しだれ桜を見に行こう！奈良県「専称寺」と周辺スポット

隠れ寺と呼ばれるほど、ひっそりと佇んでいる専称寺は浄土宗のお寺です。苔の美しい境内には本堂と観音堂があり、奈良県及び香芝市有形文化財の木造十一面観音菩薩立像を拝むことが出来ます。単独で咲き誇る、大木のしだれ桜は圧巻です。

１．専称寺とは

町の人に親しまれている小さなお寺「専称寺」は、 細い小道上にあります。これだけでも風情を感じるのですが、見事な彫刻の入った本瓦葺の山門を抜けて、庭に入ると苔の緑と、木々の葉の色が優しく目に飛び込んできます。
本堂と観音堂に分かれた境内には、数々の文化財があり、中でも「木造十一面観音菩薩立像」は有形文化財にも指定されているほど貴重なものです。

３．専称寺の見どころ・お勧めポイント

樹齢200年のしだれ桜

町の人たちはもちろん、二上山ハイキングの人々や観光の人たちのお目当ては、大木のしだれ桜です。樹齢200年にもなる、江戸彼岸系のしだれ桜は、見上げると空の背景と折り重なり、目を下に向けると、下に伸びた枝に咲く桜が、その大きさで圧倒します。
桜の期間中、夜間は8時半までライトアップされますので、昼間と夜間の違う姿を見る事が出来ます。

伝統文化を肌で感じる仏像たち

専称寺観音堂の御本尊として祀られている「木造十一面観音菩薩立像」をはじめとして、本堂の阿弥陀如来像や地蔵菩薩坐像、不動明王などが鎮座されています。
木造十一面観音菩薩立像は平安時代中期のもので、香芝市では最古のものです。檜材の一本造りで造られており、お顔は少し引き締まった感じですが、身体は丸みがあり、背中の方まで立体的で親しみを感じます。

周辺の美味しいグルメ

近郊の二上山にはハイキングコースがあり、美術館や当麻寺などを周る事が出来ます。また、周辺のグルメスポットには「cafe fu-ka(風香)」が人気です。
ヘルシーな地元野菜を使ったランチや、デザートのケーキはあっさりとしていて、女性のお客さんに親しまれています。

４．口コミ

５．詳細

いかがだったでしょうか。しだれ桜の見事な姿を見に行くも良し、歴史を感じる仏像たちを見るもよし。この小さなお寺の静かだけど人を引き寄せるパワーを感じに行くもよし。是非、周辺のスポットと合わせて、出かけて見られて下さいね。