長安寺は、箱根にある四季折々の風景が美しい風情ある寺院であり、秋には紅葉の名所として多くの人々が訪れます。静かな境内には、500個もの羅漢像が置かれており、どれも喜怒哀楽溢れる人間味のある表情をしています。11月の最盛期以外にも、春先や夏の終わりにはさまざまな草木が咲き、心が落ち着く雰囲気に包まれています。秋以外の時期でも散策を楽しめるので、1年を通してそれぞれの季節に訪れてほしいおすすめの場所です。
神奈川県箱根町にある曹洞宗の寺院です。五百羅漢で有名な観光寺院で、東国花の寺百ヶ寺(関東1都6県の「花の寺」と称される寺院が集まったもの)の、神奈川12番札所です。草創当初のことについては全く不明だそうですが、姥子温泉あたりに建てられていたものが万治2年(1659)頃に現在地へ移転したようだと言われています。
境内には3月下旬に咲くカタクリを始め、5月中旬にはヒメシャガ、6月中旬はイワタバコ、9月上旬~10月中旬はシュウメイギクなどが咲き、箱根にある寺らしい雰囲気に包まれています。その他寺を象徴する赤花のシュウメイギクは野草のなかでも最もあでやかな色彩で、9月半ば頃の花盛りには明るい花景色を楽しむことができます。
長安寺の紅葉以外にもある見どころを分かっていただけましたでしょうか?国道を少し入っただけの場所に立地しているのに、驚くほど静かでとても落ち着く環境です。境内にある五百羅漢像は、一つとして同じものはなく、不思議な生命力のようなものまで宿っているという話もあります。そこまで大混雑ということもないので、ゆっくりと楽しむことができるスポットと言えます。訪れた方が圧巻と評価する11月の木々の趣きを、ぜひ現地で体験してみてください。
長安寺とは?
長安寺の魅力
前述の「花の寺」の名の通り、季節によって四季折々の花木が見られる風情ある寺院です。特に紅葉の名所としても知られ、その時期には多くの人が訪れます。下記にて詳しくご紹介します。見どころ
秋の紅葉
長安寺の紅葉は毎年11月中旬頃が見ごろです。荘厳な雰囲気の寺院の中で見る紅葉は、他の場所とは一味違って見えるかもしれません。無料の駐車場がありますが、見ごろの時期は満車になることも多いようなので電車やバスを利用したほうが安心です。四季折々の花木
五百羅漢
静かな境内には数百の羅漢像が置かれており、そのどれもが人間味の溢れる豊かな表情をしています。また、それらを囲む花木によって季節ごとに違った情景が楽しめます。一体ごとに表情や仕草が違うので、じっくり見ていても飽きません。もしかしたら、自分に似ている一体にも出会えるかもしれません。訪れた人の声
「綺麗に色付いた紅葉は圧巻」といった口コミ等が多く見られました。また、五百羅漢も大変人気です。マイク先生お勧めの箱根仙石原の長安寺に、早速行ってきました! pic.twitter.com/cjA1xJzXyn
— yukapinkysas (@yukapinkysas) 2014, 11月 23
場所
■ 基本情報
- ・名称:長安寺
- ・住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原82
- ・アクセス:◆電車◆箱根登山鉄道箱根湯本駅から湖尻・湖尻桃源台行きバス
- →仙石下車徒歩2分
- ◆車◆東名高速御殿場ICから国道138号経由
- ・営業時間:拝観自由
- ・電話番号:0460-84-8187
- ・料金:無料
- ・オススメの時期:11月中旬頃
長安寺の紅葉以外にもある見どころを分かっていただけましたでしょうか?国道を少し入っただけの場所に立地しているのに、驚くほど静かでとても落ち着く環境です。境内にある五百羅漢像は、一つとして同じものはなく、不思議な生命力のようなものまで宿っているという話もあります。そこまで大混雑ということもないので、ゆっくりと楽しむことができるスポットと言えます。訪れた方が圧巻と評価する11月の木々の趣きを、ぜひ現地で体験してみてください。