函館は今、急速に進化しています。2016年3月26日に北海道新幹線が開業したことによって、東京からますます行きやすくなったこの地域は、駅前が再開発されており、複合商業施設の完成も間近となっています。今回は、そんな変わりつつある街の中から昔からある人気の名所や、最近注目を浴びている最新のスポットなど、観光に役立つ情報をたっぷりとお届けします。週末の2泊3日旅行もしやすくなったこのエリアへ足を運ぶ際はぜひ参考にしてくださいね。
「北海道新幹線」ついに3/26開業!
https://ja.wikipedia.org/wiki/北海道新幹線
戦後間もなく「青函トンネル」の構想が生まれた時代から、北海道民の悲願だった「北海道に新幹線を!」という思い。その「北海道新幹線」が、ついに2016年3月26日に東京から函館まで開業します。新幹線が津軽海峡を超えます!! 開業に向けて、試験走行が行なわれるなど新幹線は急ピッチで準備を整えていますが、新幹線がやってくる函館の街も同様に進化しているんです。新幹線開業によって人や物の流れに大きな変化が起ころうとしている「HAKODATE」は今、世界中からも代注目!
東京から函館がなんと4時間に!
Guwashi999
北海道新幹線は、現在東北新幹線の終着駅となっている「新青森駅」から伸延する形で「奥津軽いまべつ」、青函トンネルを通り、「木古内」を経て、「新函館北斗駅」まで東京駅から直通運転を行ないます。 発表によると「東京駅」から「新函館北斗駅」まで最短4時間2分で結ばれるとのこと。4時間なら東京から週末の旅行も可能になりますね!ただ、現在海底で結ばれる青函トンネル内では、安全走行のため特急列車並みに速度を落として運転しているとのことで、将来的にはもっと速く近くなる予定です。
3函館の街が進化しまくっています
http://honmakatsumi.blogspot.jp/2015/03/2015315.html
新幹線開通で大きく人の流れが変わっていくため、函館はまさに今、まるごと生まれ変わろうとしています!昭和レトロの風景がなくなりつつあり、少し寂しいですが、同時に新しい施設もどんどんオープンしています。 5000人規模の「函館アリーナ」オープン
http://pi-zaurus.at.webry.info/201507/article_17.html
「湯の川温泉郷」に程近いエリアに2015年8月誕生したのが「函館アリーナ」。最大収容人員は約5,000人!プロスポーツやコンサート、コンベンションなど、道南エリアでは不可能だった大規模なイベントが開催可能に。アリーナの前を走る市電も北海道新幹線の車両色ですね。 ■ 基本情報
- ・名称: 函館アリーナ
- ・住所: 北海道函館市湯川町1丁目32番2
- ・アクセス: 市電「市民会館前」電停から徒歩1分
- ・電話番号: 0138-57-3141(函館市文化・スポーツ振興財団)
- ・関連サイトURL: http://sports-hakodate.jp/hakodatearena/
道南最大「函館フットボールパーク」オープン
http://sports-hakodate.jp/footballpark/
道南最大の人工芝の「函館フットボールパーク」がアリーナと同じく2015年8月にオープン。人工芝グラウンド2面、フットサルコート3面が誕生しました。JFA規格の全天候型グラウンドだから、今まで難しかった道南での大規模な試合やスポーツイベント開催も可能に。 ■ 基本情報
- ・名称: 函館フットボールパーク
- ・住所: 北海道函館市日吉町4丁目
- ・アクセス: 函館空港から車で約15分
- ・利用時間: 8:00~日没まで(照明のある施設は~21:00)
- ・電話番号: 0138-54-1960 (函館フットボールパーク第1クラブハウス管理事務所)
- ・関連サイトURL: http://sports-hakodate.jp/footballpark/
多国籍グルメコート「五稜郭ガーデン」オープン
http://blogs.yahoo.co.jp/jandmstation/20406495.html
2015年10月にオープンした「五稜郭ガーデン」。五稜郭エリアに誕生した最大24店舗の飲食店が並ぶフードコートです。新幹線開業で世界中からの観光客が見込まれる中、コンセプトは「道南の新鮮食材を世界各国の料理法で味わえる」。函館ならではの多国籍料理が楽しめるというわけです。 ■ 基本情報
- ・名称: 五稜郭ガーデン
- ・住所: 北海道函館市本町9-17
- ・アクセス: 市電「五稜郭公園前から徒歩3分
- ・電話番号: 0138-56-1110(株式会社まちづくり五稜郭)
- ・公式サイトURL: http://goryokaku.jp/garden/
複合商業施設「キラリス函館」オープン予定
http://blog.goo.ne.jp/ita-naruhodo/e/88e5e989c6b34b51c1d272b043fe5f4d
JR函館駅前が現在再開発されています。その目玉となるのが駅前にできる複合商業施設「キラリス函館」。地上16階のビルで、地下1階から2階までが商業施設、 3階から4階までが公共施設、5階から16階までが分譲マンションという官民一体の施設です。 大型店舗も続々とオープン!
