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長瀞(ながとろ)は、埼玉県屈指の観光地です。「秩父の赤壁」を持ち、「関東の耶馬渓(やばけい)」とも称される自然豊かな場所で、その雄大さは、国の名勝・天然記念物、日本さくら名所・地質百選に選出されたことが物語ってもくれるでしょう。都心からもお手軽に日帰り旅行ができる上に、アクティビティや名産グルメが盛りだくさんで、大人から子供まで楽しむことが出来ます!今回は、そんな町の魅力と基本情報を、実際に行った人の感想も交えてご紹介します!
長瀞(ながとろ)とは?
長瀞町は人口規模が小さく、まだ自然もしっかり残っている地域。破壊も汚染もなく、綺麗な環境でアウトドアを楽しめる場所です。観光スポットとしての整備はしっかりされているので、初心者でも観光、アウトドアしやすいスポットなんです。
長瀞の魅力
都心から日帰りで訪れることができる距離にありながら、秩父地域の雄大な自然を利用した様々なレジャーが楽しめます。都心にお住まいの方は、ぜひ長瀞の自然の中でゆったりと過ごしてみてください。それだけでもリフレッシュになること間違いなしのオススメの場所です!また、地元の名産品を使用したグルメが味わえるお店がたくさんあるのも魅力の1つです。
日頃のストレスから開放されてマイナスイオンをいっぱいに浴びたい!たまには童心にかえって精いっぱい遊びたい!そんな人にもオススメなのがこの長瀞。知れば知るほど魅力を感じるはず。アクセスも意外と楽ですよ!
長瀞に行ったら出来ること
長瀞の代表スポットでもある長瀞渓谷(国の天然記念物・名勝)では、お子様も安心して楽しめるライン下りやカヤック、ちょっとスリルを味わいたい方にはラフティングを体験することができます。休日には東京などの都心部から日帰りで訪れる方も多くいますよ☆そのほか、周辺ではキャンプや川遊びができる場所もあります!
アウトドア派の人にも嬉しいのがこの周辺のキャンプ場。ただキャンプをするだけでは物足りない人にもおすすめです。川遊びの種類も多く、経験したことのないスポーツも楽しめるかもしれません。ぜひとも体験してみたいですね。
おすすめ観光スポット
この周辺にはオススメの観光スポットがいっぱいあります。心を癒やす自然スポットからダイナミックな絶景まで。躍動感あふれる長瀞町の自然の風景をしっかりと心に刻んでくださいね!今度の休みには誰かを誘って行ってみませんか?長瀞渓谷の岩畳
長瀞といえばここ!全長約6キロメートルに及ぶ長瀞渓谷は、国指定の名勝・天然記念物に指定されています。その中でも秩父鉄道「長瀞駅」より徒歩5分ほどのところにある「岩畳」の景色は絶景です!これは三波川変成帯と呼ばれる変成岩帯が地表に露出しているところで、たくさんの岩が重なっているような不思議な地形となっています。長瀞の中心地でもあり、対岸には秩父赤壁と呼ばれる絶壁や明神の滝があります。お天気のいい日には岩やベンチに腰掛けて、穏やかな自然の空気を感じてみてください。
岩畳自体も素晴らしい景色ですが、底から眺める絶壁や滝は更に絶景。多くの要素が含まれた観光スポット。腰掛けて休めるから、観光スポット巡りの合間に訪れると良いですよ!さすが、国の天然記念物に指定されているだけのことはあります。
宝登山(ほどさん)神社
秩父神社・三峯神社とともに秩父三社の一社に数えられています。また、2011年5月に発行の「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン(フランス語版第2版)」において、1つ星に選定されました。
多くの参拝者が訪れるだけあってよく整備されています。歩きやすいというのも特徴の一つ。長瀞町の駅から近い場所にあっていきやすいのもポイントです。宝登山という名前も興味深いですね。
埼玉県立自然の博物館
埼玉県立博物館の中で唯一の自然史博物館で、90年以上にわたる日本有数の長い歴史を持つ登録博物館です。埼玉県の地層や鉱物、化石などの他、動物のはく製などが見られる生物展示も充実しています。50万年前にまでさかのぼり、埼玉の地層の歴史を学ぶことができる貴重な展示は必見です。お子様はもちろん、大人の方でも楽しめますよ!暑い夏の季節に訪れたなら博物館を見学しながらちょっと休憩。自然史博物館ですから、歴史を知らない人でも十分に楽しめます。秩父の自然が長きにわたってどのように変化してきたのかを多くの資料を通して学ぶことができます。
おすすめ名産グルメ
長瀞には秩父地域の名産品を使った「地産地消」のお食事処がたくさんあります。ここでは、その中から一部ではありますが、オススメの3つのグルメをご紹介します!この地域はグルメがたくさん。地元の新鮮な食材を新鮮なうちに食べてもらうことで、地元の良さをアピールしています。秩父の名物って意外と多いので、どれを食べようか迷っちゃいますよ!近くに来たら食べないと後悔しますよ!
