http://www.photock.jp/
江の島は湘南エリアのメインスポット。日本百景にも選ばれている江の島はいつでも多くの人で賑わっている湘南の人気スポットです。ドライブデートや鎌倉観光と共に楽しめる場所。土産物屋さんや神社もあり、カップルからファミリーまで楽しめるはず。晴れた日には素晴らしい景色を見る事もできます。都心からも近いので気軽にリフレッシュしに訪れてみてください。今回は初めて訪れる人も、もう何度も訪れている人も、改めて江の島のことがよくわかる基礎観光情報をご紹介したいと思います。
江の島とは?
島の周囲にあるの隆起海蝕台は磯釣りやダイビングのスポットとしてかなり人気があります。また、1964年に開催された東京オリンピックの際にはヨット競技会場として選ばれ、大幅な埋め立てにより1000隻以上のヨットを収容できる国内最大級のヨットハーバーとして利用されるようになり、国内外の数々の大会が開催されるようになりました。
江の島の歴史
江の島はその昔、干潮時には歩いて渡り、満潮時には渡し舟か人足が背負って渡っていました。明治24年に初めて木製の桟橋が架けられましたが、その後、大風に揺れ、台風には破壊され、何度も作りなおしていたと言います。木製の江の島桟橋が明治24年初めて架けられてから58年目の昭和23年に橋桁がコンクリート製の強固な江の島弁天橋の工事が始まり、同24年竣工しました。その後昭和33年(1958)には台風で壊れる事も無い鉄筋コンクリート製の現在の江の島弁天橋が架けられました。約20000年前は陸続きになっていたそうですが、長年の浸食・海進により現在のような島が形成されたと言われています。ちなみに、干潮時に徒歩で渡れるようになったのは鎌倉時代なのだそう。江戸時代に入ると負越賃は潮位によって決定されていたそうですが、ユスリ・タカリが多発したそうです。そのため、架橋は島民や江島神社の参拝者の念願だったそう。
江の島の見どころスポット
江の島シーキャンドル
湘南のシンボルとして親しまれる江の島シーキャンドル(展望灯台)は2003年にリニューアルオープンしました。海抜101.5mの展望室からは西側に富士山、伊豆半島や箱根、丹沢の山々、南側に大島、東側には三浦半島、空気が澄んだ日には房総半島を望むことができ、北側には横浜ランドマークタワー、更には東京スカイツリーまで一望できます。その名の通り、まさにキャンドルのような姿をした白い建物です。江ノ電開業100周年記念の事業の一環として2002年に建造されました。日中の爽やかな景色はもちろんのこと、サンセットもおすすめですよ。海をオレンジに染めながら水平線へ沈んでいく姿はなんとも神秘的です。さらに夜の夜景は「日本夜景遺産」に認定されるほどの絶景で、ライトアップも行われます。
■ 基本情報
- ・名称: 江の島シーキャンドル
- ・住所: 神奈川県藤沢市江の島2丁目3番地江の島サムエル・コッキング苑内
- ・アクセス:江ノ電江ノ島駅より徒歩25分
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号: 0466-23-2444(江の島展望灯台)
- ・料金: 大人500円(中学生以上) 小人250円(小学生)
- (江の島サムエル・コッキング苑入苑料+江の島シーキャンドル昇塔料)
- ・公式サイトURL: http://enoshima-seacandle.jp/seacandle/
I’m at 江の島シーキャンドル (江の島展望灯台) in 藤沢市, 神奈川県 https://t.co/tT28MxVWLu pic.twitter.com/VZ5cWGtE6V
— ケィスヶ (@kh0606) 2015, 7月 12
江島神社
神社内には良縁を招くといわれる「むすびの樹」があり、辺津宮のご神木で、根が一つになった幹が二本の銀杏の木でこの銀杏の木のように一つに結ばれますように!と良縁成就を願って、たくさんのピンク色の「むすび絵馬」が掛けられています。
滋賀の竹生島神社や広島の厳島神社とともに「日本三大弁天」と謳われている神社です。古墳時代後期に欽明天皇の勅命で島内の洞窟に宮を造営したことが起源だと言い伝えられています。また、「江島神社」とは言っても1社だけではなく、島の西方に鎮座する「奥津宮(おくつみや)」、中央の「中津宮(なかつみや)」、北の「辺津宮(へつみや)」の3社を総称した呼び方なんです。
■ 基本情報
- ・名称: 江島神社
- ・住所: 神奈川県藤沢市江の島2丁目3番8号
- ・アクセス: 江ノ電江の島駅から徒歩15分
- ・電話番号: (0466)22-4020
- ・公式サイトURL: http://www.enoshimajinja.or.jp/
江島神社から眺める景色の美しさ。 pic.twitter.com/qxSZSNwgY2
— 甘党もどきのNB(のぶ) (@nobupuu) 2015, 7月 19
江の島岩屋
