暑い夏でも大丈夫。金沢の観光は、城下まち金沢周遊１日フリー乗車券を使いこなそう

北陸新幹線が開通して、東京～金沢間が約3時間で行けるようになりました。せっかくだから金沢に行ってみよう、という人も多いともいます。
金沢旅行を楽しみたいなら、北陸鉄道が発行している城下まち金沢周遊１日フリー乗車券が便利です。

城下まち金沢周遊１日フリー乗車券とは?

金沢市内は路線バスが充実しているため、移動はバスがとても便利。城下まち金沢周遊１日フリー乗車券（500円）は、市内中心部（200円区間）を一日に何度も乗り降りできます。しかもいくつかの施設ではフリー乗車券を見せると団体割引で入れるので、とてもお得です。

金沢の観光地はたくさんあるので、どこから回ろうか迷ってしまいます。金沢駅から一番近いのは「近江町市場」、ここから東茶屋や兼六園方面に回るのが一番良い方法です。路線バスで回るより、周遊バスに乗れば行きたいところまですぐ！見た目にもお洒落なバスで金沢を楽しみましょう。

城下まち金沢周遊１日フリー乗車券でできること

まずフリー乗車券を購入しよう

金沢駅に到着したら、北鉄駅前センターか金沢駅東口北鉄グループ案内所、または車内でフリー乗車券を購入します。乗車券はこのようなものです。窓口では使う日付を削ってくれます。主要ホテルのフロントでも取り扱っているようなので、先にチェックインする人は聞いてみるといいでしょう。

駅は混雑するので、お勧めはホテルのフロントの購入！金沢駅周辺のホテルでは、ほとんど扱いがありますが事前に問い合わせしておくと無駄がありませんよ。パスさえ購入しておけば、好きなところを周回できるのでサクサク回れます。

北鉄駅前センター　場所 金沢駅東口  バスターミナル1番のりば近く　電話番号（076）263-0489  
　　　　　　　　　営業時間（高速バス）6:15～20:00（ICa・定期券など、その他）7:00～20:00

金沢駅東口北鉄グループ案内所
　　　　　　　　　場所 金沢駅東口  バスターミナル7番のりば近く (金沢駅東広場交通案内所内)
　　　　　　　　　営業時間7:00～20:00

バスに乗る

北鉄案内所で購入すると、時刻表ルートマップをもらえます。これを見ながら、右回り・左まわりのどちらから乗るか決めておきます。フリー乗車券で乗れるのは、主要な観光地を巡る「城下まち金沢周遊バス」、兼六園周辺エリアへのアクセスに便利な「兼六園シャトル」のほか、市内各地を走る路線バス。バスを降りるときに、日付がわかるように運転手さんに見せてください。
JRバスや金沢ふらっとバスには乗れないので要注意。

間違えやすいのは「ふらっとバス」、金沢に主要場所を走るバスで100円でバスが利用できます。金沢のバスはバリアフリーが多く、年配者にも優しくなっているのです。ふらっとバスも主要な経路は回っていますので間違えても焦らずお金を払って降りましょう。

時刻表ルートマップ
金沢駅東口バス乗り場

LLとRL

バスの行き先表示板や車内案内で「LL」や「RL」という言葉をよく見ます。
LL→左回り
RL→右回り

目的地がどちらから行ったら早いのか確認してから乗りましょう。また周遊バスは金沢駅発着なのですが、金沢駅で必ず下車をしなくてもいいので、乗ったまま目的地まで乗り越してもOKです。

「城下まち金沢周遊左回り」「城下まち金沢周遊右回り」「兼六園シャトル」こも3つが金沢の主要観光スポット周り。「6番バスのりば」から兼六園シャトルに乗ると、近江町市場→長町武家屋敷→21世紀美術館→兼六園み回れます。東茶屋方面ならLLコースが便利です。RLバスも近江町市場方面に走り出すので、自分がどこに行きたいのか計画しておきましょう。

タイミングが合えばレトロバスに乗れるかも!

