多治見のランチは贅沢に鰻！香りに誘われる老舗の味から美味しいと評判のお店まで★

多治見でランチをしませんか？「美濃焼」と「日本一暑い町」で知られている所です。最近では一位の座を奪われる事もしばしばですが、気温が高い事に変わりはありません。そんなこの場所で、美味しい鰻の食べられるお店を幾つかご紹介したいと思います。高級感のある料亭や昔ながらの老舗もあれば、気軽にリーズナブルに食べられるところなど、様々なところがありますよ。個性があるサイドメニューや、雑炊や釜飯などもおすすめです。ぜひチェックしてみてください！

1. 多治見とは？

 豊かな自然と水源に恵まれた多治見は、はるか昔、なんと古墳時代からやきもの文化が栄える町です。この地でつくられるやきものは、「美濃焼」と呼ばれています。市内には由緒ある窯元や、陶磁器に関する美術館、資料館、ギャラリーなどが点在しています。  また「日本一暑い町」としても知られており、「うながっぱ」という、ゆるキャラがその記念に作られました。このキャラクターの作者は、漫画家のやなせたかしさんだそうですよ。

 山地にも恵まれている多治見市。多治見の最高峰の山は無名の山ですが、５５６メートルあります。他にも方月山や高根山、笠原富士などの山々に囲まれており、中でも浅間山は市指定天然記念物のサクライソウが自生している場所です。

2.多治見の魅力

四季折々の美しい自然に囲まれた「虎渓山永保寺」では、樹齢約700年の大銀杏をはじめとする紅葉が、毎年見事です。現在も神学生が修練している多治見修道院は、日本で唯一、ワインを醸造する修道院だそうです。美濃焼の魅力をたっぷり味わう事の出来る「多治見市美濃焼ミュージアム」など、様々な見どころが満載。新しく出来たカフェやおしゃれなお店の立ち並ぶ町並みと、多くの自然との、両方を楽しめる町です。

美濃焼の産地として多くの人に知られている多治見市。市内には伝統的な窯元もたくさんあり、陶磁器を展示した博物館などもぜひ見てみてほしいです。観光で行ったら、陶磁器とうな丼、この２つは見逃せないですよ☆！

3.多治見のお勧め鰻屋さん

多治見にはおいしいオススメの鰻屋さんがいっぱい。どこも新鮮なうなぎだけを使用していて、口の中でとろける食感がおいしいうなぎばかりです。このうなぎ競争率が高い地域で、今もまだ老舗として残っているのには訳があります。

1.うなぎ丼　釜めし　うな千

 愛知県三河産を中心に、厳選された活うなぎを仕入れている「うな千」。秘伝の甘辛タレで、じっくりと焼かれた蒲焼きは、まさに絶品。注文を受けてから焼いてくれるので、少々待ち時間はありますが、その分期待通りの鰻が食べられます。「うなぎ丼」や「うな重」、「ひつまぶし」など、様々な鰻が楽しめます。

 ボリュームたっぷりのうな重は極めつけの味。蒲焼き七切れ分はうなぎ一匹分を超えています。これに肝吸い、デザート、サラダが付いてくるのだから結構お得。うな重以外にも食べて欲しいのが、うなぎ骨とひつまぶしです。

2.老鰻亭　魚関

 創業明治30年の、老舗の「魚関」。天皇家をはじめ要人・著名人が数多く立ち寄る、格式と伝統のある店です。備長炭の高温でじっくり焼き上げた鰻は、脂肪分が程良く落ちて、外はサクサク、中はふっくらとした食感が絶妙。うなぎを巻いた出汁巻き卵の、フワッフワの食感は、一度食べたら忘れられません。

予約していれば懐石料理も食べることができます。おまかせ懐石料理は４つの価格に分かれており、特選懐石が最高ランク。鰻丼は半うな丼１９５０円から。うなぎの白焼きや長焼きもオススメのメニューです。う巻きやうざくも試してみてください。

3.魚弘

  広小路商店街から一本入った場所に佇む、創業100年のうなぎ料理の老舗。地元の人間国宝 故・加藤卓男氏も、このお店の常連だったとか。鮮度と味へのこだわりから、注文を受けてから身をさばき、備長炭でじっくりと焼き上げた三河一色産の鰻は、身が大きくて柔らかいと評判です。うなぎ丼、うな重、ひつまぶしの他、鰻巻き玉子、へぼ（東濃地方の郷土料理。蜂の子を甘辛く煮たもの）などもあるそうです。