続々とオープンしているのは新しくできる施設だけではありません!現在各地にチェーン展開しているお店も函館に人が集まることを見込み、続々と函館に進出してきています。広々すぎる「函館 蔦屋書店」
まるで大型の図書館のようなつくりの「蔦屋書店」。石川町にできた新時代を感じさせる巨大な書店です。店内ではカルチャーセンターさながらのワークショップなどのイベントが行なわれ、定番のスターバックスはもちろんのこと、携帯ショップやコンビニ、エステサロンまで併設されています。■ 基本情報
- ・名称: 函館 蔦屋書店
- ・住所: 北海道函館市石川町85-1
- ・アクセス: 神山・美原循環バス「蔦屋書店前」から徒歩すぐ
- ・営業時間:7:00-25:00
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号: 0138-47-2600
- ・公式サイトURL: http://www.hakodate-t.com/
初の大型路面店「earth music&ecology Living store 函館美原店」
http://www.crosscompany.co.jp/news/index.php?c=topics_view&pk=393
人気ブランドの「earth music&ecology」。メンズ商品、ライフスタイル雑貨なども展開する北海道初の新業態の大型路面店が函館にオープン。北海道一の大都市札幌よりも早く函館に新業態のお店をオープンさせるというのは、今函館が高く評価されている証拠といえるでしょう。 ■ 基本情報
- ・名称: earth music&ecology Living store 函館美原店
- ・住所: 北海道函館市美原3-38-28
- ・アクセス: 五稜郭駅から車で約10分
- ・営業時間: 11:00~20:00
- ・電話番号: 0138-34-7730
- ・公式サイトURL: http://www.crosscompany.co.jp/
27年ぶり再出店「マクドナルド 函館松風店」
http://blog.livedoor.jp/hakodatedayo/archives/51877885.html
大門地区に27年ぶりにマクドナルドが帰ってきました。とても広い駐車場にドライブスルーもあり、車を運転する人にも便利。店舗も約110坪の平屋建て!マクドナルドも函館を再評価したということでしょうか。 ■ 基本情報
- ・名称: マクドナルド函館松風店
- ・住所: 北海道函館市松風町11-15
- ・アクセス: 市電「松風町」から徒歩すぐ
- ・営業時間:07:00~23:00
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号: 0138-85-6769
- ・公式サイトURL: http://www.mcdonalds.co.jp/shop/map/map.php?strcode=01635
変わらない観光スポットにも週末観光で訪れたい!
函館山の夜景
函館を訪れたら、まずは函館山に上りたい!ミシュランガイドブックにも三つ星として紹介された函館を代表する観光スポットです。登山道や観光バス路線もあるけれど、夜景を見るなら山頂まではロープウェイを使うと便利。
■ 基本情報
- ・名称:函館山(ロープウェイ)
- ・住所:北海道函館市
- ・アクセス:市電「十字街」から徒歩約10分
- ・営業時間など:現在の函館山の状況を確認してください
- ・利用料金:中学生以上往復1280円、小人640円
- ・電話番号:0138-23-3105
- ・関連サイトURL:http://www.334.co.jp/jpn/
五稜郭
江戸時代に北方防備の目的で造られた星型要塞で、国の特別史跡に指定されている「五稜郭」。幕軍と官軍の最後の戦い「箱館戦争」の舞台になった場所でもあります。4月下旬から園内のソメイヨシノが咲き乱れ、花見の名所となっています。また冬は雪で覆われた五稜郭にイルミネーションも施されます。
基本情報
- ・名称:五稜郭(タワー)
- ・住所:北海道函館市五稜郭町43-9
- ・アクセス:市電「五稜郭公園前」から徒歩約15分
- ・営業時間:【4月21日~10月20日】8:00~19:00
- 【10月21日~4月20日】9:00~18:00
- ・定休日:年中無休
- ・電話番号:0138-51-4785
- ・料金:大人840円 中高生630円 小学生420円 ※小学生未満は無料
- ・公式サイトURL:http://goryokaku-tower.co.jp/
金森赤レンガ倉庫群
https://ja.wikipedia.org/wiki/金森赤レンガ倉庫
明治時代に漁業で栄えた函館港とともに発展してきた倉庫街。現在は、ビヤホールやレストラン、ショッピングモールとして利用されていて、明治時代の繁栄の面影を残すレトロな建物として当時を偲ぶことができるウォーターフロントのシンボルです。函館山を望みながらのベイエリアのお散歩も気持ちがいい! ■ 基本情報
- ・名称: 金森赤レンガ倉庫群
- ・住所: 北海道函館市末広町14-12
- ・アクセス: 市電「十字街」より徒歩2分
- ・営業時間など:施設ガイドを確認してください
- ・電話番号: 0438-23-0350
- ・公式サイトURL: http://www.hakodate-kanemori.com/
函館へのアクセス手段が増えて、ますます行きやすくなりましたね。このエリアには、街の夜景が一望できる場所や五稜郭などの昔から有名な名所のほかにも、2015年10月にオープンしたばかりの多国籍グルメコートや、2016年8月に開店予定の複合商業施設など、魅力的なスポットがたくさんあります。今度のお休みは、北海道新幹線が開業したことで、空路だけでなく陸路でも短時間で行けるようになったこの地域に遊びに行ってみませんか?金曜日の仕事が終わってからの出発でも間に合いますよ。