長い歳月を経て波の浸食で出来た江の島岩屋は、第一岩屋と第二岩屋から成り、洞内は神秘的音響・照明で演出され、江の島の浮世絵や龍神伝説に基づくオブジェの展示などがあります。第一岩屋は152m、第二岩屋は56mほどの奥行きとなっています。古くから信仰の対象とされてきたスポットで、「弘法大師が訪れた際に弁天財が現れた」「源頼朝が戦勝祈願に訪れた」という言い伝えも残されています。また、岩屋内には富士山麓の溶岩洞窟・鳴沢氷穴にある「地獄穴」に繋がっていると言われている穴もあるんですよ。
■ 基本情報
- ・名称: 江の島岩屋
- ・住所: 神奈川県藤沢市江の島1丁目
- ・アクセス: 江ノ電江の島駅から徒歩40分
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・料金: おとな(高校生以上)500円 こども(小・中学生)200円
- ・公式サイトURL:http://www.fujisawa-kanko.jp/spot/enoshimaiwaya.html
江ノ島岩屋。 pic.twitter.com/QMk6brWpdE
— 東武沿線異状なし (@srcs9074) 2015, 7月 19
江の島と言えば生しらす
生しらすは鮮度の落ちやすい魚であるため、鎌倉など水揚げされる場所近郊でしか食べることができません。生しらすは3月中旬から12月までの期間限定品。ぷりぷりとした食感としらす本来の甘みが味わえます。
しらすは水揚げしてから数時間ほどで変色してしまい、生では食べられなくなってしまうそうです。そのため、生しらすを求めて遠方からわざわざ足を運んでくるという人も少なくありません。特に解禁直後は品薄状態が連日続くというほど大人気なんです。ここでしか食べられない地元の名物グルメなのでぜひご賞味あれ。
とびっちょ本店
しらす問屋が経営するお店です。生しらすの新鮮さは、まさに問屋ならでは!しらす丼以外にもしらすパン、さつま揚げ、かき揚げなど様々な料理が楽しめます。その日の朝穫れたばかりのしらすを使用されています。おすすめはお店の人気ナンバーワンメニュー「とびっちょ丼」です。酢飯の上にしらすをはじめとする新鮮な魚介がふんだんにトッピングされた一品です。仕入れ状況によりネタが変更される場合もあるそうです。しらすとともにさまざまなお魚を頂きたいという方におすすめです。
■ 基本情報
- ・住所:神奈川県藤沢市江の島1-6-7
- ・アクセス:江ノ電江の島駅から徒歩15分
- ・営業時間:11:00~21:00(L.O.20:00)
- ・定休日:不定休
- ・電話番号:0466-23-0041
- ・料金:生しらす丼890円
- ・公式サイトURL:http://tobiccho.com/shops/tobiccho
江之島亭
江ノ島に店を構えて110年あまりの老舗です。たっぷりのった生しらすには、しょうがをお醤油に溶いて全体にかけるようにするとさわやかな風味がしらす本来の甘みを引き立たせます。雄大な木々と広大な湘南の海を望むことができる絶好のロケーションのお店です。海の向こうには富士山も見えるんですよ。特に海風を受けながらその景色を堪能することができるベランダ席が素敵ですよ。名物の「生しらす丼」は仕入れ状況によって、お店の開店と同時に売り切れてしまうことも多々あるのでお早目に。
■ 基本情報
- ・住所:神奈川県藤沢市江の島2-6-5
- ・アクセス:江ノ電江の島えきより徒歩15分
- ・営業時間:[月~金]10:30~17:30(L.O) [土・日] 10:30~19:00(L.O)
- ・定休日:不定休
- ・電話番号:0466-22-9111
- ・料金:生しらす丼1100円
- ・公式サイトURL:http://www.enoshimatei.com
江の島のイベント
ふじさわ江の島花火大会 2015
秋の花火大会。約500mの花が開く2尺玉があります。砂浜から江の島をバックに見る花火は最高です。湘南・江の島の秋の風物詩となる大イベントです。毎年夕方6時頃から開催されます。約3000発も打ち上げられるそうですよ。闇夜に溶け込んだ海と上空に咲くきらびやかな花火のコントラストは絶景です。また、「片瀬漁港駐車場周辺」や「新江ノ島水族館周辺」など、穴場の鑑賞スポットもあるので事前にチェックしておくことをおすすめします。
■ 基本情報
- ・観覧場所: 片瀬海岸西浜 新江ノ島水族館前、県立湘南海岸公園
- ・アクセス: 江ノ電「江ノ島駅」より徒歩10分
- ・開催日時: 2015年10月17日(土) 18:00~18:45
- ・電話番号: 0466-22-4141藤沢市観光協会(藤沢市観光センター)
- ・打ち上げ予定数:3000発
- ・公式サイトURL: http://www.fujisawa-kanko.jp/
江の島へのアクセス
電車では
新宿駅-(小田急 特急ロマンスカー63分)-片瀬江ノ島駅新宿駅-(小田急 快速急行55分)-藤沢駅-(江ノ電10分)-江ノ島駅
東京駅-(JR東海道線48分)-藤沢駅-(江ノ電10分)-江ノ島駅
自動車では
東京-(首都高速)-(横浜新道)-(国道467号)-江の島新宿-(中央自動車道)-八王子JCT-(圏央道)-高尾JCT-(圏央道)-茅ケ崎JCT-(新湘南パイパス)-
-茅ケ崎海岸IC-(国道1号)-江の島
周辺観光スポットは?
