日本初のドーム球場「東京ドーム」の見所まとめ！

プロ野球チーム、読売ジャイアンツの本拠地として有名な『東京ドーム』。周辺一帯に広がる東京ドームシティの中核施設でもあります。今回は、東京ドームをはじめ、東京ドームシティの見所をまとめてご紹介します！

■東京ドームとは

実際に東京ドームを訪れたことが無くても、外観や中の様子はテレビで一度は目にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか？

東京ドームは1988年、後楽園球場の代替球場として建設されました。それから現在までに数々のプロ野球の試合やワールド・ベースボール・クラシックの会場として使用されたり、アーティストのコンサート会場としても利用されています。

全天候型のエアードーム

『BIG EGG』の愛称でも知られるように、東京ドームは天候の影響を受けないドーム型の屋根がある球場です。現在では全国各地にドーム球場がありますが、東京ドームは日本初の全天候型球場です。

東京ドームの屋根のモデルはアメリカにあった「メトロドーム」。フッ素コーティングしたガラス繊維でできた屋根を、外部との空気圧の差を利用して押し上げ膨らませるエアードームは、柱などを使う必要が無いので球場に適した構造と言えます。

注意！ドームから外に出る時

前述のとおり、東京ドームの中は空気圧を外部よりも0.3％高くすることにより屋根を支えています。東京ドームの出入り口が回転ドアなのはこのためで、外部にできる限り空気を逃がさないようにしているのです。多くの人が出入りするプロ野球の試合時などは、回転ドアの他に補助的にバランスドアを使用しています。

東京ドームを訪れたことのある方は、ドームから外に出る時に強風に押し出された経験があるのはないでしょうか。空気は気圧の高い方から低い方へと流れるので、出入口のドアから勢い良く空気が出ています。小さなお子さんや足腰の弱い方は転倒などに十分注意してください。

■長嶋ゲート、王ゲート

数々の名選手を生んだ後楽園球場。中でもV9時代を築いた長嶋茂雄、王貞治両選手の功績は現在でも語り継がれており、野球ファンでなくとも知っている方も多いのではないでしょうか？

長嶋ゲート、王ゲートの歴史

後楽園球場時代、1番の王ゲート、3番の長嶋ゲートとして親しまれていた2つのゲートがあり、それぞれにモニュメントを設置していましたが、東京ドームへと生まれ変わる際に一度撤去されます。

しかしファンからの撤去を惜しむ声に後押しされ、1998年、正面ゲートから1塁側、3塁側へ向かう所にお二人のゲートが復活しました。

東京ドームの新しいシンボル

さらに2014年にはリニューアルされ、両氏の往年の雄姿をかたどった大型のレリーフを新設、ゲート上部にはこれまでゲート脇に設置されていたブロンズ碑を使用したモニュメントが施されました。

レリーフの除幕式は、長嶋茂雄、王貞治両氏も参加し、約1,000人のファンとともに行われました。東京ドームの新しいシンボルとして、今後も多くのファンを見守り続けることでしょう。

■東京ドーム内見学ツアー

東京ドームでは、ガイドの説明付きの見学ツアーを定期的に開催しています。普段は入ることのできないバックヤード見学や人工芝体験、エキサイトシートなどを見て回ります。選手が座るベンチに実際に座ることもできますよ♪野球ファンには堪らないですね！

受付方法等

当日の試合の有無や状況により、コースが一部変更になることもあるので確認してください。15名以上の団体の場合は開催日の2週間前までに予約が必要ですが、個人の場合は当日受付となります。定員になり次第締め切りなので、受付時間内でも早めに行くことをおすすめします。

■野球殿堂博物館

東京ドーム21番ゲート右側に、日本で唯一の野球専門博物館である「野球殿堂博物館」があります。その名前にもあるように、壁一面に野球殿堂入りを果たした人の肖像レリーフが飾られています。

プロ・アマ問わず野球に関する歴史などの資料や写真、実際に使用されたユニフォームなど収蔵品は約3万点にも及びます。また、野球関連図書も約5万点所蔵しており、野球ファンでなくとも楽しめる施設となっています。

様々な企画展も開かれており、夏休みには子ども向けの企画も！ぜひご家族で、野球についての知識を深めてみませんか？

■観戦中の楽しみ　ビール＆食事

ナイターの試合の場合、観戦しながらお弁当など食事をする方も多いのでは？そして時々回ってくる売り子からビールを買うのも、また楽しみの一つという方もいるでしょう。

美味しいフードで気分をさらに盛り上げよう！

東京ドームでは観戦中にも食べられるフードメニューが充実していますよ♪手軽に食べられる定番のホットドッグやハンバーガーから、カレー、ピザ、どんぶり、お弁当などボリュームのあるものまで盛りだくさんのラインナップ！

