Fumi Yamazaki
横浜中華街を訪れたら、誰もがきらびやかな門に目を奪われたことがあるのではないでしょうか。中国の文化を思わせる門にはどんな歴史があるのか、知っておくとまた違った横浜中華街の楽しみ方ができます。今回はそんな中華街の「朝陽門・善隣門・朱雀門」に注目してご紹介します。1.朝陽門・善隣門・朱雀門とは?
http://blog.goo.ne.jp/tetsuro_adachi/e/dd694fc624eca0a51787706973a187f8
横浜中華街の歴史はさかのぼることおよそ150年前ととても古くから。1859年(安政6年)に横浜港が開港したことから始まります。
外国人商人の居留地として発展を始めた中華街は、華僑と呼ばれる中国からの移民で賑わいをみせるようになります。これが中華街の原型です。
その後、関東大震災、日中戦争などさまざまな困難に遭いながらも、中華街の華僑の人たちは地元民との関係性を絶やすことなく、その界隈を守り続けてきました。
1945年(昭和20年)の大空襲で完全に焼き野原となってしまった中華街ですが、その後終戦を迎えるとすぐに復興開始をして、1955年(昭和30年)には中華街復興の願いがこめられた善隣門が建設されています。これが中華街で最初の牌楼(中国の歴史的な建築形式の門)です。
その後、日中国交の正常化もされて中華街が発展するとともに東西南北を守るように門が建てられ、現在中華街にある門は10基。その中の東門として朝陽門、南門として朱雀門があります。
2.朝陽門・善隣門・朱雀門の魅力
http://blog.livedoor.jp/kenz333/archives/5715225.html
中華街の四方の門は風水思想に基づいて建てられたものです。それぞれの方角に建つ門にどんな役割があるのかを知ることで、中華街の風土もよりいっそう感じられるのではないでしょうか。
1.朝陽門(東門)
東門となる朝陽門は、青龍を守護神として商売繁盛を願ったものです。その名のとおり日の出を迎えいれ、中華街に繁栄をもたらすよう建てられたシンボルであるともいえます。その見た目も青を基調としていて、平成15年には中華街最大の大きさに再建されています。
2.善隣門(中央門)
中華街で始めて建てられた善隣門ですが、建設された当初は牌楼門と呼ばれていました。門に掲げた「中華街」という表記によって、それまで南京街、唐人街などと呼ばれていた通称が中華街に統一されています。
その裏には「親仁善隣」という言葉が掲げられており、これは隣国や隣家との親交を意味します。日本と中国の親睦を今後ますます深めていこうという中華街の人の強い願いが感じられます。
3.朱雀門(南門)
災厄を祓い、平安や福を招きいれるといわれる朱雀神に守られているのが朱雀門です。色は赤を基調としていて、中華街南に位置しています。
3.おすすめ食べ歩きスポット★
http://mambo.blog.jp/archives/52047032.html
歴史ある中華街のシンボルで記念撮影したら、やっぱりここは中華街!美味しいものがたっくさん揃っています!
お店でゆっくり食べるのもいいけれど、いろんなものをちょこちょこ買って食べ歩くのも中華街の楽しみ方の醍醐味ですよね★一杯あるので、うまく目当てのものを食べられるように事前にチェックしておくのがおすすめです。ここでは、中華街で特に人気の高い食べ歩きメニューをご紹介しちゃいます!
江戸清(エドセイ)の豚まん
http://drivegogo.blog39.fc2.com/blog-entry-451.html
中華といえば代表的なメニューである豚まん!冬はほかほか暖かくて、歩きながらでも気軽に食べられるので食べ歩きの定番メニューも一つです!
中華街には豚まんを扱うお店が多くありますがその中でも人気が高いのが「江戸清 中華街本店」の豚まんです。15種以上の中華まんを取り揃えている自家製中華まん専門店で雑誌などでもお馴染みのお店です!ボリュームたっぷりでジューシーなジャンボ豚まんが人気!
