高遠城址公園は桜のメッカ！圧巻の城下町の景色をご紹介します。

高遠城址公園は桜の名所として名高い地です。長野県の伊那市に属するこの町は昔、武田信玄の五男である仁科五郎盛信が織田信忠と戦い、壮絶な死を遂げたことで知られています。明治4年（1871年）の廃藩置県で取り壊され、同8年（1876年）に今の姿になりました。毎年春になると、約1,500本ものタカトオコヒガンザクラが、淡紅色で小ぶりの花を咲かせます。今回は、春を満喫するなら外せない、この観光スポットをご紹介します。

1.高遠城址公園とは?

高遠城址公園は、高遠城を中心に作られた公園です。高遠城は戦国時代に武田家が城主を務め、織田信長の嫡男・信忠と武田信玄の娘・松姫との悲劇の逸話が残されている場所でもあります。明治時代に取り壊されたため、旧藩士たちにより桜の植樹が行われ公園へと姿を変えました。

2.高遠城址公園で見る桜が圧巻！

高遠城址公園の名物といえば、春に咲き乱れる桜です。この地にしか咲かない1500本のコヒガンザクラが咲き乱れる様は圧巻の一言！見渡す限りの桜にため息が出ます。

コヒガンザクラの赤みを帯びた濃いピンク色で包まれた公園内は、多くの観光客が訪れ賑わいを見せます。

3.高遠城址公園の見どころをピックアップ♪

1.「高遠閣」

高遠城址跡公園にある高遠閣は1936年に完成した集会所で、観光客の休憩・案内所として現在も使われています。

高遠閣の窓から見える満開の桜も情景があり、とっても素敵ですよ。

2.「太鼓櫓」

公園内には、藩政時代に時を知らせるために作られていた太鼓櫓があります。

歴史を感じさせる建物ですが、夜のライトアップでさらに魅力的に写ります。

3.「高遠温泉さくらの湯」

高遠城址公園近くにある高遠温泉・さくらの湯は、日帰りで入浴できる温泉施設です。アルカリ性単純温泉で皮脂を落としてお肌がすべすべになる効果があります。公園内を散策したあとは、温泉で体を温めてはいかがでしょうか。

4.「夜桜」

桜が咲き始めると、日没から夜10時まで公園内はライトアップされます。

昼間の明るい場所で見る桜とはまた違い、幻想的な雰囲気に包まれます。

5.「高遠さくら祭り」

高遠城址公園では、さくらが咲き始める4月1日～30日まで「高遠さくら祭り」が開催されます。祭り開催中は、和太鼓や江戸かっぽれ・高遠ばやし巡行などの催し物が行われるので、高遠の文化にも触れることができるのが魅力です。

地図はこちら

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高遠城址公園をご紹介してきましたが、いかがだったでしょう。美しい写真の数々を見ているだけでも、なんだか心浮き立つものがありますよね。敷地内にはサクラだけでなく、250本のカエデも植えられており、秋になるときれいに色づき、紅葉を楽しむ人々でも賑わいます。他にも問屋門、太鼓櫓、藤原神社などの、往古を偲ばせる歴史的建造物がたくさんあり、年間を通じて多くの観光客が訪れる地となっています。今度のお花見はここで決まり、ですよね。