そして、ジャイアンツファンにぜひチェックしてもらいたいのが「選手プロデュース弁当」です。
阿部選手や坂本選手など、2015年は7選手のお弁当が販売されています。
マスコットキャラクターのジャビットプロデュース弁当はお子様にも！海苔や玉子焼きにナンバーが描かれるなど見た目も工夫されていますよ♪

応援で喉が乾いたら。冷たいビールが美味しい！

野球観戦の定番と言えば、ビールですよね！しかし、東京ドームではビンや缶、ペットボトル(500ml以上)の持ち込みは禁止されています。紙コップに移し替えれば持ち込みは可能ですが、それも面倒。。という方は、もちろん球場の中でも買うことができますよ！
内野の売店で試合開始前や途中で買うのもよし、面倒なら売り子から買うもよし。応援で酷使した喉に冷たいビールがしみ渡りますね！

■広告看板にホームラン！で賞金100万円

東京ドームでの試合で見かける、バックスクリーン横の大きな広告看板。テレビ放送でも度々映りますよね？現在11個あるこの広告看板に打球が当たると、当たった広告看板の企業から打者に100万円の賞金や100万円相当の商品がプレゼントされるんです！

元々大きい看板なので目につきますが、ホームランの打球が当たれば観客の視線は一気にその看板へ行きますよね。テレビにも大きく映し出されるので、その宣伝効果はかなりUPします。企業と選手、両方にメリットのある素敵なルールですね！

■野球っ子の夢☆東京ドーム内で草野球

憧れの選手がプレーしている東京ドームのフィールドで、実際にプレーができるんです♪
料金はかかりますが、35名で申し込めば1人あたり1万円で2時間20分使用することが可能です。何チームか集まってプレーするのも良いですね！

全天候型なので雨の心配もなく安心。プロ野球選手が実際に立つマウンドに立ってみれば、野球ファンなら感動すること間違いなし！野球だけでなくソフトボールやキックベースボールも楽しめますよ♪

概要、空き状況など詳しくはこちら：東京ドームで草野球

■巨人関連の見どころもあります！

東京ドームで巨人戦がある日は、様々なイベントが用意されていますよ♪時間に余裕のある方は、ぜひ早めに東京ドームに足を運んでみてください！

試合前のお楽しみ「ジャイアンツスクエア」

プレーヤーズ・デーなどの開催日の試合開始前、東京ドーム22番ゲート前の広場では当日の観戦チケットを持っている方先着1,000名に抽選券を配布。大抽選会で当選すると、選手のサイングッズや試合終了後にグラウンドに降りることができるツアーの参加券を手に入れることができます！

その他にもOB解説者によるトークショーや、チームヴィーナスのダンスパフォーマンスもあり、試合以外にも楽しめるイベントが盛りだくさんですよ！

東京ドームがオレンジ色に！橙魂2015

年に数回の特別企画、「橙魂2015」。レプリカオレンジユニフォームを着て、ジャイアンツを応援してみませんか？2015年度の対象試合は7試合。東京ドーム全体がオレンジ色に染まり、チームと観客との一体感を味わうことができますよ！

■待ち時間も楽しもう！東京ドームシティ

東京ドームの東側一帯に広がる東京ドームシティ。野球の試合までまだ時間があるな。。という時に気軽に立ち寄れるスポットが満載です♪東京ドームシティで、1日いっぱい楽しんでみませんか？

1.嬉しいサービス盛りだくさん！ハッピーアワー

ジャイアンツ戦の入場券を持っていれば、東京ドームシティのアトラクションやショップがお得に利用できますよ♪アトラクションズではワンデーパスポートが200円引き、スパラクーアの入館料は500円引き！レストランやカフェもドリンクの無料サービスや割引などの特典が受けられます。
ぜひ野球の開始時間より早く来て、お得な気分を味わっちゃいましょう！

2.東京ドームシティアトラクションズ

昔から、後楽園ゆうえんちとして親しまれてきた都市型遊園地。2003年に東京ドームシティアトラクションズに名称変更したことに伴い、入園無料になりますます気軽に利用できる施設になりました。

コンパクトな敷地内に、ジェットコースターや観覧車、メリーゴーランドなどの定番から頭や体を使うものまで全25種類のアトラクションが集まっています。

・サンダードルフィン
最高時速130km/hのジェットコースター。観覧車の中やラクーアのビルを高速で潜り抜けるコースは、都市型遊園地ならでは。高さ80ｍ地点まで上り、そこから斜度80度で急降下するところはドキドキワクワク、スリル満点！スカッとしたい方にオススメです。