金沢の見どころ

金沢駅

旅の玄関口、金沢駅。日本で一番美しい駅に選ばれただけあって鼓門も含め、どこを撮っても美しいです。中もリニューアルされており、お土産選びがさらに楽しくなりました。

金沢の繁華街は香林坊・片町なのですが、リニューアルされてからは、ここでなんでも買えます。お土産だけでなく、ショッピングも楽しめるのでおススメのスポット。この鼓門は「加賀宝生」で使用する鼓をイメージしたもの。近代的な駅に、加賀金沢の文化が融合した素晴らしいものです。

ひがし茶屋街

江戸時代の茶屋街がそのまま残った場所。風情があるので散策におすすめ。夕方になると人が少なくなりますが、日中は激混みです。

今でもお茶屋の中では芸子さんが練習している三味線の音が響きます。木虫籠（キムスコ）と呼ばれる美しい出格子がずらりと並ぶ金沢らしい町並みがとても綺麗。友禅流しが行われる浅野川が近く、室生犀星や泉鏡花などの文豪もここに訪れました。五木寛之著「朱鷺の墓」の舞台にもなったところで、ドラマ撮影でも有名ですよ。

兼六園・金沢城址公園

加賀前田家の居城跡と日本三大庭園のひとつ兼六園。広大な敷地に当時の栄華がしのばれます。金沢城は新幹線開通に合わせて、橋爪門などを復元しました。

加賀百万石を代表する名城で、加賀一揆の舞台にもなった名城の一つ。その美しいみかけとは異なり、城には色んな仕掛けが残されています。宝暦9年の大火によって全焼しましたが、再建され修復されで現在にいたります。三十間長屋は金沢城に残る江戸時代からの建物の1つで、安政年間に建築されたもの。どこをみても素晴らしく、加賀藩の大きさを物語っています。

金沢21世紀美術館

上から下から見えるプールなど、現代アートが楽しめる美術館。ちょっとした仕掛けを探すだけでもおもしろいです。館内も迷路の様で迷います。

小京都金沢といえば、古い街並みが美しいイメージがありますが美術も非常に盛んなところで、現代美術も楽しめます。茶の湯が盛んなことでも有名な為、古美術がメインだと思われがちですが新しい文化や芸術の種をまいて古都金沢に新しい風を吹き込みました。総ガラス張りの外観までもが美術品なのです。

近江町市場

駅から歩いて15分の市場はいつも活気にあふれています。ランチタイムには海鮮どんぶりを提供するお店の前に行列ができます。

金沢の台所として、金沢っ子の食を満たしてきたこちらは、平成21年4月に「近江町いちば館」としてリニューアルし年中活気に溢れています。昔は、日曜日はお休みでしたが年中無休で営業するようになり朝から元気な声が飛び交います。食べ歩きはもちろんですが、ランチタイムには新鮮で安い「回転寿司」には長蛇の列。市場直送の新鮮なネタをつかった寿司が手ごろに楽しめます！カニはもちろん、加賀野菜もどっさり並んでいるのであれもこれも買って帰りたくなります。

利用者の声

近江町市場で海鮮丼も食べられたので満足満足。金沢周遊フリー乗車券は本当に便利。ツイートしてない所にも色々行ったけど、これ持ってると割引がある。散財したので明日からまたもりもり働くよ！ とりあえず明日のお弁当の材料買って帰らないと。日常にモドル→ #金沢

— mayumi (@mayumi0401ab) 2015, 5月 31

金沢観光するなら北鉄バスの1日フリー乗車券があれば、観光ルートをまわるバス乗り放題出し、一定区間の路線バスも乗り放題なので買って損はない。 金沢、スゴくバスが充実してる。 500円だし、いろんな施設で割引とかあるし。

— 週末審神者さまんさ (@thavasa1002) 2015, 5月 3

いかがですか?　３回乗れば元が取れるので、ぜひ上手に利用して旅を楽しみましょう♪