神が舞い降りそう…「海に浮かぶ鳥居」が見られる絶景スポットまとめ

海に浮かぶ鳥居。想像しただけで神様が舞い降りてきそうな素敵な光景が思い浮かびます。そんな光景が、実は日本のあちこちで見られるんです。神秘的で幻想的な海に浮かぶ鳥居を見てみたいと思いませんか？すばらしい絶景が見られるスポットをご紹介します。

1.大洗磯前神社／茨城

茨木県の大洗町にある「大洗磯前神社」は856年創建の歴史ある神社です。この神社の鳥居は海の中の岩礁の上に建てられています。神磯の鳥居と呼ばれ、ここは神様が降り立った場所としても有名です。



鳥居越しに朝日が見られる場所としても有名で、毎年元旦には大勢の観光客がご来光を拝むために集まります。日の出が鳥居を超える瞬間は、神秘的で息を飲むような美しさだそうです。

2.青島神社／宮崎

周囲1.5キロメートルの小さな島にある神社「青島神社」は、その昔は神職しか入島できなかったという聖なる島。「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇岩の上に立つ鳥居は力強ささえ感じられます。



朝日が上り始めると空も海も、辺り一面真っ赤に染まります。ごつごつした鬼の洗濯板と共に浮かび上がる鳥居は幻想的で、異次元の世界に来てしまったかのような光景に心奪われることでしょう。

3.荒平天神／鹿児島

「荒平天神」は、鹿屋市の錦江湾に突き出た島のような形の岩山の上に神社があります。鳥居が海岸線の砂浜に立ち、海をバックに絵画を見ているような美しい風景の神社です。



夕方には空が茜色に染まり、鳥居のシルエットが美しく際立ちロマンチック！干潮時には神社に渡れますが、満潮時には海に浮かぶ神社、海に浮かぶ鳥居として美しい光景が見られます。

4.和多都美神社／長崎県

「和多都美神社」は、長崎県対馬市にある神社です。本殿正面の5つの鳥居のうち2つは海中に立ち、海の中から一直線に続く鳥居は潮の干満により姿を変えて、とても神秘的な雰囲気が感じられます。

海に浮かぶ鳥居は、干潮時には沖の鳥居まで歩いて行くこともできるんですよ。満潮時には社殿近くまで潮が満ちてきて、まるで竜宮城を思わせてくれるような景色になります。時間があれば干潮と満潮の両方の景色を楽しむことをおすすめします。

5.金比羅神社／北海道

「金比羅神社」の鳥居は崖下にあるため、あまり知られていない鳥居です。満潮時には、波にもまれながら海の中に立つ真っ赤な鳥居がみられ、干潮時にはゴツゴツした岩場を鳥居まで歩いて渡れます。