Dick Thomas Johnson
まるでニューヨークから持ってきたかのような外観のNTTドコモ代々木ビル。通称ドコモタワーと呼ばれるこの建物は、待ち合わせの目印として使われることが多いようです。意外と知らないドコモタワーの真実、あなたはいくつ知っていますか?NTTドコモ代々木ビル(ドコモタワー)とは?
この超高層ビルですが、実は展望台はなく、『入館は関係者のみ』で観光客が入ることはできません。残念ですね・・・!落成当初は、展望台があると勘違いした観光客が多く訪れたため、入り口に『展望台はありません』という張り紙がなされていたのだそうです。
NTTドコモ代々木ビル(ドコモタワー)の内部
関係者以外は立ち入りが禁止されているNTTドコモ代々木ビルですが、その造りはちょっと特殊。ビルそのものは50階に相当する高さがあるのですが、一般的なビルとしての機能はほぼ半分の高さまでしかありません。外観からだと、外壁の窪むところ、ちょうど時計の下のあたりが25階になります。1階~14階⇒事務所やコールセンターなどのオフィス
15階~25階⇒通信設備などの機械室
となっていて、26階から上は、通信用のケーブル類と支柱のみの造りとなっています。そして、なんと。26階から上には『屋根が無い』のだそう。
点検などで階上に上がるときは傘やカッパを持っていくのだとか。通信機器・精密機械が多く置かれているので一般の人は立ち入り禁止なのだと思えば納得ですが、入れないとわかっても、中を見学してみたいなと思うのは私だけではないでしょう、きっと(笑)。
NTTドコモ代々木ビル(ドコモタワー)のびっくり
ライティングに秘密が!?
NTTドコモ代々木ビルの高層部のライティングに意味があるって知ってますか?実は、プチお天気予報をしてるんです。ライトが白色のときは『傘のいらない一日となるでしょう』オレンジ色のときは『傘が手放せない一日となるでしょう』というメッセージが込められているんですよ。頂上部の紅白の鉄塔は・・・
電波塔?いえいえ。実はあれ、『クレーン』なんです。32mもある、巨大クレーンなのだそうです。
年に数回ほど、基地局や資材などを運び上げたり、アンテナの方向を調整するのに使うんです。割箸のように二つにぱかっと割れて作業するらしいのですが、かなりレアな光景なので、見たことある人はラッキーですよ。
ビルが高ければ、時計も巨大!
ビルの北面に設置されている時計は、ビル落成後に取り付けたものなんですシチズン製で、文字盤の直径は約15m、時針(短針)も分針(長針)も、それぞれ1トンあるのだとか。遠くからも見える代わりに、メンテナンスは大変ですね。口コミ情報
新宿御苑からドコモタワーを望む。デカすぎだろ。ドコモに非ずは人に非ずみたいなころに建った。 pic.twitter.com/rhm5VHJSzH
— ひげダイス (@higedice) 2015, 3月 26
ドコモタワーと満月 新宿にて 2014/06/13 RX100M2|飛騨トマト屋|note(ノート) https://t.co/rMh26FQhmR
— 飛騨トマト屋 (@tomatoyasan) 2014, 9月 7
■ 基本情報
- ・名称:NTTドコモ代々木ビル(通称:ドコモタワー)
- ・住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目24番10