東北の中心都市、杜の都仙台を基点に宮城県の滝の名所を巡ってみませんか。雄大な自然が感じられる滝が仙台の近くにもあります。仙台周辺の宮城県にある自然を感じられる滝の名所6箇所を紹介します。
仙台都心から見て西の方角、国道286号線から川沿いに入った場所に、仙台の奥座敷と言われる秋保温泉があります。秋保温泉は名取川沿いにある温泉地ですが、この名取川の上流にあるのが秋保大滝です。秋保温泉に近いことから観光客も多く、滝の近くには150台分の無料駐車場が用意されています。
秋保大滝は、落差55m、幅6mの滝で、日本の滝100選にも選ばれています。また、豪快に流れ落ちる様は、「華厳の滝」、「那智の滝」と共に日本三名瀑の一つと言われています。
秋保大滝には、駐車場から続く遊歩道が整備されており、途中には豪快な滝の様子を上から眺められる「滝見台」があり、滝壺まで降りて見上げることもできます。
仙台都心から見て西の方角、国道48号線沿いの仙台ハイランド入口を過ぎたあたりに、大小様々な滝が狭い谷間に折り重なり滝音を周りに響かせる鳳鳴四十八滝があります。ちょうど仙台ハイランド入口あたりからニッカウィスキー仙台工場の間、谷間が狭くなった辺りです。滝の近くには広めの駐車場があります。
鳳鳴四十八滝は、大小様々な滝の総称で、大きな滝がある訳ではありません。滝から響いて来る水音が伝説の鳥「鳳凰」の鳴き声に似ていると言われたことから、その名が付いたと伝えられています。
仙台都心から見て西の方角、秋保大滝の前の道を更に奥に進むと二口峡谷があり、その中に姉滝があります。二口渓谷にはキャンプ場があり、そこから西に林道を進むと姉滝があります。二口渓谷のキャンプ場には20台分の駐車場があります。
姉滝は、高さ16メートルの天然記念物に指定された滝です。かつて姉滝は穴滝と呼ばれ、滝壺に洞穴状の穴が空いており、そこに流れ込む姿が珍しかったため、昭和9年(1934年)に国の天然記念物に指定されたました。しかし昭和20年に崩壊したため、往時の面影はありません。近くに「妹滝」があり、二つの滝を合わせて「姉妹滝」とも呼ばれています。
二口渓谷のキャンプ場に行くには、細い林道を通ることになります。なお、姉滝のある二口渓谷は蔵王国定公園内で、紅葉がきれいな場所でもあります。
仙台都心から見て北の方角、荒沢の大滝がある加美町は、仙台市の北に位置し、薬莱山(やくらいさん)の麓にウォータースライダーなどのレジャー施設がある自然豊かな町です。荒沢の大滝は、薬莱山の南、大滝農村公園キャンプ場の近くにあります。キャンプ場には30台分の駐車場があり、そこから遊歩道を歩いて滝の近くまで行くことができます。
荒沢の大滝は、木々に覆われた谷間を縫うように、荒々しく流れ落ちる七段の滝となっています。滝の上には、大滝神社があり、最も大きな滝は不動の滝とも呼ばれています。
仙台から行く場合は、大和ICから国道4号線、国道457号線、国道347号線で、やくらい高原温泉の前を通り、更に奥に行くと大滝農村公園キャンプ場に着きます。
仙台都心から見て北西の方角、三階の滝がある蔵王町は、仙台市のすぐ南に位置し,蔵王連峰で山形県と接する町です。蔵王町の西側には、遠刈田温泉から蔵王連峰に続く観光地があり、三階の滝は蔵王山頂に上る蔵王エコーライン沿いの展望台から見ることができます。展望台のそばには車10台程度の駐車場があります。
三階の滝は、落差181メートルを3段に落ちる壮大な大きな滝で、日本の滝100選にも選ばれています。三階の滝が見える展望台からは、上流にある落差53メートルの不動滝も見ることができます。
仙台の市街地から行くにはいくつかコースがありますが、国道286号線、国道457号で宮城蔵王ロイヤルホテルに行き、そこから蔵王エコーラインに入るのが解り易いと思います。
仙台都心から見て南西の方角、滑津大滝のある七ヶ宿町は、宮城県の南西の福島県と山形県に接する位置にあります。滑津大滝は、七ヶ宿町にある七ヶ宿ダムとみやぎ蔵王七ヶ宿スキー場の間、白石市から山形に抜ける国道113号線沿いにあります。滝の近くには車を80台程度停められる駐車場があり、遊歩道で滝の近くまで行けます。
