「ラピュタ」のモチーフ!?イタリアの死に行く”天空の街”が哀しくも美しい…

どこかさびれた雰囲気が美しい、死にゆく街「チヴィタ・ディ・バーニョレージョ」。まるで人のいなくなった天空の城ラピュタを思わせるその光景は、ただただ静かにずっと見ていたくなる！

断崖絶壁に立つ滅びゆく街「チヴィタ・ディ・バーニョレージョ」

イタリアにある小さな街「チヴィタ・ディ・バーニョレージョ」は、エトルリア人によって2500年以上前につくられた歴史ある街。周りには何もなく、街への行き来には細長い橋を渡るのみ。街の人口は、たったの20人程度です。

ラピュタを思わずにはいられない”天空の街”

断崖絶壁にポツンと取り残された街の光景は、空に浮かぶ天空の城ラピュタのよう。長年の雨や風などの浸食によって、現在の光景が出来上がりました。その光景から天空の街と言われていますが、崩落の危険性もあるので”死にゆく街”とも言われています。

細く長い橋をたどって街へ…

チビタに行くには、約300メートルある細く長い橋を渡らなければなりません。どんどん街へ近づくにつれて胸が高まっていくはず。街へ登る道は急勾配、特に石畳は雨に濡れていると滑りやすいので、歩きやすいスニーカーがおすすめです。

崖の上に立つ街へ到着！

橋を渡りきると、街全体が城壁で囲まれた要塞都市のような街が見えてきます。近くに来ることでこんな断崖絶壁にたっているんだ、と実感がわきます。アーチ状の入り口をくぐると、その先にはおとぎ話に出てきそうなレトロで雰囲気のある光景が！

中世にタイムスリップしたような街並み

街中には中世時代の建物が多く現存しているので、まるで中世にタイムスリップしたかのような感覚に…。いたるところに花が溢れ、オシャレなレストランや宿泊施設もたくさん。また、ちょっぴりさびれた雰囲気も趣があって素敵ですよ♪

街中ではたくさんの猫に会えるかも

そんなチヴィタ・ディ・バーニョレージョの街中には、のんびり気ままな猫がたくさん！人口よりも多いのでは？と思ってしまうほど。中世のレトロな雰囲気が残る街中で、悠々自適に歩いたり日向ぼっこしている猫を見て癒されましょう♪

ラピュタの街へ冒険にいこう！

いかがでしたか？死にゆく街「チヴィタ・ディ・バーニョレージョ」は、まるで人のいなくなったラピュタを想像させるような寂しさと美しさを感じる街。あなたも一度訪れてみて♪

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素材提供：トリップアドバイザー