海中道路といえば、人気のドライブコースとして有名です。橋の両サイドに広がる美しい海のど真ん中を走れるんですよ。ご存知でしたか?壮大で幻想的な、沖縄の数ある魅力的なスポットの一つです。彼方まで広がる水平線を左右に見ながら、ぜひ窓をあけて海風を浴びてみてください。癒し効果が凄いですよ。周辺の観光に最適なおすすめの場所とあわせて、今回はこれを見たら行ってみたくなること間違いなしのこのロケーションをご紹介致します。
海中道路とは?
勝連半島の屋慶名地区と平安座島の間が浅瀬だったため、1950年頃は干潮の時間帯には歩いて渡ったり、水陸両用トラックで行き来していたこともあるのだとか。平安座島に建設された石油基地の、本島までのパイプライン敷設のために建設された海中道路は、当時は片道1車線ずつの2車線道路だったんですよ。
海中道路の魅力
沖縄本島中部のうるま市にある海中道路は、全長約5kmで通行無料です。道路両サイドには海が広がっていて、晴れた日は爽快なドライブができます。とても美しい海中道で、特に海のブルーを楽しみたいなら満潮の時がオススメです。中央分離帯を挟んで片道2車線ずつ、計4車線の大きな道路。ついつい路肩に車を停めて美しい風景を堪能したくなりますが、道路中央には車約300台が停められるロードパークがあるので、そこまで我慢ですよ。このロードパークにはレストランや展望台がありますが、反対の南側からも歩道橋でアクセス出来るようになっています。実はこの歩道橋からの景色も素晴らしいんです。
観光に最適な時間帯
晴れた日で太陽が真上にあるお昼の時間帯の海がきれいです。午前中の早い時間帯(9時頃まで)や、曇りや雨の日、海が荒れた日は晴れた日のようなきれいな海は見れません。また、海中道路周辺の海は遠浅なので大潮の干潮時は干潟になります。綺麗なブルーの海を楽しみたいなら満潮の時がオススメです。
もしベストな時間帯を逃してしまったなら、夕日を楽しむのもありですよ。空や雲をオレンジ色に染めて沈んでいく夕日も素晴らしいものがあります。また、2015年の5月からは、毎日24時まで橋のライトアップも行われているんです。ライトアップのテーマは14種類あり、季節ごとに光の変化を楽しめますよ。20分に1回、特別シーンが演出されるのもポイントです。
海中道路周辺の見どころ
美しい海を横目にドライブが楽しめる海中道路ですが、その道路を渡った先にあるパワースポットとしても注目を浴びている「浜比嘉島」や、手付かずの天然ビーチが楽しめる「伊計島」など、見どころが満載。道路をお目当てに行くのもいいですが、折角なのでちょっと足を伸ばして周辺を探索してみませんか?