 多治見市にたくさんうなぎ屋さんがたくさんあるのにはわけがあるのです。多治見は陶磁器の街として知られており、窯の前で力仕事をする人がスタミナのつくうなぎ料理を好んで食べていたことが発展のきっかけとなったようです。

4.澤千

多治見・本町エリア「オリベストリート」にある懐石料理店で鰻料理が美味しいことでも有名です。お店は何とも風情ある佇まいで、日本庭園を眺めながら食事ができる個室もあります。うなぎ丼やひつまぶしはテーブル席でのサービスになります。

鰻はカリっと香ばしく、身は柔らかくフワっとしています。器も多治見ならではの織部や志野焼きが使われていて、鰻の美味しい多治見のなかでも指折りの名店だと納得できる味わいです。

創業１００年という長い歴史をもつ澤千。懐石料理、うなぎ料理を得意とし、和風の伝統ある店内で楽しむことができます。 創業当時の趣とモダンを感じることができ、日本庭園もよく管理されているダイニング。料理だけでなく、環境にも気を使っています。

５.澤中

多治見駅から歩いて10分ほどのところにある鰻屋さんです。お店では鰻を備長炭で焼いていて、脂がのってとても香ばしい味がします。タレの濃さもちょうどよく、ごはんの量も適量で美味しくいただけます。

出前用とお店用ではお米の炊き方も少し変えていて、美味しく食べられるように工夫しているのだとか…。またうな丼をはじめ、ごはんが付いているメニューには肝吸いも付いてきます！多治見ならではの鰻の味が楽しめます。

店内は和式ですが、椅子とテーブルが並んでいて、のれんをくぐるといい匂いがしてきます。うなぎは意外と控えめに焼かれており、色も薄めなのが特徴です。ランチタイムなら午前１１時半から午後２時まで。多治見駅からは歩いて１０分です。

6.うなぎや

多治見・本町エリア「オリベストリート」の鰻店で創業は安政6（1859）年という老舗です。観光客はもちろん地元の人にもファンが多く、毎年「土用の丑」の日にはお店に行列ができます。

鰻は焦げ目もちょうどよくついていて皮がパリっと焼けています。関東でもなく関西とも違う、多治見の鰻を堪能できます。混雑状況にもよりますが、このお店では注文をしてからあまり待たずに美味しい鰻が食べられるのも嬉しいですネ。

創業からずっと秘伝のタレの味が守り続けられており、そのタレをたっぷりつけたうなぎを備長炭で焼き上げます。うなぎ丼だけでなく、ひつまぶし、うな重があります。

7.なか川食堂

昭和の懐かしい雰囲気がただよう定食屋さんで多治見駅の近くにあります。海老フライ定食やヒレカツ定食も食べられますが、店先に架かっている暖簾には大きく「うなぎ」の文字が！お品書きの筆頭には「うなぎ丼」と書いてあります。蒲焼き定食もありますヨ。

鰻のタレはあまり甘くなく、さっぱりとしていて、鰻そのものの旨みが感じられる味付けです。肝吸いもちゃんと付いてきます。ノスタルジックな食堂でリーズナブルに美味しい鰻が食べられるので、何だかちょっぴり得した気分になれます。駅前という立地条件もあり、出張で多治見に来るビジネスマンにも愛されているお店です。

昭和の雰囲気さえ感じられるレトロでおしゃれな店内でうなぎを食べたい！多治見の駅前にあるので、観光にも利用できるお手軽なうなぎ屋さんです。うなぎ以外におすすめなのは海老フライ定食。味噌汁が落ち着く味☆！

8.竹亭

多治見の鰻料理のなかでもちょっと変わった味が楽しめるのが「竹亭」。お店は昭和47年創業で、45年近くも営業している老舗です。旬の魚料理が自慢のお店ですが、看板メニューは「うながっぱ重」です。

多治見市のマスコットキャラクターにもなっている「うながっぱ」にもちなんだ料理で、うなぎにしば漬け（キュウリ）・かいわれ・大葉・ねぎ・海苔がまぶしてあります。しば漬けが入っているので、さっぱりとした味わいです。お茶漬けにすればサラサラっとあっという間に完食してしまいそうです。

9.うな長 多治見店

鰻が食べたいけれど、ちょっと高くつくなぁ…という印象がありますが、このお店ではうな丼が1,000円以下で食べられるのが魅力です。

うなぎは注文を受けてから焼くので少し時間がかかるものの、焼きたての香ばしい鰻が食べられます。ごはんの上に盛られている鰻の量はやや控えめなので、たっぷりと鰻を味わいたい人は、うなぎが一匹分のっている「うな長重」（3,480円）がおススメです。「ひつまぶし」や「うな重定食」のほか、うなぎの頭の唐揚げというちょっと珍しい一品も楽しめます。

