【千葉県】日本料理の伝統、庖丁儀式を見た後に食べたい絶品海鮮グルメが食べられるお店5選

千葉県南房総市で執り行われる伝統の儀式「庖丁儀式」は、一度は見たいもの。そして南房総まで足を運んだのなら、南房総の海の幸を味わない手はありません。そこで、絶品海鮮グルメを堪能できるお店をピックアップ。いずれも、南房総の地の魚介をリーズナブルに楽しめるお店ばかりです。

庖丁儀式

古式に則った所作で日本料理の伝統を今に伝える儀式「庖丁儀式」。烏帽子、直垂をまとった四条流庖丁人が、庖丁と箸のみで、一切、手を触れること無く真鯛、鰹、鯉などを調理し神前に奉納します。毎年、10月17日（秋祭）と11月23日（新穀感謝祭）の両日、南房総市千倉の高家神社で執り行われます。

庖丁儀式が執り行われる高家神社演台

磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)を主祭神とする高家神社は日本でただ一つの「料理の祖神」を祀る神社で、醤油業の祖神とも言われます。

1.　寿司と地魚料理　大徳家

南房総市千倉町にある明治2年創業の老舗鮨屋「大徳家」。朝獲れの新鮮な地魚を使った握りや、なめろう、サンガ焼き、活き鮑の姿造りなどの房州の名物料理、漁師料理を楽しめるお店です。日によっては、クジラやマンボウに出会えることも。千葉の地酒を始め、全国の希少な銘酒が揃うのも魅力です。

山海花ちらし

大徳オリジナルのちらし鮨。17種類の贅沢な食材のちらしの上に千倉産の食用花を散らしている、見た目も味も一級品のひとしなです。春季限定なのでご注意を。

アワビの稚貝おどり食い

一口サイズのアワビに、レモンを絞っていただきます。口いっぱいに広がる磯の香りがたまりません。

2.　網元

南房総市千倉町の海にほど近い海岸線の、趣のある構えの「網元」。亭主自ら海に出て釣り上げた地魚を中心に房総の旬をリーズナブルな価格で楽しめるお店です。生け簀の中で泳ぐ、魚やアワビは亭主が収穫したものばかり。「平目の薄造り」や「なめろう」も絶品です。

地魚盛り合わせ定食

新鮮な房総の地魚の刺身が堪能できる「地魚盛りあわせ定食竹」。このボリュームで、2,100円というリーズナブルな価格です。

アジのなめろう定食

新鮮な房総のアジを使った「アジのなめろう定食」、1,050円。

3.　旬菜味処 浜の郷

JR千倉駅から12分ほど、どこか懐かしい落ち着いた雰囲気の「浜の郷」。古い民家を基に作った純和風の店内は靴を脱いで上がります。南房総の新鮮な地の魚介を中心に、刺身、なめろう、サンガ焼きやくじら料理がいただけるお店。特に、17種類の魚介を盛った、1日20食限定の大漁丼がオススメです。

浜んご丼

お店自慢の、新鮮な魚介が10種類のった海鮮丼。丼の奥に盛りつけてある、あじのそぼろ（さんが）も絶品です。

キンメダイの煮付け

高級魚キンメダイの「煮付け」。箸で簡単にほぐれるほどの柔らかな白身が、香りも味も美味しいタレと良く合い、一口頬張れば、幸せな気分になる一品です。

4.　漁師料理 いちまる

JR千倉駅から車で14分、南房千倉大橋公園のそばにある「いちまる」。店主自ら船（いちまる号）を出し、その日の朝に獲った新鮮な地魚を楽しめる本物の漁師のお店です。さりげなくディスプレーされた漁具が素朴な雰囲気を醸し出し、気さくな亭主との会話も魅力です。

いちまる丼

朝獲れの新鮮な地魚がたっぷり盛られた丼。このボリュームで1,500円と、お得な一品です。

磯さざえカレー

さざえ、笠貝、亀の手などのだしの旨味とさざえの食感がたまらない漁師カレー。ここでしか味わえません。1,200円とリーズナブルです。

5.　四季波

JR千倉駅から16分ほどの「四季波（しきは）」。南房総の旬の地魚を中心にした絶品の鮨を味わえるお店です。その日の朝の獲れたてで作る「なめろう」も魅力の一品。清潔感あふれる店内で明るい店主夫婦との会話を楽しみながら、鮨をつまんではいかがでしょうか。

人気メニュー：「匠」にぎりと海鮮丼

地魚握り5貫が入る「匠」 2,600円と「海鮮丼 」2,000円。新鮮な地魚のうまさと店主の腕を味わえる品々です。

地魚鮨と「なめろう」

地魚の握りと「なめろう」700円。朝獲れの新鮮な地魚を堪能して下さい。


素材提供：トリップアドバイザー