秩父の天然水!「かき氷」
長瀞の名物の1つ、「阿左美冷蔵」のかき氷が大人気です!こちらのかき氷の特徴は、先述した宝登山神社がある宝登山の天然氷を使用していること。阿左美冷蔵の氷はミネラルが豊富で、かすかに甘みがあるんだそうです。1890年創業の老舗の氷屋さんのかき氷はふわっふわの雪のよう。秘伝のみつもお味も絶品です♪時には3時間ほどの行列ができることもありますので、夏場は暑さ対策をしておいてくださいね。
暑い季節には食べたくなるかき氷。頭がキーンとするほど冷たいかき氷を食べればのぼせていた頭もすっきり!夏バテ予防にも良いですよね。老舗のかき氷屋さんには、夏になると津々浦々からその味を求めて観光客が訪れます。
秩父の名物「豚の味噌漬け」
長瀞には秩父名物の豚の味噌漬けを使った丼などが食べられるお店がいくつもあります。老舗のお店や、テレビなどのメディアで紹介されたお店などなど。お店によって味付けなども微妙に違いますので、お好みに近そうな味付けのお店や、行く場所に近いお店などを予め調べておくのもオススメです。豚肉が好きな人なら秩父名物のこの丼をぜひとも食べてみるべし。味噌にしっかり漬けられてあり、旨味がたっぷり感じられます。秩父の人たちが愛するB級グルメをぜひとも楽しみましょう。きっとこのグルメの虜になるはず。
気軽に食べられる「味噌おでん」
長瀞名物の味噌おでん。長瀞駅から長瀞渓谷の岩畳へ歩く途中にも、この味噌おでんを気軽に食べられるお店があります。長瀞に着いたらまず1つ購入して、腹ごしらえをしておいてはいかがでしょうか?☆イベント
長瀞船玉まつり
毎年8月15日に行われるお祭りです。船下りの船頭が水上の安全を祈願して水神様をお祀始まりとされており、秩父路の夏の風物詩として毎年約7万人の人出で賑わいます。お祭りでは約1,000基の灯篭が荒川へ流され、ちょうちんをつけた船が水上を行き交うほか、夜になると対岸から3,000発を超える花火が打ち上げられます。渓谷に響く花火の音や、川面に映る灯篭の明かりがとても幻想的です。
長瀞へのアクセス
代表地点として秩父鉄道「長瀞駅」へのアクセスを掲載します。東京駅より電車で
◆JR新幹線「とき」などを利用し、熊谷駅で下車。→秩父鉄道へ乗り換え。長瀞駅下車。所要時間約1時間半。
※在来線のみでのアクセスでも所要時間約2時間です。
車でのアクセス
◆関越自動車道・練馬IC.から花園IC.まで約50分。→国道140号で約30分。
◆都心から国道17号を経由し熊谷へ
→熊谷から国道140号経由で約45分。
訪れた人の声・写真
秩父ほんと綺麗だった。✨ 水も冷たくて清涼感すごい