TANAKA Juuyoh (田中十洋)
関東平野の北詰にあって群馬県前橋市、渋川市、沼田市、桐生市などに裾野を広げて、かかあ天下と空っ風で知られている赤城山。国道50号線を車で走っていて、栃木県から群馬県に入るとその姿が目の前に見えてきます。季節によって表情を大きく変えるので、四季折々の姿を楽しむことが出来ます。そんな季節に合わせた楽しみ方を伝授します!Ⅰ.赤城山 とは?
http://blogs.yahoo.co.jp/wfntr7872000/27925829.html
赤城山は、群馬県のほぼ中央にある活火山で、大沼(おの)、小沼(この)という火山活動で出来た火口湖があります。赤城山山頂には、最高峰の黒檜山(標高1,828m)を初めとした標高1,400~1,500m級の峰々が大沼や小沼を取り囲むように並んでいて、それらを一つに合わせた山全体を赤城山と呼んでいます。火山活動によってできた火口湖があるなんて、自然の偉大さを感じさせられますよね!また山頂も標高が1800mを超えているので、近くの山々などを一望することができるので、絶景が見れるスポットとしても人気の山なのです。
Ⅱ.赤城山 魅力
http://sdknz610.exblog.jp/tags/赤城山/
赤城山は、標高1,300m以上の大沼までバスで登ることが出来る、首都圏で日帰り可能な手軽にハイキングが出来る場所のひとつとなっています。ハイキングだけでなく、四季折々に楽しめる赤城山の景色や関東平野の眺めもまた魅力のひとつとなっています。なんと標高1300m以上の場所までバスで登ることができるなんて驚きですよね!これならば今までと残をしたことがないという人でも気軽に訪れることができそうです。また関東平野までも眺めることができるので、関東地方を一望できた時の感動は素晴らしいものです。
Ⅲ.赤城山 見どころ
i . 関東平野を一望|スカイツリーが見える
http://akagi-yama.jp/archives/tag/春の特集
赤城山は、広い関東平野の北詰に広い裾野を広げて聳えており、関東平野を南に一望することが出来るだけでなく、天気が良ければ100km先の東京スカイツリーまで見晴るかすことが出来ます。関東に広がる夜景が見れることももちろん素晴らしいですが、スカイツリーもしっかり見ることができるのでオススメです。昼ももちろん関東の広大な地を眺めることができますが、やはり夜の夜景も美しいのでぜひ夜に訪れてみてくださいね!
ii . ヤドリギ|永遠の愛
http://51608230.at.webry.info/201502/article_4.html
赤城山の標高1,000m付近から見られるミズナラの木立に、冬になり葉を落とした枝の先に、鳥の巣のようなヤドリギが生育していることがあります。ヤドリギはミズナラなどに半寄生するビャクダン科の常緑樹なので、冬になりミズナラが葉を落とすとその姿を現します。ヤドリギには神秘的な言い伝えが欧米には数多くあり、ヤドリギの下でキスをした二人は永遠に結ばれるとも言われています。
このヤドリギの下でキスをすると永遠に結ばれるなんて、カップルの方々からすれば素敵な言い伝えですよね。ぜひカップルでこの赤城山に行った際には、このヤドリギが生育している場所を探して、言い伝えを実行してみてください。
iii . 火口湖|紅葉など
http://s.webry.info/sp/100-japan.at.webry.info/201110/article_1.html
赤城山の峰々は、火山活動で出来た大沼、小沼などの火口湖を取り巻くように位置しており、火口湖を神秘的にもさせています。火口湖の周りは多くの自然に囲まれた、自然美を楽しみたいという人にとっては最高の場所でもあるのです。夏は豊かな緑を見ることができるのですが、秋になると赤や黄色に紅葉が色づくので、ぜひ秋が到来した頃を見計らっていくのもおすすめですよ!
ⅳ.覚満淵
http://s.webry.info/sp/100-japan.at.webry.info/201110/article_1.html
また、火口湖を取り巻く峰々が一斉に色づく秋の紅葉や初夏に様々なツツジが咲き連なる様は必見です。先ほどご紹介したように、秋になると赤や黄色に自然が色づく紅葉を見ることもできます。しかしそれだけではなく、初夏にはなんとツツジが多く咲き誇りますので、こちらもまた美しい景色を見ることができますよ!
ⅴ.小沼
http://deepsky3.cocolog-nifty.com/blog/cat45064087/index.html
もちろん、緑の中の火口湖も素敵です。青々と緑が生い茂っている自然の中に、青い色をした沼があるのも自然美が美しいだけでなく、神秘的にも感じます。上から見てみるとどれだけ自然が素晴らしい光景を私たちに見せてくれるのかということを感じることができます。
ⅵ.赤城神社|女性の願いを叶えてくれる
http://notebookofatrip.blogspot.jp/2013/06/akagijinja.html
赤城神社は、赤城山と大沼、小沼の湖をご神体としてお祀りしているお社です。大沼に浮かぶ「赤城姫と淵名姫伝説」の地「小鳥が島」に赤城神社はあります。 赤城神社は、古くから女性の願掛け神社として知られており、恋愛成就や良縁、子授け、安産などの女性の願いを湖の神様が守り叶えてくれるとされています。なんとこの赤城山には赤城神社と言われる神社が存在しているのです。女性に昔から慕われてきた神社だということなので、パワースポットとしても訪れると良いでしょう。恋愛に関するご利益や安産などの願いを叶えてくださるというので見逃せませんね!