海の駅あやはし館
沖縄の特産品などの販売や食事をとることができます。あやはしとは美しい橋という意味です。あやはし館では揚げたての沖縄風てんぷらも販売しています。小腹がすいたときにおやつ代わりに食べるのが沖縄のてんぷらです。定番のお土産から海中道路があるうるま市のと産品などを販売しています。■ 基本情報
- ・住所: 沖縄県うるま市与那城屋平4番地
- ・アクセス:沖縄道那覇ICから沖縄北ICへ約1時間→→県道10号線で20分
- ・営業時間:10:00~19:00
- ・公式サイトURL: http://ayahashi.jp/
あやはし館✨ pic.twitter.com/GrJw4lnFQ7
— まこっち (@makocci_jp) 2015, 7月 5
実はここでは、沖縄出身の人気インディーズバンド「HY」のオフィシャルグッズも販売しているんですよ。というのも、彼らの地元がうるま市東屋慶名だからなんです。バンド名の由来も「ひがし・やけな」の頭文字を取ってHYだって、知ってましたか?あやはし館では、海を見ながら青空の下でBBQだって楽しめちゃいます(要予約)。
果報バンタ
■ 基本情報
- ・住所: 沖縄県うるま市与那城宮城2768
- ・アクセス: 沖縄道那覇ICから沖縄北ICへ約1時間→果報バンタ
- ・公式サイトURL: http://www.odnsym.com/spot/kafuubanta.html
果報バンタ 海が透き通ってるd( ̄  ̄) pic.twitter.com/5Bao9TzFFr
— shamrock (@shamrock_007) 2015, 6月 27
もはや沖縄土産の定番ともいえる「ぬちまーす(命の塩)」。果報バンタこの塩工場の敷地内にあるんですよ。工場見学は無料で行っているので、大人の社会見学を体験できてパワースポットも巡れる欲張りな立地にあると言えますね。眼下に見える「ぬちの浜」は、満月の夜にウミガメが産卵に訪れる神秘の浜でもあるんです。
浜比嘉島
ホテル浜比嘉島リゾートができて以来、島には滞在型の観光客が増加しています。島のスポットもきれいに整備されつつ、その一方ではまだまだ昔からの伝統や行事が大切に継承されています。とくにこの島は琉球の始まりの地といわれ、その祖神アマミキヨとシネリキヨが住んだ神々の島としても知られています。子宝や五穀豊穣を願い、今も県内外から拝みに来る人が後を絶たないほどパワースポットとしても人気があります。■ 島で唯一のホテル ホテル浜比嘉島リゾート
- ・住所: 沖縄県うるま市勝連比嘉202
- ・アクセス:交通沖縄北ICから車で約35分。県道10号線から海中道路を渡る。
- 平安座島に着いたら二手に分かれた道を右に浜比嘉大橋を渡ってすぐ
- ・電話番号: 098-977-8088
- ・公式サイトURL: http://www.hamahiga-resort.jp/
今日は空港に行く前に浜比嘉島に行ってきた。 たまたまだけどシルミチューというパワースポット的なのがあったので 参拝。 ご利益あるといいな(*^^*) pic.twitter.com/h2mY6g3bun
— こけし (@choconyachasan) 2015, 7月 6
浜比嘉島リゾートには一人旅の方でも安心なシングルルームから、カップルにお勧めのツイン、家族連れやグループ旅行に最適なファミリールームなど、様々なタイプの客室が用意されています。6名まで宿泊が可能な和洋室は、琉球畳を配した一間があるので小さなお子様連れだと嬉しいですよね。4Fにある大浴場は海を眺めることの出来る展望風呂なんですよ。
海中道路・基本情報
■ 基本情報
- ・名称:海中道路
- ・住所:沖縄県うるま市与那城屋平
- ・アクセス:沖縄道那覇ICから沖縄北ICへ約1時間→県道10号線で20分
- ・電話番号:098-965-5634 (うるま市商工観光課)
- ・料金:無料
- ・公式サイトURL:http://www.city.uruma.lg.jp/5/4007.html
海中道路があるうるま市ってどんなところ?
2005年にできた市名
沖縄県中部にあるうるま市は、具志川市、石川市、中頭郡勝連町、与那城町が2005年に合併してできました。「うるま」という言葉は、沖縄の方言でサンゴの島という意味。方言をそのまま市名にした例は全国的に見て珍しいそうです。HYの出身地
「365日」、「nao」などで一躍有名となった沖縄県出身のアーティスト【HY】のメンバーの出身地も、ここうるま市にあります。【HY】というバンド名は、うるま市の「与那城東屋慶名」という地名からとっています。与那城庁舎には、HYのサインが刻まれた記念碑があり、ファンの聖地としても知られています。
訪れるのにオススメの時期
一年を通して温暖な気候の沖縄でも、冬場は風が強く寒く感じるので、訪れるならやっぱり夏。さらに9月の前半には、うるま市のエイサー祭りが開催されるので、その時期に行くのが断然おすすめ!
