香川県坂出市の観光スポット５選。おすすめスポットに行ってみたくなるかも？！

本州と四国をつなぐ瀬戸大橋、その四国側の玄関口となっているのが香川県坂出市です。香川県のほぼ中央に位置し、かつては塩田が広がっていましたが、今では林間工業地帯として発展しています。そんな坂出市のおすすめ観光スポットをご紹介します。

瀬戸大橋記念公園

瀬戸大橋の完成を記念して1988年に開催された瀬戸大橋架橋記念博覧会の開場跡地を整備してオープンした海浜公園で、瀬戸内海を跨ぐ瀬戸大橋を一望できるビューポイントとなっています。園内には道の駅も併設されています。
瀬戸大橋を紹介する瀬戸大橋記念館や展示広場、憩いのスペースである水の回廊や芝生広場やこども広場、コンサートなどが開催されるマリンドームなどがあります。また、公園の一角には高さ108m、360度の景色が楽しめる回転式展望塔である瀬戸大橋タワーがあり、多くの観光客で賑わいます。

五色台

瀬戸内海に突出した溶岩台地で、坂出市と高松市にまたがっています。北から「紅峰」「黒峰」「青峰」「白峰」と呼ばれる連峰が名前の由来となっています。大部分が瀬戸内海国立公園の一部で、瀬戸内海を望む景勝地のひとつです。

山中には白峯寺、根香寺、崇徳天皇陵、温泉や宿泊施設、歴史資料館などがあり、南北に走る五色台スカイラインからは瀬戸内海に浮かぶ島々を眺めることができます。春は桜、初夏の緑、秋の紅葉など素晴らしい景色を楽しむことができます。

香川県立五色台少年自然センター自然科学館

野外体験学習などの活動を目的に1970年に設立された教育研究機関で、本館、新館、別館、つどいの家、よい子の科学広場などから構成されています。つどいの家や科学広場では休憩したりお弁当を食べたりすることもできます。

生物展示室には五色台で見られる野鳥や樹木の標本、ミンククジラの全身骨格標本などがあります。地学展示室には世界最古のナマズ科魚類の化石や県内の岩石、化石などがあります。人文展示室には縄文時代の石器や県内の農村で使われていた農具などがあります。

香風園

明治41年から43年にかけて坂出市の旧家の別邸として作庭された日本庭園です。江戸時代に多く造られた大名庭園と同様の池泉回遊式の日本庭園と、芝生広場を中心とした西洋式庭園からなり、和洋どちらともの文化を楽しむことができる庭園となっています。

平成11年から2年かけて復元整備が行われ、中央の讃池周辺を築庭当時の姿に復元するとともに、休憩所や園路などが整備されました。植栽された木々や灯籠、橋など情緒あふれる景色を楽しむことができます。毎年10月上旬には観月会が開催され、ライトアップされた園内で琴や三味線の演奏を楽しめます。

東山魁夷せとうち美術館

昭和を代表する日本画家・東山魁夷の作品のみを収蔵する個人美術館です。瀬戸大橋のライトグレーの色を提案したこと、魁夷の祖父が坂出市出身ということで、坂出市にゆかりがあることからこの地に設立されました。

館内には展示室１、展示室２、デジタル展示室、ミュージアムショップ、映像ギャラリー、ラウンジがあり、版画作品など270点ほどが展示公開されています。ラウンジからは瀬戸内の景色を楽しむことができ、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

いかがでしたか？塩の町として栄えた坂出市、今でも塩を原料にした調味料の醸造所などその面影が残っています。瀬戸大橋タワーや五色台スカイラインから坂出市の景色を楽しんでみてください。