Ⅳ.赤城山 訪れた人の声
http://38817649.at.webry.info/200906/article_1.html
@1118mm1 今回行ったのは赤城山パノラマ展望台です(*^^*) 道中、狭いカーブが連続するので大変だけど想像以上の光景が待ってましたよ!✌「赤城山 夜景」で検索すると色々出てきますよー 写真には収まりきれない!(^w^) pic.twitter.com/ooCyiIpZro
— もるる&るっちー (@MoruruToppo2) 2014, 11月 14
赤城山紅葉してるーー*\(^o^)/* pic.twitter.com/4FCiPGvC4f
— 아야카 (@uwukft) 2014, 10月 10
今日は赤城山の山頂、大沼にいます。今日は赤城山雪まつりです。今のところ風もなく、最高のお天気です。 pic.twitter.com/4H7S2iS6cj
— akaginokakashi (@akaginokakashi) 2015, 2月 6
http://papesuke.seesaa.net/article/407752420.html
Ⅴ.赤城山 場所と基本情報
■ 基本情報
- ・名称: 赤城山
- ・住所: 群馬県前橋市、渋川市、沼田市、桐生市など
- ・アクセス: JR前橋駅から赤城山ビジターセンターまで赤城山直通バスで約60分
- ・電話: 027-287-8402(赤城公園ビジターセンター)
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 1~4時間
- ・公式サイトURL: http://akagi-yama.jp
地図はこちら
Ⅵ.つつじの季節ははずせません
日本で有名なお花はたくさんありますが、「つつじ」をじっくり見たことのある方は意外と少ないと思います。赤城山では、つつじが有名です。見ごろは5月下旬から6月中旬で、特に6月は一番の見頃の時期になっています。このつつじを見るのにツアーも用意されていて、ツアー参加者でないと入れない場所に入れたりと、ちょっと優越感に浸れる体験も出来ます。赤城山総合観光案内所で受付をしています。
参考までに、2016年の参加費は3500円でした。お得ですね。
最初の方で初夏の季節にはツツジが綺麗に咲き誇るという紹介をしましたが、具体的には上記にもある通り、5月下旬から6月中旬までとなります。ツアーも様々な場所で企画されているということなので、興味のある方はぜひ探してみてくださいね!
Ⅶ.ドライブにもおすすめなんです
実は赤城山は、日本百景の1つに数えられている景色も楽しめる場所です。ということは、ドライブに行っても楽しめるということですね。関越自動車道の「前橋IC」から4号線を走っていくと、まずは山道コース。乗り物酔いに強い方はおすすめです。赤城山の頂上にはカルデラがあって、きれいな沼に青空が映っている情景をみると、「ここにきてよかったなぁ」と思うこと間違いなしです。
赤城山公園ビジターセンターでは、このカルデラの周りをサイクリング出来る体験も出来ますので、ぜひ受付して楽しんでみてはいかがですか?
実は車で入ることができる山道コースがあるのですね。これは車を運転するのが好きという方や、ドライブデートなどにぴったりですね!さらにサイクリングが好きな方は受付することで楽しむことができますので、ぜひ体験してみてください。
Ⅷ.夜景がたまりません・・・
「赤城山って、夜景で有名なんて聞いたことないよ」と思ったあなた!実は赤城山は夜景の穴場スポットでもあるんです。赤城山の中腹にある展望台からは、太田市や高崎などの街並みを楽しむことが出来ます。さらに、望遠鏡をつかうと、スカイツリーやサンシャインが見えます。気を付けなければいけないのは、車から降りないと夜景が見れないことです。ですので、夏は虫よけ対策、冬は防寒対策をしっかりして楽しみましょう。道が狭いので運転には気を付けましょう。週末は車の数が増えるので、対向車に気を付けましょう。
冬季は雪で封鎖されますので、おすすめは秋です。
Ⅸ.登山も出来ます
もちろん山ですので、登山を楽しむことが出来ます。登山に関しては目立って混雑する時期はないので、登りやすい季節を選んでお好きな時期に登山を楽しめるのがおすすめポイントです。登山初心者の方でも登りやすい山ともいわれています。標高差も少ないので、体力の消耗も少ないコースになっていますが、単調なアップダウンを繰り返す形になっていますので、その点は心しておきましょう。
冬の登山はピッケルが必要な上級者コースに変身しますので、もし登山を考えている方は、冬場の登山は避けましょう。
Ⅹ.冬は楽しみがたくさん!
登山など冬を避けなければいけない山のように感じてしまうかと思いますが、実は冬しか楽しめないこともあるんですよ。まず代表的なのが「ワカサギ釣り」です。湖が分厚く凍るので、道具で穴をあけてその穴からワカサギを釣るんですよ。暖冬の時は氷が分厚くならないので実施できないこともあるのですが、うっかり空いてる穴に足を突っ込んでしまったり、わざと穴を隠してドッキリを仕掛けたりと、みなさん思い思いに遊んでいる様子が毎年伺えます。
ソリ滑りやスキーの楽しめますので、冬も捨て難いです。
赤城山のおすすめの楽しみ方をたくさんご紹介しました。山ということもあって、季節で楽しみ方が大きく変わることが特徴で、どの季節に行っても楽しめること間違いなしです。都心からのアクセスも良いので、ぜひいらしてみてくださいね。