならではのものです。見学時は、子孫による英語ガイドを受けることができます。

２．フーンフンの家の魅力

http://reiri.at.webry.info/201205/article_7.html

フーンフンの家の魅力は、何と言っても世界遺産の街の中で、昔の生活や建築を垣間見ることができることです。ベトナム、日本、中国の様式が混ざった家は、様々な国の人たちが行き来していた貿易港ならではの造りです。

３．フーンフンの家の見どころポイント

フーンフンの家の見どころのポイントについてみてみましょう。

中国様式の入口や飾り

http://outdoor.geocities.jp/hoian201007/hoian02-02.htm

中には、中国語の看板がかかった入口や、壁の飾りなどがあり、レトロチャイナな雰囲気が素敵な感じです。

インテリアも中華風

http://blog.goo.ne.jp/akanai1/m/201410

インテリアのテーブル、椅子、照明も古い中国のものが用いられています。ベトナムなのにちょっと中華な不思議な感じです。2階は、お茶コーナーとお土産コーナーがあります。

少し日本の雰囲気がある外観

http://fiuzu.com/a/old-house-of-tan-ky-454961

その一方で外観は、日本風。瓦屋根やちょっと黒っぽい外壁は京都の町家を思わせる趣もあります。

洪水に備えた工夫された天井

http://www.hoian.kankoguide.info/spot-hoian/japanese-architecture.html

熱帯気候で雨が多いベトナムならではの工夫として、天井の穴から荷物があげられるようになっています。大事な家財を守るための知恵を見ることができます。

2階からの眺める世界遺産の街並み

http://tkomcanter.exblog.jp/21172729/

2階のベランダからは、ホイアンの街並みを眺めることができます。世界遺産の街並みを見下ろすと、街歩きとはまた違う発見があるかもしれませんね。

４．こんな人にオススメ！

http://www.hoian.kankoguide.info/spot-hoian/japanese-architecture.html

世界遺産が大好きな人、歴史的な建物を見るのが好きな人はもちろん、ベトナムの歴史に関心がある方ににおすすめのスポットです。

５．訪問者の声

http://travelkanay.blog.fc2.com/blog-entry-248.html

ホイアンのチケットを使えるところがいくつかありますが、こちらはおすすめです。場所によっては「ここはお土産屋？」と感じるところがあるのですが、ここは個人で行ってもきちんと解説してくれましたし、天井が高く、螺鈿細工も素晴らしかったです。

http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g298082-d454961-r204392268-Old_House_o…

日中の気温が４０度近くにあがり、歩いていると暑さのために、思考能力が止まってしまいそうな天気でしたが、中に入ると涼しく感じました。２００年近く経っているそうですが、クーラーなどのない時代の先人の知恵を感じさせられる建造物でした。お勧めです。