新江ノ島水族館
片瀬江ノ島駅から徒歩で3分、江ノ島から徒歩で行ける「新江ノ島水族館」。最新のプロジェクションマッピングを使ったクラゲのショーなど通常の水族館の概念を一新する水族館として、とても人気です。イルカのショーも工夫を凝らしていてとっても楽しめる内容。イルカと握手でできたり、ウミガメを触れるなど海の生き物と触れ合うこともできちゃいます。誕生日に行くと様々な特典があるのでぜひ誕生日であることを証明できるものを持って出かけてくださいね!祝日は混んでいる事も多いので時間に余裕をもって行きましょう。
■ 基本情報
- ・名称: 新江ノ島水族館
- ・住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
- ・アクセス: 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」 徒歩3分
- ・営業時間: 9:00~17:00(最終入場16:00)時期によっては19:00まで営業する日もあるのでHPをチェックしてください。
- ・電話番号: 0466-29-9960
- ・料金: 大人2,000円、高校生1,420円、小学生・中学生950円、幼児(3歳以上) 570円
- ・公式サイトURL: http://www.enosui.com/
鶴岡八幡宮
江ノ島から江ノ電に乗って20分ほど「鎌倉駅」まで移動してみるのはいかがでしょうか?その中でも今や国内外から観光客が途切れる事なく訪れるスポット、「鶴岡八幡宮」で歴史に思いを馳せてみませんか?この場所は鎌倉に幕府を開いた源頼朝など源氏と深い関わりがある場所として知られています。赤い橋の右側が「源氏池」、左側が「平氏池」となっている源平池があり、その場所にも深い意味が込められています。その他、お守りのお土産が人気。鶴岡八幡宮の名の通り、つるの形をしたお守りは鶴岡八幡宮のパワーが秘められていて願い事全般にごりやくがあると言われています。
■ 基本情報
- ・名称: 鶴岡八幡宮
- ・住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
- ・アクセス:「江ノ電鎌倉駅」から徒歩10分
- ・営業時間:5:00~21:00(最終入門20:50)*10月~3月は6:00開門
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 0467-22-0315
- ・公式サイトURL:https://www.hachimangu.or.jp/index.html
bills 七里ガ浜
「世界一の朝食」と言われるオーストラリアが発祥の「bills」。江ノ電で江ノ島から3つとなりの駅「七里ガ浜」から海側へ徒歩2分。湘南の海を眺めながらゆっくりとできる絶好のロケーションです。テラス席もあるので海風を感じながら朝食を頂けちゃいます。有名な「リコッタパンケーキ」¥1400だけでなく、朝食セット(トマト、トースト、ソーセージ)などがあり、リッチで優雅な気分を満喫できます。もちろん、朝だけでなくランチやディナーも営業しているので、江ノ島観光と合わせて寄ってみてください。
■ 基本情報
- ・名称:bills 七里ガ浜
- ・住所: 神奈川県鎌倉市七里ガ浜1-1-1 WEEKEND HOUSE ALLEY 2F
- ・アクセス: 江ノ電 七里ヶ浜駅より海側へ徒歩2分
- ・営業時間: 【月】7:00–17:00 (L.O. food 16:00, drinks 16:30)【火〜日】7:00–21:00 (L.O. food 20:00, drinks 20:30)
- ・定休日: 不定休(台風などの天候状況により営業時間を変更する可能性もあり)
- ・電話番号: 0467-39-2244
- ・料金: ランチ¥¥2,000~¥2,999、ディナー4,000~¥4,999[昼]
- ・公式サイトURL: http://bills-jp.net/
アマルフィイ カフェ
