『弁当忘れても傘忘れるな』と言うくらいに雨が多い金沢。北陸新幹線開通で益々観光客も訪れるようになりました。そんな金沢で雨に降られた時も楽しめるスポットを今回は地元目線で紹介したいと思います!!雨も晴れも金沢にきまっし・いらっし・みるまっし!!
1.石川県金沢港大野からくり記念館
金沢港のある大野は「醤油の町」として地元の食を古くから支えている場所。そこにあるのが「からくり記念館」なんです!!からくりが現代でも楽しめるように作られた記念館で、触れて遊べる新しいミュージアム。中心部から離れていますが、是非いらっし!!
からくりの世界感と技術がここに!!
江戸時代の発明家「大野弁吉」は日本のからくりに貢献した一人。妻が加賀生まれだった事から、加賀で活躍しからくり人形、写真機、望遠鏡、発火器など数々の作品を作製しました。こちらでは大野弁吉の発明品や技術などが展示されているんですよ。
懐かしい「からくり人形」だけでなく、壁一面のパズルに挑戦できるなど雨なんか忘れて夢中になれます。からくり体験もあるので、子供と一緒に体験してください!!
■ 基本情報
- ・名称:石川県金沢港大野からくり記念館
- ・住所:石川県金沢市大野町4-2-29
- ・アクセス:金沢駅近く「中橋」停留所63番大野行き 「からくり記念館」行き乗車
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:水曜日
- ・電話番号:076-266-1311
- ・料金:大人 300円、小中高校生 200円
- ・公式サイトURL:http://www.ohno-karakuri.jp/
2.石川県立歴史博物館(重要文化財)
赤レンガの建物は重要文化財にもなっているのが石川県立歴史博物館です。金沢市の中心部「香林坊」近くにあり3棟の施設で1棟の歴史発見館と3棟の加賀本田博物館は有料展示室になります。
明治42年~大正3年なでは旧陸軍兵器庫として、その後は金沢美術工芸大学として多くの芸術家の卵を排出しています。近くには中央公園やデパートもあるので、色々と楽しめますよ。
石川県の歴史がつまっている
鎧兜が展示されていたり、実際に鎧を身に着けて前田藩の武士として変身したりと子供も楽しめますし、大人は歴史を学べるということなし!!加賀百万石の文化と歴史が丸裸になっているんですよ。
■ 基本情報
- ・名称:石川県立歴史博物館
- ・住所:石川県金沢市出羽町3-1
- ・アクセス:金沢市駅 兼六園口(東口)から北鉄バス出羽町 下車 徒歩約5分
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:年末年始/資料の展示替え・整理の期間
- ・電話番号:076-262-3236
- ・料金:一般 300円・大学生 240円・高校生以下無料
- ※特別展は別途料金、常設展と特別展のセット料金もあり
- ・公式サイトURL:http://ishikawa-rekihaku.jp/index.php
3.石川県観光物産館
兼六園すぐ近くの観光物産館では、金沢銘菓が揃う他に和菓子の手作り体験や『加賀八幡起上り』の手描き体験ができるんです。どちらも、金沢を代表するものなので是非とも参加していただきたい!!八幡様の祭神・応神天皇の産着姿の『加賀八幡起上り』は子供の成長と多幸を祈ったもの。お土産にも喜ばれるので、お友達にプレゼントしませんか?
加賀の伝統の体験ができる!
京都とは違った金沢の和菓子は繊細で見た目にも美しく、美味しいと評判です。金沢の老舗和菓子の職人が、上生菓子の作り方を教えてくれる体験が人気!!自分は3個作れて、職人が1個作ってくれるので持ち帰りってくださいな。店舗は毎日交替なので、運が良ければすべての老舗和菓子が堪能できるかも!!