滑津大滝は、落差10メートル、幅30メートルの「二階滝」とも呼ばれる独特の形をした滝です。遊歩道が滝のすぐ横を通っており、すぐ間近で水しぶきをみることができます。
仙台の市街地からは、東北自動車道・白石ICを経由して国道113号線で行きます。国道113号線沿いの特に七ヶ宿ダムの辺りは、紅葉が美しい場所です。
杜の都仙台を起点に、宮城県の雄大な自然を感じられる滝の名所を6ケ所紹介してきました。仙台市は都会ですが自然豊かな市で、今回紹介した滝の名所のうち3ケ所は仙台市にあります。宮城県の滝の名所を巡ってみてはいかがでしょうか。
1.秋保大滝
写真提供:仙台市観光交流課
仙台都心から見て西の方角、国道286号線から川沿いに入った場所に、仙台の奥座敷と言われる秋保温泉があります。秋保温泉は名取川沿いにある温泉地ですが、この名取川の上流にあるのが秋保大滝です。秋保温泉に近いことから観光客も多く、滝の近くには150台分の無料駐車場が用意されています。
秋保大滝は、落差55m、幅6mの滝で、日本の滝100選にも選ばれています。また、豪快に流れ落ちる様は、「華厳の滝」、「那智の滝」と共に日本三名瀑の一つと言われています。
秋保大滝には、駐車場から続く遊歩道が整備されており、途中には豪快な滝の様子を上から眺められる「滝見台」があり、滝壺まで降りて見上げることもできます。
■ 基本情報
- ・名称:秋保大滝
- ・住所:仙台市太白区秋保町馬場字大滝
- ・アクセス:JR仙台駅西口バスプール8番乗り場より約90分秋保大滝バス停下車すぐ
- (土日・祝のみの運行/1日2便)
- JR愛子駅から二口行き約40分、(平日・土曜/1日2便)(休日/1日1便)
- 東北自動車道・仙台南ICより約22km。
- ・所要時間:1~3時間
- ・オススメの時期:秋(紅葉の時期)
- ・公式サイトURL:http://www.sentabi.jp
2.鳳鳴四十八滝
写真提供:仙台市観光交流課
仙台都心から見て西の方角、国道48号線沿いの仙台ハイランド入口を過ぎたあたりに、大小様々な滝が狭い谷間に折り重なり滝音を周りに響かせる鳳鳴四十八滝があります。ちょうど仙台ハイランド入口あたりからニッカウィスキー仙台工場の間、谷間が狭くなった辺りです。滝の近くには広めの駐車場があります。
鳳鳴四十八滝は、大小様々な滝の総称で、大きな滝がある訳ではありません。滝から響いて来る水音が伝説の鳥「鳳凰」の鳴き声に似ていると言われたことから、その名が付いたと伝えられています。
■ 基本情報
- ・名称:鳳鳴四十八滝
- ・住所:青葉区作並字棒目木
- ・アクセス:JR 仙台駅からバスで「仙台ハイランド入口」下車 徒歩5分
- ・所要時間:1~2時間
- ・オススメの時期:秋(紅葉の時期)
- ・公式サイトURL:http://www.sentabi.jp
3.姉滝
写真提供:仙台市観光交流課
仙台都心から見て西の方角、秋保大滝の前の道を更に奥に進むと二口峡谷があり、その中に姉滝があります。二口渓谷にはキャンプ場があり、そこから西に林道を進むと姉滝があります。二口渓谷のキャンプ場には20台分の駐車場があります。
姉滝は、高さ16メートルの天然記念物に指定された滝です。かつて姉滝は穴滝と呼ばれ、滝壺に洞穴状の穴が空いており、そこに流れ込む姿が珍しかったため、昭和9年(1934年)に国の天然記念物に指定されたました。しかし昭和20年に崩壊したため、往時の面影はありません。近くに「妹滝」があり、二つの滝を合わせて「姉妹滝」とも呼ばれています。
二口渓谷のキャンプ場に行くには、細い林道を通ることになります。なお、姉滝のある二口渓谷は蔵王国定公園内で、紅葉がきれいな場所でもあります。
■ 基本情報
- ・名称:姉滝
- ・住所:仙台市太白区秋保町馬場
- ・アクセス:JR 愛子駅からバスで「二口温泉」下車 徒歩30分
- ・所要時間:1~2時間
- ・オススメの時期:秋(紅葉の時期)
- ・公式サイトURL:http://www.sentabi.jp
