東京駅の記念スイカはいかが？開業100周年イベントを味わい尽くそう！

東京駅の記念スイカ（suica）は、鉄道好きなら勿論ご存知でしょう。こちらは、大正3（1914）年に日本の中心的な電車の停車場として生まれ、12月20日で100周年を迎えます。それに際し、列車の出発式や、限定デザインの山手線ラッピングトレイン、沿革の展示、イルミネーション、更には限定品の発売が開催されます。とにかく気になるイベントが目白押しなのです。今回は、いったいどんな行事が行われるのかを、写真つきで一挙にご紹介します！

こちらの画像は、現在の丸の内口駅舎です。辰野金吾博士の設計により開業し、国の重要文化財に指定されました。2012年に復原されています。

■ 【開業記念セレモニー】 １０１年目の出発式

２０１４年１２月１９日に、東京駅開業１００周年記念式典が、関係者の列席のもとで行われ、それに先立ち姉妹駅関係者並びに東京駅長によって、１０１年目の出発式が東京駅１０番ホームにて行われます。
１０１年目の出発式（１２月１９日１４：００）で発車する列車は、２００９年３月に定期運転終了となった「富士」号が、団体臨時列車として特別に復活運転されます。 

当日、列車は団体専用列車として運行し、３人の東京駅長が出発合図をしたあと、静岡の伊東に向けて午後14：00に出発しました。式典では、東京駅の歴史やエピソードが紹介され、テープカットも行われたそうですよ。2009年3月に廃止された「富士」がみられるとあって鉄道ファンにはたまらなかったでしょうね。

■ 東京駅開業百年記念　東京駅１００年の記憶

東京ステーションギャラリーでは、東京駅開業から１００年を経る中で、東京駅を描いた絵画、写真など、丸の内駅舎保存・復元工事で発生した装飾などの展示が行われています。

100周年記念グッズも大人気！カワイイポストカードやバッグなどたくさん置いてありました。

１００年の歴史とともに歩み続けてきた東京駅。たくさんの人の思い出がつまっていることでしょう。展示では、関東大震災や首相の暗殺、東京大空襲などの歴史をたどりながら、さまざまな視点で展示が行われていたそうです。１００年の歴史に思いをはせながら、年を重ねた人も、まだ若い人も興味深い展示になったでしょうね。

■ 東京駅開業１００周年記念Suica

JR東日本では、東京駅開業１００周年を記念して、「東京駅開業１００周年記念Suica」を２０１４年１２月２０日に限定15,000枚発売します。

☆2015年１月30日追記・・・
※2014年12月20日の限定発売は、混乱を生じたために販売中止となり、2015年1月30日からインターネットは２月9日23時59分まで、郵送は2月9日当日消印有効で、１人３枚まで申込を受け付けることになりました。
詳細については、http://www.jreast.co.jp/suica100/をご覧下さい。

これは大騒動になりましたよね。数量限定の記念suicaを求めて東京駅に人が殺到し、何時間も待って、大混乱になりました。結局希望者全員が購入できるようになり、一件落着したようですが…。最近になって手元にとどいた人も多いようです。美しいレトロなデザインがおしゃれで、みんな欲しかったのでしょうね。

■ あるこう！東京駅～日本橋　百年散策

東京駅１００周年と八重洲口駅前広場完成記念のイベントとして、東京駅と周辺のデパートなどの共催により、東京駅と日本橋との間で気軽に散策を楽しむために、散策マップと限定ノベルティの記念レプリカ硬券を配布します。

マップには、歴史的な老舗店などの見どころを掲載しています。過去と現在を比較しながら散策するのも東京の歴史を感じられて楽しいものですね。

記念レプリカ硬券

マップも記念レプリカ硬券もなくなり次第配布終了とされたものです。東京駅の100周年おもてなしカウンター八重洲中央みどりの窓口では駅舎の形の記念台紙も配布されたそうですよ。せっかくなら記念台紙でいただきたいですよね。レプリカ硬券は、５つの種類があってどれもとっておきたくなっちゃいます。

■ 山手線ラッピングトレイン

山手線の１編成が東京駅丸の内駅舎と同じ赤レンガ色のラッピングした記念車両として運行されます。
１２月１８日からは、東京駅の１００年の歴史を振り返るために、車両内部に東京駅にまつわる写真などが展示されます。

１編成１１車両で３月末まで毎日運行されました。わざわざラッピングを変えるなんて、とっても手が込んでいます。歴史を思わせるレトロな造りでとっても素敵でしたよ。みどりの山手線もいいですが、レンガ色の山手線もかっこいいです♪車両によってラッピングされる写真も違ったので、とても見る人を楽しませてくれました。

■ 東京駅グランルーフ　イルミネーション

東京駅１００周年を祝い、未来の東京を”Tokyo Colors.”をコンセプトに、東京駅八重洲口グランルーフでイルミネーションを行います。2014年12月1日～2015年2月14日の期間に開催です。

演出はクリエイター集団、ライゾマックスがてがけたそうです。時間は17：00～23：00。見たことのない幻想的な光がたくさんの人を魅了しました。カラフルな光が画像で見ても映像でみてもとってもロマンチックです。100周年の記念のイルミネーションとあってはいっそう特別なものに見えて、素敵ですね。

東京駅八重洲口グランルーフ

グランルーフといえば、この帆を模した大屋根が特徴的です。世界的建築家ヘルムート・ヤーンが建築を手掛けたそうです。地下１階から３階まで「ヤエス　センセーショナル　シーン」をコンセプトにしたショッピングモールとなっています。ここでは、レストランやカフェを中心にさまざまな店舗、16店が立ち並びます。

東京駅グランルーフ　イルミネーション

このイルミネーションでは、グランルーフに流れる風をセンサーで検知して、風の流れに合わせ、風を視覚化するというもの。約３０００本の発光体がその風を表現しました。一瞬一瞬光は変わるので、その一瞬しか見られない光景がロマンチック。また、グランルーフの象徴としての大屋根全体もライトップされました。

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東京駅記念スイカ（suica）はレトロなデザインで可愛いですよね。ファンなら絶対1枚は持っておきたい代物となるでしょう。展示コーナーで歴史を感じ、「自分が生まれた頃はこうなっていたのか」と楽しむのもいいかもしれません。また、イルミネーションという現代的な装飾までもが、多くの時代を生き抜いたこの場所をきらびやかに祝ってくれます。101年目の出発式で新たなスタートを切ったこの地の維持と更なる発展とを願い、思いを馳せながら、見どころたっぷりのこれらのイベントを満喫してみてください！