『加賀八幡起上り』は見本がたくさんあるので、好きなものが作れるようになっています。子供が始めると夢中になるくらい難しいのですが記念に夫婦で体験される人も多いんですよ。
■ 基本情報
- ・名称:石川県観光物産館
- ・住所:金沢市兼六町2-20
- ・アクセス:金沢駅 兼六園行き 兼六園下車 すぐ
- ・営業時間:11:00~18:00
- ・定休日:火曜日
- ・電話番号:0120-155-855
- ・料金:加賀八幡起上り手描き体験・1030円 /和菓子体験・1230円(500円の買い物券プレゼント)
- ・公式サイトURL:http://kanazawa-kankou.jp/
4.石川県銭屋五兵衛記念館
銭屋五兵衛は『海の百万石』『海の豪商』とも呼ばれた幕末に活躍した商人です。波乱に満ちた一生をこの記念館では目にすることができるんですよ!!
質流れのボロ船で39歳で海に乗り出し、加賀米を蝦夷に売り、その帰りの航路で木材や海産物を運ぶ回漕業を営み、加賀の経済の発展に尽くしたんです。
民の為に働いた一人の豪商
飢饉を見て幕藩体制に疑問を抱いたに銭屋五兵衛は、農民を救済の為に粟が崎砂丘に防風林を造ったり、飢饉にそなえ薩摩芋の栽培を広めたなどの活躍も見せています。まさに、民衆の為に資材を投げうち「銭五開き」までも行った」偉業は加賀が誇る豪商として名を残しました。そんな生涯を資料としたスポットで、幕末好きも納得できる観光名所なんです。
■ 基本情報
- ・名称:石川県銭屋五兵衛記念館
- ・住所:石川県金沢市金石本町ロ55
- ・アクセス:jR金沢駅 西口からより JR高架下中橋バス停 北陸鉄道バス 60.61.63番金石・大野行き下車 徒歩25分
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:5月~11月は無休/12月から4月は火曜日
- ・電話番号:076-267-7744
- ・料金:大人300円・小中高生350円(金沢市民200円、証明書は不必要)
- ・所要時間:1時間
- ・公式サイトURL:http://www.zenigo.jp/
5.忍者寺(妙立寺)
海外からの観光客が多いことでも有名な妙立寺は別名『忍者寺』とも呼ばれています。複雑な建築構造と外敵を欺く仕掛けがあることや、金沢城と地下で繋がっていた事からもここには大名が駐在したとも伝わっているのです・・・忍者はいませんのであしからず。
複雑な仕掛けは何の為??
地元に人は多分立ち寄ることはない忍者寺なんですが・・・第三代前田家藩主の前田利常が建立した日蓮宗のお寺で、外部から攻めて来たとき(福井方面からの幕府軍勢の侵攻を想定)、金沢城が直接攻撃される以前に寺町台で迎え撃つと為に様々な仕掛けが寺の内部にあるそうです。
完全予約制で子供は入れない厳しいルールがありますが、ガイドさんもいるので色々聞けて面白いですよ。とにかく仕掛けが「確実に敵を殺せる」ようになっているのはかなりリアル・・・
■ 基本情報
- ・名称:忍者寺(妙立寺)
- ・住所:石川県金沢市野町1-2-12
- ・アクセス:jr金沢駅兼六園口・東口バスターミナル ⑧、⑨、⑩バス及び⑦の金沢周遊左回りコース 寺町下車 徒歩5分
いずれも、「広小路」で下車して下さい。 - ・営業時間:3月~10月 9:00~16:30/ 11月~2月 9:00~16:00
- ・定休日:無休(法事時は休み)
- ・電話番号:076-241-0888
- ・料金:大人800円 ※拝観は予約制
- ・所要時間:45分
- ・公式サイトURL:http://www.myouryuji.or.jp/
いきなり雨が降る金沢ですが、風情があるのでそれもまた魅力の一つ。兼六園や三十軒長屋も良いのですがこんなに魅力のあるスポットがあるので、ぜひぜひ金沢にいらっし~