『千と千尋の神隠し』で父親が食べてた”ぷにぷに料理”は日本でも食べられた！

映画の中に出てくる料理って、とても魅力的に映ってしまいますよね。料理をほおばる登場人物の幸せそうな様子につられて「私も食べてみたい！」なんて思ったことがある人も多いのでは？『千と千尋の神隠し』の屋台シーンでもおいしそうな料理が出ていましたが、あの料理が気になった人はいませんか…？

千と千尋に登場した「ぷにぷに」が気になる！

スタジオジブリの長編アニメーション映画『千と千尋の神隠し』。千尋の両親が無人の屋台に並んだ料理を、ガツガツと美味しそうに食べるシーンがありましたよね。

その結果、両親は豚にされてしまうのですが、あのシーンに出てくる料理はどれも美味しそうで、夢中になって手を出してしまうのもわかる気がします。

映画冒頭で父親が食べてたあの料理

次から次へと千尋の両親が口に運んでいく料理の中でも、特に気になるもの。それは、お父さんの食べていた、白くて弾力がありながらも柔らかそうな肉汁のしたたるあの謎の「ぷにぷに」！お父さんの大きな口にズルッっと吸い込まれていった、あのぷにぷにが気になった人は多いはず。

料理についてはSNSでも話題に…

千と千尋の神隠しは序盤で千尋の父と母が食べてたやたら伸びる肉のような肉じゃないような白いヤツがめっちゃうまそうでうまそうで

— お布団 (@Anodjaka) 2016年3月18日

千と千尋に出てくるぷるんぷるんの肉が食いたい

— ざっき～ (@zacky_kairi) 2016年3月23日

飯が旨そうなアニメは大体良いアニメ
ジブリなら千と千尋の、玉ねぎみたいな筋の入ったプルプルした肉が食べたい。豚になるやつ

— 水鉄砲 (@mizudeppou_3776) 2016年5月17日

みんなやっぱり、あの白い色をしたぷるぷるしたお肉の正体が気になっている様子！日本人にはあまりなじみがない見た目のお料理ですよねぇ。うーん、なんだろう、気になる！

その正体は「肉圓」という台湾料理

クラゲみたいな見た目がインパクト大

このぷにぷにの正体は、台湾料理のひとつである肉圓（バーワン）。肉圓とは「肉だんご」という意味です。白くてぷにぷにした外側の皮は、サツマイモ粉などのでんぷんで作られています。蒸す前は白い色をしているのですが、蒸すと半透明になりまるでクラゲのような見た目に…。

台湾ではメジャーなお祝い料理

肉圓は台湾では、お祝いや正月などに食べる料理として愛されています。だからと言って、そこまで珍しいものではなく、普段の食事として屋台や食堂で気軽に食べられる一般的なものでもあるんです！

モチモチ生地に具がたっぷりで美味しい！

肉圓の食感はぷるんぷるん＆もちもち！スープに浸かっているので、シズル感たっぷりです。中には豚肉をメインとした餡（あん）が入っていてとてもジューシィ！

実は日本でも食べられるんです！

今日渋谷にある台湾料理店「麗郷」で食べた不思議な見た目と食感のバーワン。ぷにぷにしていてめっちゃ美味しい。千と千尋の神隠しで千尋のお父さんが豚になる前食べてた料理がこれらしい。 pic.twitter.com/p3fljHWU5U

— jasmine tea25 (@JTea25) 2016年6月25日

台湾料理麗郷渋谷店わず。
千と千尋の神隠しのブニブニな食べ物バーワンを食べに行ってきました。
まさにブニブニな肉まんって感じでまた食べたいですね。
他にも女将さんがお勧めだからとシジミ料理をサービスしてくれたり良いお店でしたもの pic.twitter.com/O2aXJq5fDe

— カラーゲ (@Kaladge) 2016年5月17日

「台湾料理だから、日本では食べられないのかな…」と心配しているあなたに朗報！美味しい肉圓を食べられるお店が、日本にもちゃんとあるんですよ♪



それは「麗郷 渋谷店」。台湾料理の名店で、口コミ評価もかなり高い！バーワンはもちろん、他の料理もどれもおいしいんですよ～。

食べたら豚に…ならないか！

肉圓が美味しすぎて、まるで千尋のお父さんみたいにモリモリがっついてしまうかも？食べ過ぎてもきっと豚にはならないので、安心してたくさん食べてくださいね。

気になるあの「ぷにぷに」の謎、解けましたか？なぜ、台湾料理と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、台湾の九份地区は『千と千尋の神隠し』のモデルになったと噂されている場所。こんなところでも映画とのつながりを感じることができましたね！