4.荒沢の大滝
http://blogs.yahoo.co.jp/stock19631966/30886292.html
仙台都心から見て北の方角、荒沢の大滝がある加美町は、仙台市の北に位置し、薬莱山(やくらいさん)の麓にウォータースライダーなどのレジャー施設がある自然豊かな町です。荒沢の大滝は、薬莱山の南、大滝農村公園キャンプ場の近くにあります。キャンプ場には30台分の駐車場があり、そこから遊歩道を歩いて滝の近くまで行くことができます。
荒沢の大滝は、木々に覆われた谷間を縫うように、荒々しく流れ落ちる七段の滝となっています。滝の上には、大滝神社があり、最も大きな滝は不動の滝とも呼ばれています。
仙台から行く場合は、大和ICから国道4号線、国道457号線、国道347号線で、やくらい高原温泉の前を通り、更に奥に行くと大滝農村公園キャンプ場に着きます。
■ 基本情報
- ・名称:荒沢の大滝
- ・住所:宮城県加美郡加美町字鹿原南滝庭
- ・アクセス:東北新幹線・古川駅から車で約45分
- 東北自動車道・大和ICまたは古川ICから車で約45分
- ・オススメの時期:夏
- ・公式サイトURL:http://www.town.kami.miyagi.jp/
5.三階の滝
http://photozou.jp/photo/show/319490/191107363
仙台都心から見て北西の方角、三階の滝がある蔵王町は、仙台市のすぐ南に位置し,蔵王連峰で山形県と接する町です。蔵王町の西側には、遠刈田温泉から蔵王連峰に続く観光地があり、三階の滝は蔵王山頂に上る蔵王エコーライン沿いの展望台から見ることができます。展望台のそばには車10台程度の駐車場があります。
三階の滝は、落差181メートルを3段に落ちる壮大な大きな滝で、日本の滝100選にも選ばれています。三階の滝が見える展望台からは、上流にある落差53メートルの不動滝も見ることができます。
仙台の市街地から行くにはいくつかコースがありますが、国道286号線、国道457号で宮城蔵王ロイヤルホテルに行き、そこから蔵王エコーラインに入るのが解り易いと思います。
■ 基本情報
- ・名称:三階の滝
- ・住所:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有地内(滝見台展望台)
- ・アクセス:
- ・電話番号:0224-34-2725 (蔵王町観光案内所)
- ・オススメの時期:秋(紅葉の時期)
- ・公式サイトURL:http://www.zao-machi.com/
6.滑津大滝
http://www.lifeshot.jp/photos/search/滑津大滝/125089…
仙台都心から見て南西の方角、滑津大滝のある七ヶ宿町は、宮城県の南西の福島県と山形県に接する位置にあります。滑津大滝は、七ヶ宿町にある七ヶ宿ダムとみやぎ蔵王七ヶ宿スキー場の間、白石市から山形に抜ける国道113号線沿いにあります。滝の近くには車を80台程度停められる駐車場があり、遊歩道で滝の近くまで行けます。
滑津大滝は、落差10メートル、幅30メートルの「二階滝」とも呼ばれる独特の形をした滝です。遊歩道が滝のすぐ横を通っており、すぐ間近で水しぶきをみることができます。
仙台の市街地からは、東北自動車道・白石ICを経由して国道113号線で行きます。国道113号線沿いの特に七ヶ宿ダムの辺りは、紅葉が美しい場所です。
■ 基本情報
- ・名称: 滑津大滝
- ・住所: 宮城県刈田郡七ヶ宿町滑津
- ・アクセス:JR白石蔵王駅から七ケ宿町営バスで60分(乗り換えあり)滑津大滝下車徒歩7分
- 東北自動車道・白石ICから約40分
- ・オススメの時期: 紅葉の季節
- ・公式サイトURL: http://www.town.shichikashuku.miyagi.jp/
杜の都仙台を起点に、宮城県の雄大な自然を感じられる滝の名所を6ケ所紹介してきました。仙台市は都会ですが自然豊かな市で、今回紹介した滝の名所のうち3ケ所は仙台市にあります。宮城県の滝の名所を巡ってみてはいかがでしょうか。