兵庫県明石市のおすすめなお土産５選。絶対に喜ばれる人気商品を知ろう

兵庫県南部にあり、明石海峡に面する都市・明石市は、古くから阪神と播磨や、本州から淡路島を経て四国を結ぶ交通の要所であり、また「源氏物語」の「明石の御方」とのエピソードでその地名を知る人も多いと思います。
東西16ｋｍに渡り瀬戸内海に面する豊かな漁場に恵まれ、古くから漁業が盛んに行われてきた明石にはどんなお土産があるのでしょうか。
　

明石市のおすすめお土産5選

明石のり

明石は日本有数の海苔の生産地。明石海峡の激しい海流の中で育った海苔は、肉厚で海のうまみが沁みこんでいます。そんな明石の海苔の中でも厳選された「一番摘み海苔」だけを使っている鍵庄の「明石のり」。お土産としてだけでなく、地元の人たちからも愛されていて毎日の食卓に欠かせない一品なのです。

パリッと切れがよく肉厚な独特な食感、海の旨みが閉じ込められ口の中にじわっと染みわたる上品な味。鍵庄の明石のりは一度食べるとその味の虜になります。大切な人へのお土産としてはもちろん、自分用にもおすすめです。

いかなごのくぎ煮

明石や神戸の春の風物詩「いかなごのくぎ煮」は明石を中心とした瀬戸内海東部沿岸部の郷土料理です。佃煮の一種で、いかなごを醤油やみりん、ざらめ、生姜などで煮詰めたもの。炊き上がったいかなごが茶色く曲がって錆びた釘のようなので「釘煮」と呼ばれるようになったのだそうです。中央食彩　八喜圀のいかなごのくぎ煮は農林水産省の「郷土料理百選」に兵庫県代表で選ばれています。
　
春になりいかなご漁が解禁になると明石のお母さんたちはこぞってくぎ煮を炊くので、町中がいかなごのくぎ煮の香りで満たされます。いかなごのくぎ煮は明石市民たちに愛されているソウルフード。甘辛くご飯のお供にぴったりです。

めで鯛もなか

江戸時代創業の明石の和菓子店老舗「分大」の「めで鯛もなか」。明石の風物にちなみ、五代目の亀吉が考案した鯛の形をした最中です。たっぷりのこしあんが見えることから「笑いっもなか」とも呼ばれているおめでたいお菓子です。
　
淡いピンクの鯛の形をした可愛い最中。パリッとした皮にこぼれんばかりのたっぷりの餡子。上品な甘さでいくつでも食べられます。他にも粒あんを使った蛸壺もなかや抹茶あんのたんざくもなかや羊羹など種類も豊富で、詰め合わせもあります。

たこせんべい

手焼きせんべいのお店「富士せんべい」は安政三年（１８５６年）から続く老舗で、現在六代目にいたります。そんな富士せんべいが研究を重ね完成させた新たな名産品たこせんべい。たこの姿そのままの贅沢な珍味です。
　
新鮮なをマダコなどがそのままの姿たこせんべいになりました。ユニークな見た目ですが、豊かなたこの風味がたまりません。お酒やビールのお供に最適です。お酒好きの方へのお土産にいかがでしょうか。

子午せん人丸

明石は子午線の町でもあります。子午線が通過する町にちなんだ煎餅「子午せん」。バターと卵をたっぷり使ったサクサク食感のおせんべい。おせんべいの表面には砂糖菓子で日本地図と子午線の図柄が描かれています。
　
明石土産の定番「子午せん」。お値段もお手ごろで会社やグループへのお土産にもおすすめです。定番品なので、「子午せん」を置いているお土産屋さんはたくさんありますが、人丸にある本店にはカフェと甘味処がありゆっくりとくつろげます。