【朗報】さんまが無料で食べられる！9月6日・20日開催の「目黒のさんま祭り」をご紹介！

目黒のさんま祭りとは?

毎年秋になると、目黒のさんま祭りがＴＶで放送されています。新鮮なさんまを無料で食べる事が出来ると言う事で、毎年多くの方が訪れています。年々さんまの価格も上がっている事から、ここぞとばかりに食べにくる方も少なくないそうです。

このさんんま祭りの発祥は『落語』にあります。古典落語の中に『目黒のさんま』と言うものがあり、これを元に気仙沼のさんまを持って知って貰おうと考えた方が開催したのがきっかけと言われています。

お祭りの際は、さんまを食べる事が出来る「目黒のさんま祭」は勿論の事「ふるさと物産展」も、北は青森県八戸市から、南は鹿児島県までの各地方の名産･珍味などの物産販売の出店があり、大変人気となっています。

また、「おまつり広場」では、気仙沼の和太鼓の演奏や、さんま祭りのきっかけとなった落語を聞く事ができます。阿波踊りなどの伝統芸能やダンスも見る事が出来るので、さんまを食べながら見るのもお勧めです。

 一緒に来た子供たちが遊べるような場所もあり、巨大迷路や工作ランドなども用意されているので、大人だけではなく、子供も一緒に楽しむ事が出来るイベントとなっています。

さんまは骨の部分が少なく、あったとしても細く噛み砕けるほどのものなので、お箸で食べなくても丸かじりができてしまいます。焼きたてのさんまはジューシーで身も柔らか。だからお祭りで食べることができる魚として人気なんですね。「さんまは目黒にかぎる！」という落語の一言がきっかけで毎年開かれているこのお祭り。日本の落語文化を大切にする心が伺えますね。このお祭りに訪れる人は毎年なんと２００００人にも登るんです！そのことを考えると相当な影響力があることが分かります。

実は二つあるって知ってましたか？

全国的にも有名な『目黒のさんま祭り』ですが、実は2か所で開催されている事はあまり知られていません。ひとつが、品川区にて開催される「目黒のさんま祭り」。もう一つが、目黒区にて開催される「目黒SUNまつり」です。

2つある理由としては目黒駅が品川区内にある事によって、お互いに譲らなかったのが原因とされています。それぞれ少しずつ違いがあるものの、基本的にはほぼ同じお祭りです。

目黒のＳＵＮまつりは別名「目黒区民まつり」とも言われており、目黒区民なら誰もが知る有名なイベントなんです。すでに４０回ほど開催されており、すでに本家本元の目黒のさんま祭りにひけをとらないほど有名な祭りになっているんです。お祭り広場だけでなく、こども広場やふるさと物産展にはたくさんの人が訪れ、賑わいます。このＳＵＮまつりで使われるさんまは宮城県気仙沼市の新鮮なさんまで、その数なんと５０００尾にも上るんです！

品川区の目黒のさんま祭り

こちらは、品川区にある目黒商店街主催のさんま祭りです。宮古産のさんまを利用し、焼きたてのさんまは勿論お土産のさんままで貰う事が出来ます。つけあわせのスダチや大根にもこだわりがあり、駅からも近い事からどちらかと言うとこちらがメジャーなお祭りとされています。

目黒の商店街にはたくさんのお店が並んでおり、このさんま祭りは商店街の活性化にも一役買っているんです。毎年９月の第一または第２日曜日に開催されるこの品川区のさんま祭り。会場は誕生八幡神社となっています。大根おろしは栃木県の高林町産のものにこだわっており、すだちも産地限定で、徳島県神山産のすだちを使用しているんです。付け合せとして注目したいのがべったら漬け。このお漬物は東京新高屋のべったら漬けで、これがまたさんまに合うんです♪

目黒区主催のさんま祭り

もう１つは、目黒区が主となってやっているお祭りです。『目黒のさんま祭り』と言う位ですから、こちらの方が有名でも良さそうな物ですが、区民祭りとして始まったせいもあり、少し勢で負けている印象があります。

こちらで提供されているものは気仙沼のさんまです。しかも、スタッフも気仙沼の方がほとんどで、皆さんボランティアでこのイベントを開催してくれています。さんま以外の気仙沼の特産も購入する事が出来、復興にも一役買っているそうです。

気仙沼と宮古産のさんま。どちらも新鮮でおいしいので、素人にはその差は解らないかもしれません。ですが、せっかくの機会ですので両方を食べ比べ、それぞれのお祭りを楽しんでみるのも楽しいのではないでしょうか。

ＳＵＮまつりではさんま焼きのエキスパートが大量のさんまを焼き続けます。目黒区民のために秋刀魚を焼き続けるその姿は感動的なもの。煙がモクモク立ち上り、あたりはさんまの脂が焼けるいい匂いでいっぱいになるんです。さんまは宮崎県の気仙沼市のものを使っており、大根おろしは宮城県産、かぼすは大分県のものと、素材のためなら産地を選ばないところにこだわりを感じます。このまつりは区民まつりの一部として行われるお祭りです。

参加者の声

魅力はさんまだけではないというのがいい所。さんまを食べ終えたらすだちのつかみどりや物産展をぶらぶら見て回っておみやげを買うのも良いかもしれません。品川区主催のさんま祭りでは目黒ビールが飲めるかもしれないので、こちらも注目ですね！目黒ビールはビールの上にすだちをトッピングした珍しいビール。祭りの打ち上げの時に愛飲されているんです。さんまは宮古から直送されるので、かなり新鮮。周辺の飲食店でもこのさんまは頂けますよ！