七里ガ浜のオススメカフェをもう一つ。それが景色抜群のアマルフィイカフェ。海の風を肌で感じられるテラス席がオススメです。1階には同じ系列のピッツアアマルフィイが入っているのでお腹が空いている場合はピザを食べてからカフェに移動するのがオススメ。カフェでのオススメはケーキセット。好きなケーキとアイス、焼き菓子がついてワンプレートになっています。海を眺めながら休憩できるオススメのカフェ。billsが混んでて入れなかった時の選択肢にも〇。ぜひ街歩きに疲れたら訪れてみて。
■ 基本情報
- ・名称: アマルフィイ カフェ
- ・住所:神奈川県鎌倉市七里ガ浜1-3-14 3F
- ・アクセス: 七里ヶ浜駅下車 徒歩1分
- ・営業時間: 11:00~19:00 季節によって変更あり
- ・定休日: 元旦
- ・電話番号: 0467-53-8801
- ・料金: ¥1,000~¥1,999
- ・公式サイトURL: http://be-value.co.jp/restaurant/amalfi_CAFFE_PIZZA.html
周辺のオススメホテルは?
鎌倉プリンスホテル
湘南エリアでは本格的なリゾートは少ないですが、こちらの「鎌倉プリンスホテル」は湘南の海を全室から眺められるリゾートホテルです。全室リニューアル済みで綺麗なお部屋で気持ちよく過ごせます。プールやチャペルもあり施設も申し分なし。大きな窓から海を一望できるレストランで食べる朝食ビュッフェは格別。天気が良い日には富士山が綺麗に見える絶景を楽しめます。都会の喧騒から離れて優雅な気分を味わえること間違いなし!また、ゴルフ練習場が併設されているのでゴルフ好きにもオススメ。
■ 基本情報
- ・名称: 鎌倉プリンスホテル
- ・住所: 神奈川県鎌倉市七里ガ浜東1丁目2−18
- ・アクセス:江ノ島電鉄七里ヶ浜駅から徒歩約8分
- ・電話番号:0467-32-1111
- ・公式サイトURL: http://www.princehotels.co.jp/kamakura/
BREATH HOTEL(ブレスホテル)
小田急線「鵠沼海岸駅」・江ノ電「湘南海岸公園駅」から徒歩15分、にあるブティックホテルのこちら。開業してからまだ日が浅く、どこもかしこもキレイでとてもオシャレなデザイン。お部屋で心からリラックスするというコンセプトの元、お食事はインルームのメニューが揃っています。お部屋のお風呂にはテレビがついていたり、ミストサウナも。景色を楽しみながらバスタイムを心ゆくまで楽しめちゃいます。とにかく贅沢なお部屋は海外セレブにでもなったかのよう。口コミ評価もとても高いのでぜひチェックしてみてください。
■ 基本情報
- ・名称: BREATH HOTEL(ブレスホテル)
- ・住所:神奈川県藤沢市鵠沼海岸1-7-11
- ・アクセス: 鵠沼海岸駅より徒歩15分
- ・電話番号: 046-47-7722
- ・公式サイトURL:http://www.breath-hotel.com/
江の島 御料理旅館 恵比寿屋
まさに江ノ島の中にあるこちらの旅館。なんと創業350年ほど。歴史に名を遺す多くの旅人が訪れたことでも知られています。お部屋やお風呂から見る湘南海岸は素晴らしく、海側からビーチを眺める景色はいつもとは違う風景で新鮮です。料理長が丹精こめてつくるお料理は海鮮を中心とした上品な懐石料理。地元の魚介や旬の物を多く取り入れ、どれも逸品。由緒ある純和風旅館で過ごす休日はきっと特別のものになるはず!ホテルとはまた違う日本の心を再確認できる旅館です。
■ 基本情報
- ・名称:江の島 御料理旅館 恵比寿屋
- ・住所:神奈川県藤沢市江の島1-4-16
- ・アクセス: 片瀬江ノ島駅から徒歩10分
- ・電話番号: 0466-22-4105
- ・公式サイトURL: http://www.ebisuyaryokan.jp/
江ノ島の基本情報から周辺観光スポットまでご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?景色を楽しんだり、グルメを堪能したり、このエリアで1日飽きることなく過ごせそうですね!泊まりでも、日帰りでも思い切り休日を満喫してくださいね!