お昼は海中道路でドライブを楽しんで、夜はオリオンビールを片手に大迫力のエイサーを見に出かけましょう♪
沖縄では旧盆の時期に「道じゅねー」といって、先祖の供養を目的に、エイサーをしながら集落を練り歩く伝統文化があります。うるま市では旧盆のあとに、「うるま市エイサーまつり」が行われ、大迫力のエイサーを楽しむことができますよ。
- ■ 基本情報
- ・名称:うるま市エイサーまつり
- ・住所:うるま市与那城総合公園陸上競技場
- ・時期:9月上旬※旧盆に合わせて変更あり
- ・公式サイトURL:http://www.city.uruma.lg.jp/culture/1249/1409
勝連城跡へ行ってみよう!
海中道路から車で約11分ほどの場所には、世界遺産に登録された勝蓮城跡があります。年間約17万人の観光客が訪れ、沖縄で人気の観光名所のひとつ。勝蓮城跡の頂上は標高100メートル。そこから見る景色はまさに絶景。透き通るようなエメラルドグリーンの海が一望できます。自然の地形をうまく利用しながら、優雅な曲線を描いた石垣は、どこか女性的で美しさを感じさせます。
敷地内には村の繁栄を祈願する「玉ノミウヂ御嶽」や、火の神を祀ったとされる「ウミチムン」など、神聖な場所もあります。
- ■基本情報
- ・名称:勝連城跡
- ・住所:うるま市勝連南風原3908
- ・アクセス:海中道路から車で約10分
- ・営業時間:9:00~18:00
- ・定休日:年中無休
- ・電話番号:098-978-7373
- ・料金:無料
- ・公式サイトURL:http://www.katsuren-jo.jp/
先端の伊計島へ行くなら…
海中道路を渡り、島々の先端にあるのが伊計島。夏は伊計ビーチに訪れる観光客や地元の方でにぎわいますが、ちょっと待った!伊計島で楽しめるのはビーチだけじゃないんです。イチハナリアートプロジェクト
伊計島を訪れる観光客に、島の文化をもっと知ってもらおうと始まったのが、「イチハナリアートプロジェクト」。2012年に始まってから、恒例の行事として開催され続けています。旧伊計小中学校や、集落にアート作品が展示され、島全体が美術館のようになっています。沖縄のエネルギーを感じさせるダイナミックなアートと穏やかな時間が流れる美しい景観の島のコラボレーションは必見です。開催時期は9月中旬~10月上旬にかけて。詳しい情報は公式のフェイスブックでチェック!
基本情報
- ・名称:伊計島
- ・住所:沖縄県うるま市与那城伊計 伊計島
- ・公式サイトURL:https://www.facebook.com/Ichihanariartproject
- ※イチハナリアートプロジェクトの公式フェイスブック。
AJリゾートアイランド
2014年4月にオープンした宿泊施設。ゲストルームは目の前に美しいロケーションが広がるオーシャンビュー!のどかな島だから、ゆっくりとした特別な時間を過ごせます。施設内には、屋外プールや、キッズカート、キッズステーションもあり、子ども連れのご旅行でも楽しめる要素が満載。動物ふれあいコーナーでは、ホテルマスコットのポニーやうさぎ、やぎなどの動物とふれあうことができます。
別館には展望露天風呂があり、日が出てる時間帯にはブルーグラデーションがきれいな海を、夜には満点の星空を見ながら、ゆったりとくつろぐことができます。
基本情報
- ・名称:AJリゾートアイランド
- ・住所:沖縄県うるま市与那城伊計1286番地
- ・電話番号:098-983-1230
- ・公式サイトURL:http://www.aj-hotels.com/ikei/
海中道路の魅力、そして海中道路があるうるま市についての情報もご紹介させていただきました。いかがでしたか?沖縄に観光に訪れた際はぜひ訪れて、抜群のロケーションの中で、爽快なドライブを楽しんでください♪