自然光が降り注ぐ地下で芸術鑑賞！香川県にある「地中美術館」とは

瀬戸内海に浮かぶ島、香川県に属する直島にある美術館「地中美術館」は地下にある珍しい美術館です。ここでは詳しく紹介します。

1.地中美術館とは？

香川県香川郡直島町という瀬戸内海に浮かぶ直島という島にある美術館です。ベネッセアートサイト直島プロジェクトの一つで、2004年に開設された比較的新しい美術館です。

2.地中美術館の魅力

「地中美術館」という名前からも推測できるように地中（地下）にある美術館です。美術館は建築家の安藤忠雄さんによって設計され、美術館そのものが安藤忠雄さんの作品となっています。地下にあるにもかかわらず、自然光が差し込むように設計されていて、そのため館内に展示されている展示物は時間帯によって見え方や受ける印象が変わっていくという特色があります。
また、この美術館には建築家の安藤忠雄さんの建物自体の作品以外には、3名のアーティストの作品しか展示されていません。一人一人の作品を集中して見ることができる美術館です。

3.見どころ・お勧めポイント

クロード・モネの作品

「睡蓮」シリーズで有名なクロード・モネの展示作品は、「まさにこれがモネの作品です！」と表現しているかのように「睡蓮」の5シリーズの作品が展示されています。モネの作品は自然光のみで鑑賞できるようになっています。

ジェームズ・タレルの作品

光そのものをアートにしたジェームズ・タレルの作品は、展示空間と光によって表現されています。そのため地中美術館に展示されている代表作である3つの作品も、彼自身が設計して再現をしています。

地中の庭

クロード・モネは親日家で浮世絵を好み、それをもとにして自宅に日本庭園を造っていました。そこに植えられていた植物などをベースにして睡蓮などを用いた庭がつくられています。

カフェ

瀬戸内海を一望できる眺めの良いカフェです。サンドウィッチやデザートなどの軽食を食べることができます。

4.訪問者・参加者の声

5.場所