日本一の急斜面を登る！箱根にある「大平台のスイッチバック」とは

箱根登山鉄道は、大平台駅などの急勾配の地点では、ジクザクに線路を切り返しながら進むスイッチバック方式を採用しています。粘着式鉄道として、日本一の急勾配を登る箱根登山鉄道のスイッチバックの魅力を紹介したいと思います。鉄道としては珍しいスイッチバックを見た後は、新緑やアジサイなど季節の美しい自然に出会えます。

大平台のスイッチバックとは?

スイッチバックとは、標高差のある斜面を車両が進行方向を転換しながらジグザグに登っていく方法で、そのたびに運転手と車掌が入れ替わります。箱根登山鉄道は3か所で行いますが、駅で行われるスイッチバックは大平台駅だけで、駅のホームからスイッチバックをする電車を間近に見ることができ、鉄道ファンだけでなく、珍しいスイッチバックを見学できる観光スポットとなっています。

大平台のスイッチバックの魅力

標高差のある小田原～強羅間を約50分で走っている箱根登山鉄道、なかでも標高165mの塔ノ沢駅から標高448mの宮ノ下駅間は急勾配の多い箇所で有名です。100メートル進むごとに最大で8メートル上がるという急勾配で3か所のスイッチバックがあり、最初のスイッチバックは、出山鉄橋（早川橋梁）を渡った後の出山信号場、大平台駅で2回目のスイッチバックをした後、大平台信号所で3回目のスイッチバックと3回スイッチバックをした後、箱根湯本を出発した時とは、逆向きに種店の強羅まで登り続けます。
自然の中をゆっくり進む箱根登山鉄道は、四季折々の景観がとても美しい鉄道です。特に初夏は沢山アジサイが咲くことで有名で、この時期は「あじさい電車」の名で親しまれています。

大平台スイッチバック 観光スポット

あじさいの小径

大平台駅にほど近い登山鉄道沿いの散歩道は、６月中旬頃からあじさいの開花時期を迎え、色とりどりのあじさいに彩られます。 駅を出ると道々の曲がり角に、小さな「あじさいの小径」という看板があるので、すぐにわかります。 大平台トンネル手前の坂道付近や大平台踏み切りは、あじさいと登山電車の絶好の撮影場所になっています。

仙元の泉

水は仙元山の中腹の岩間から、こんこんと湧き出ている水で、大平台温泉のおいしい水としても知られています。「水神山の水」や「長寿の水」として親しまれている名水スポットで、裏山にある町営駐車場脇から行くことができ、自由に組んで持ち帰ることができます。

飛龍ノ滝

知る人ぞ知る、箱根山のパワースポット。上段約15m、下段約25m。上下に分かれて流れ落ちる形が竜に似ているところが、飛龍の滝と名付けられた由来。県内でも最大級の規模を誇り古くは鎌倉時代、箱根権現信仰の信者がこの滝に打たれて身を清めたと言い伝えられています。

参加者の声

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大平台スイッチバックなぅ。山を上がるごとに、空気が冷たくなる。 http://t.co/qTrchxi1

— ニカちゃん (@eigonikaidou) 2012, 11月 18

上大平台スイッチバック http://t.co/ix6BSIkG7u

— あぺち(=^･ω･^)＜3rdを応援！ (@apechi) 2013, 9月 25

大平台スイッチバックなう！なんか、すごく楽しいです。愛の逃避行なう。 http://twitpic.com/23nh2u

— DJどぶさん本日渋谷O-Crest決戦 (@dobutas) 2010, 7月 9

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