10.魚傳

多治見駅からすぐ近くの定食屋さんです。間口の狭いビルの階段を上がっていくと食事処があり、鰻料理だけでなく定食もあります。鰻丼は多治見ならではの皮はカリっと、身はふっくらの本格的な味。鰻は脂がのって、つややかな照りが何とも美味しそうです。たれの加減も甘すぎず辛すぎず絶妙で、地元の人からも人気です。「うなぎ雑炊」もありますよ。

11.横綱 （土岐市）

多治見のすぐお隣り土岐市にも美味しい鰻が食べられるお店があります。お店は中央道の恵那・瑞浪方面と多治見方面の中間にある土岐インターから１分というロケーションです。

このお店の鰻は身がフワっとやわらかいのが特徴。それでいて皮は適度にパリっとしています。秘伝のタレはやや甘めで、ご飯とよく合います。国産鰻と岐阜県岩村産のコシヒカリが使われています。鰻料理はうな重・うな丼・ひつまぶしと人気のあるものがすべて揃っていて、肝吸いもついています。

12.心斎橋（土岐市）

昭和49年創業の鰻屋さんです。このお店の鰻丼には頭がついていて、柔らかくてとても美味しい！とお客さんから人気があります。カリッと焼き上げられた鰻を一口食べれば、身はじゅわ～っとジューシーな味わいです。また鰻釜飯も名物メニューのひとつ。釜飯に使われる鰻は一晩つけて寝かせてあり、注文を受けてから炊き上げる手の込んだお料理です。ひつまぶしと同じく薬味やお茶漬けで味の変化を楽しめます。

13.うな山（土岐市）

地元の人からも人気があるおしゃれな雰囲気のお店です。お店の名前が書かれた大きな日よけ暖簾が目印。鰻丼は多くの人が注文するメニューで、ふっくらと柔らかな身とパリっとした皮の食感を楽しむことができます。ひつまぶしを注文すると、出汁が入っている土瓶を固形燃料で温め、アツアツのお茶漬けが食べられますヨ。

4.多治見の鰻屋さんに行った人の声

多治見と言えば…鰻。 というわけで夕食は、鰻。 水曜日定休とのことですが、お盆で地元の方々もよく利用されるのか開いていたので今日は、こちらで。 食べないつもりでも、香ばしい鰻を焼く香りがあちこちから漂うので、我慢するのは難しいかと。 pic.twitter.com/B6CY89zHXK

— Yukiwo_Yasuyo (@Yukiwo_Yasuyo) 2014, 8月 13

多治見にはオリベストリートというのが３か所ほどあり、うち本町オリベストリートは駅から徒歩10分くらいで10軒くらいの焼き物屋が集まっている。昔、陶工が疲れを回復するために鰻を食べていたということから多治見では古くからの鰻の店が多く、町を歩くとどこかから鰻の匂いがする。

— kato_cup (@kato_cup) 2015, 8月 20

多治見は鰻屋さんが多いので、歩いているとつい匂いに誘われてしまいます。多治見駅近くの｢魚傳｣にて。 pic.twitter.com/UgWYisJiNU

— Kenny1 (@Kenny1jp) 2015, 8月 15

お昼はみっちゃんお勧めの多治見にある「うなぎや」さんに行ってきましたよ～。
炭火で焼いた皮はﾊﾟﾘﾊﾟﾘ身はじゅーしーな美味しい鰻にございました。 pic.twitter.com/hjVVF0z2Hz

— 鳰 (@nioneko) 2014, 12月 21

ごちそうさまでした。
相変わらず期待を裏切らない美味しさでした(^^)
これを美味しく食べたいから我が家ではスーパーで鰻を、買いません^^;
うな千、もし多治見に寄ることがありましたら是非行ってみてください(￣^￣)ゞ pic.twitter.com/ISm2Z7DAcc

— 春澤真樹 (@harumaki1993314) 2014, 5月 5

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多治見でランチにおすすめの市内周辺の鰻の名店をご紹介しましたが、食べたくなりましたか？むかしは、暑い夏になると体力増進のために土岐川でよくとって食べられたことから、この地には名店が多く、陶器屋さんの窯元で働く焼手にもふるまわれたという言い伝えが残っているんです。街を歩いているとあのなんともいえない香りについつい誘われると思いますが、この地域ならではのうな重やひつまぶしを是非味わってみてください。せっかく訪れたのなら、たくさんある食事処を何軒か訪れてみるのもおすすめです♪きっとあなたが気に入るところがあると思いますよ！