・キッズハッカー
小さなお子さんは、絶叫系のアトラクションだと身長制限があってなかなか乗れない。。とお困りのパパ、ママは注目！キッズハッカーは3歳から楽しめる子ども版フリーフォールです！

高さは7ｍといえども、上下にぴょんぴょん跳ねる動きは結構ドキドキなんです。普段見ることのできないお子さんの表情を見ることができるかも！？

・ウォーターシンフォニー
アトラクションでたくさん楽しんだ後は、水のショーで癒されませんか？ラクーアゾーンにあるウォーターシンフォニーは1日6回、クラシックを中心とした楽曲に合わせて噴水が吹き上がります。夜にはライトアップされて、昼間とはまた異なった印象に。カップルで見ればムード抜群ですよ♪

その他にも楽しめるアトラクションがいっぱい！ご家族やカップル、お友達と一緒に足を運んでみてください！

3.馬券も買える「黄色いビル」

東京ドームの南側に位置する、後楽園ホールとWINS後楽園の建物は通称「黄色いビル」と呼ばれています。馬券も買えて、スポーツなども楽しめる施設になっています。

・宇宙ミュージアムTeNQ
黄色いビル6階に、今までとは異なった視点から宇宙を知ることができる施設「宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)」があります。

暗闇に不思議な音が響く「トンネル0」を抜けるとそこは全くの別世界。注目すべきは上から覗き込む新しいスタイルの「シアター宙(そら)」。
従来の宇宙関連施設ではプラネタリウムのように天井に宇宙や星を映し出すものが一般的ですが、これは来場者が囲むようにして上から見下ろす作りになっていて、まるで自分が宇宙の中にいるような感覚を味わうことができますよ！

4.食事＆ショッピングならラクーア

ショッピングやレストラン、スパなどが出店している複合施設「ラクーア」は、東京ドームシティの北側にあります。ショッピングゾーンにはファッションや雑貨、書籍など約50店、レストランゾーンはファーストフードからお腹いっぱい食べたい人向けの本格焼肉店や寿司店まで約20店が入っています！

ゆっくり見て回れば1日中楽しめますね♪東京ドームシティアトラクションズの様子も見ることができます。また、毎週水曜日はレディースデーになっており、割引やプレゼントなどの特典がありますよ！

■便利！東京ドームホテル

東京ドームや東京ドームシティアトラクションズを見下ろすことができ、JR水道橋駅の目の前に位置する所に建つ「東京ドームホテル」。交通の便もよく、何よりプロ野球観戦後、すぐにホテルに戻れるのが大きな魅力です！

野球観戦の後は、当然のことながら多くの人でごった返します。行きに比べ、帰りにかかる時間は相当長くなります。東京ドームホテルを利用すればそんな時間も無し！試合が延長になっても安心ですね！
巨人戦内野席のチケットと宿泊がセットになったプランも！遠方から野球を観戦する予定のある方はぜひチェックしてみてください♪

■BIGアーティストのコンサート公演多数！

東京ドームは野球だけじゃありませんよ！毎年、数々のBIGアーティストが東京ドームでコンサートを開催しています。
近年では日本のアーティストの他にも海外から多くのアーティストが訪れ、2014年にはローリングストーンズ、2015年にはポールマッカートニーなど世界的にも有名なアーティストの公演も行われています。

チケットを買うならここのサイトを見ると便利！

アーティストのファンクラブに入っていればチケットの優先予約などの特典を受けられますが、入っていない人はどうすればいいの？という方にオススメのサイトをご紹介します♪

・e+(イープラス)
お気に入りのアーティストの情報を事前に登録しておくと、チケットのプレオーダー情報やCD、DVDの発売予定などお得な情報をメールで配信してくれます！
チケットの申し込み方法なども詳しく掲載されるので、初めてコンサートに行く方も安心ですよ♪

・チケットぴあ
こちらも会員登録(無料)で、気になるアーティストのチケット情報やメールマガジンを配信。コンサートによく行く方にはプレミアム会員(有料)になるのがオススメです。プレミアム会員だけのチケット最速抽選販売や、プレリザーブの当選確率が2倍になるなどお得なサービスが盛りだくさんですよ！

■冬のイルミネーション

毎年11月上旬から翌2月中旬までの期間、東京ドームシティは色鮮やかなイルミネーションに包まれます。写真のギャラクシードームは毎年好評！その他にも全長約140ｍのミルキーウェイなど見どころがいっぱいです♪

アトラクションにもイルミネーションが施され、いつもとは異なった空間を楽しめます！ライトアップは17時から25時まで(2014年。2015年は未定)。仕事で遅くなった夜でも見ることができますよ♪東京ドームシティで、幻想的な夜を過ごしてみてはいかがでしょうか？

■地図

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素材提供：トリップアドバイザーこのスポットの情報をみる