自然を満喫できる！箱根にある「早川(堂ヶ島)渓谷遊歩道」を散策する

神奈川県箱根は全国有数の観光地で温泉で有名ですが、その中でも富士屋ホテルで有名な宮の下に知る人ぞ知る景観の広がるスポットがあります。それが早川(堂ヶ島)渓谷遊歩道です。
箱根に何度も足を運んでいる人でさえあまり知らない箱根を知るチャンス。今回は早川(堂ヶ島)渓谷遊歩道をこっそりとご紹介しちゃいます。

早川(堂ヶ島)渓谷遊歩道とは?

早川(堂ヶ島)渓谷遊歩道は堂ヶ島から木賀温泉まで続く早川沿いのハイキングコースのことで、早川の清流のせせらぎを聞きながら森林を歩く全長1.5km（約1時間）のコースです。
早川にある川久保水力発電所のメンテナンス用に東京電力が管理するルートで、道はある程度は整備されているものの、遊歩道と言うよりも途中上り下りがかなり険しいところもある中程度のハイキグコースのような路です。途中には吊り橋もあり、スリリングな気分も味わえます。

早川(堂ヶ島)渓谷遊歩道の魅力

吊り橋

早川に向かって下っていくと、小さな吊り橋が目に入ります。ここでは大人3人、おおよそ180kgまでを厳守することと注意書きがあるほど。かなり揺れるのでスリル抜群です。

川久保発電所

明治39年(1906年)に富士屋ホテルが宮ノ下水力発電所を設立し、早川沿いの宮ノ下一帯から宮城野、仙石原の各地域にも電気の供給を始めました。
現在はこの早川渓流沿いは東京電力の敷地内となっていて、遊歩道を含め施設周辺にはあまり人の手が入っておらず、発電施設の背後の山には手付かずの自然がたくさん残っています。

紅葉

ここは隠れた紅葉名所でもあり季節ごとに変化する景観も見所です。特に11月中旬～下旬に見頃を迎える紅葉は鮮やかで非常に美しいです。

早川(堂ヶ島)渓谷遊歩道周辺の見どころスポット

富士屋ホテル

宮の下にある創業明治11年、歴史と伝統に彩られた箱根のクラシックホテルでチャップリンやヘレンケラーなども泊まった箱根を代表する国際ホテルです。

太閤石風呂

太閤石風呂は豊臣秀吉が小田原城を攻めた際に入湯したとされています。現在は、対岸からしか見ることができず入浴はできません。

熊野神社

堂ケ島、宮ノ下、底倉温泉の鎮守として地元の人々に親しまれてきた神社です。6月中旬には境内にアジサイの花が咲き、小さな社を彩って綺麗です。

参加者の声

早川(堂ヶ島)渓谷遊歩道の場所