こんなに綺麗なのに今は行けないレバノンにある美しい滝。いつか行きたいね。

Baatara gorge waterfallは、中東、西アジアのレバノン共和国にある荘厳で美しい滝です。カタカナにすると「バラー・ゴージ・ウォーターフォール」ですが、地元の人以外は「バアータラ」と読む人もいます。
レバノンの首都ベイルートから北に約75kmの場所にあります。

滝は255mの高さから自然にできた3つの橋の中をくぐり抜け、地下へと流れ落ちてジュラ紀の石灰岩層にまで達しています。春の雪解け水が滝となって現れるもので、1952年に発見された当初は「洞窟」とされていました。

１．3つの石橋と幻想的な滝

立っている人と比較すると、ものすごく大きな縦穴だということが分かります。

２．露出する岩肌と流れる水

どこかから仙人が出てきそうな雰囲気です。

３．下からの眺め

今にも爆音が聞こえてきそうな迫力です。

４．吸い込まれる水

世界最大の縦穴をどんどん流れていきます。

５．滝がない時期のBaatara gorge waterfall

岩肌が露出し、荒涼としています。まさに深淵という感じです。

６．岩の橋

岩の橋を歩いて間近から滝を見ることができます。足元には気を付けてくださいね！

７．滝の入口

真上から見ると、地面にぽっかりと穴が空いています。

８．岩肌がのぞく峡谷

地面が乾いていれば、滝のすぐ近くまで行くことができます。

９．滝の内側

ポットホールからのぞく空がなんとも幻想的です。

１０．滝壺の様子

跳ね返った水滴がさらに岩盤を削っていきます。

１１．滝でできた湖

最終地点がまさかこんな風になっているとは。水の色の濃さが違いますね！
『Baatara gorge waterfall』が見られるのは3月末から11月くらいまでで、雪が降ると山道が封鎖され行けなくなってしまうようです。
午前中は逆光になるので、写真撮影は午後の方がおすすめです。

Baatara gorge waterfallへのアクセス

日本からレバノンへ行くには、ヨーロッパ（パリ、フランクフルト、アムステルダムなど）もしくは中東（ドバイ、イスタンブル）を経由して行くのが一般的。あまり一般的ではありませんが、クアラルンプール経由のルートもあります。ベイルートからはガイド同行で車で行きます。

情勢不安定な国で、2014年12月現在、全域が「渡航延期勧告」または「渡航の是非検討」に指定されています。旅行検討の際は外務省の海外安全ホームページを確認してください。