■ 基本情報
- ・名称: 江戸清 中華街本店 (エドセイ)
- ・住所: 神奈川県横浜市中区山下町192
- ・アクセス: みなとみらい線元町・中華街駅より徒歩5分
- ・営業時間: 月~金 9:00~20:00 土・日・祝 9:00~21:00
- ・定休日: 元旦
- ・電話番号: 045-681-3133
- ・料金:~999円
- ・公式サイトURL: http://www.edosei.com/
鵬天閣(ホウテンカク)の小籠包
http://drivegogo.blog39.fc2.com/blog-entry-452.html
スタンダードな蒸し小龍包が人気の「鵬天閣(ホウテンカク)」ランチ時には食べ放題メニューもある中華料理屋さんです。
おすすめはカニみそ・ブタ・フカヒレの3種食べ比べセット!高級な食材を使用しているにも関わらずなんと930円というおてごろ価格!数人で分け合って食べてもいいですね。箸を入れた途端ジュワーっと染み出す肉汁が堪りません!
■ 基本情報
- ・名称: 鵬天閣(ホウテンカク)
- ・住所: 神奈川県横浜市中区山下町147
- ・アクセス: みなとみらい線元町・中華街駅2番出口から徒歩5分
- ・営業時間: 11:00~22:00(LO.21:30)
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 050-5570-4914
- ・料金: ~999円
- ・公式サイトURL: http://www.houtenkaku.com/
ちまき屋の肉粽(にくちまき)
http://sorasu2.blogspot.jp/2014/07/blog-post_4.html
もちもちの食感で腹持ちも抜群な「ちまき屋の肉粽(にくちまき)」隠れ家的な、本格台湾ちまきの専門店です。
人気が高く、一人5個の限定販売となっています。引換券をもらって15分ほど待てば、出来立てあつあつを食べられます!もちもちで肉汁が良い感じにご飯にしみ込んでいて、ほんのり甘いタレが絶妙。主食としてもおやつとしても大活躍です!
■ 基本情報
- ・名称: ちまき屋
- ・住所: 神奈川県横浜市中区山下町186
- ・アクセス:JR根岸線石川町北口中華街側出口出て徒歩7分
- みなとみらい線元町・中華街駅1番出口出て徒歩3分
- ・営業時間: 11:00~18:00
- ・定休日: 月曜日
- ・電話番号: 050-7522-3635
- ・料金: ~999円
- ・公式サイトURL: http://chimaki-ya.com/
玉府井(ワンフーチン)の焼小籠包
http://seilife.blog.jp/archives/52070489.html
まだまだブームの焼小籠包の火付け役的お店「玉府井(ワンフーチン)」正式には”正宗生煎包(マサムネサンチェンパオ)”と言うそうです。
おすすめはミックス生煎包(三種6個入)!正宗、ヒスイ、フカヒレ生煎包をミックスした超お買い得セットが860円となっています。箸を入れた途端もちもちカリカリの皮から溢れだすたっぷりの絶品肉汁!一度食べて見る価値ありです!
■ 基本情報
- ・名称: 玉府井(ワンフーチン)
- ・住所: 神奈川県横浜市中区山下町191-24
- ・アクセス:みなとみらい線元町・中華街出口2より徒歩5分
- ・営業時間: 10:00~21:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 050-5571-1099
- ・料金: ~999円
- ・公式サイトURL: http://www.wangfujing.co.jp/
チャイティーカフェの杏仁クレープ
http://blogs.yahoo.co.jp/keireina/62132458.html
たくさん歩いたら甘いものも欲しくなってきますよね。そんなときにおすすめなのが「チャイティーカフェ」の杏仁クレープ(480円)♪エスニックの老舗チャイハネ直営のカフェでその名の通り、本格的なチャイが楽しめるお店でもあるので、お時間がある方はぜひチャイもご一緒に。
クレープはカフェの中でも食べることが出来ます。杏仁クレープは生地の中にとろとろの杏仁風味のクリームがたっぷりとくるまれています。生クリームとは一味違う上品な甘さととろけような食感が魅力です。
■ 基本情報
- ・名称:チャイティーカフェ
- ・住所: 神奈川県横浜市中区山下町80 1F・2F
- ・アクセス:みなとみらい線元町・中華街駅 2番出口 徒歩2分
- ・営業時間: 11:00~23:00(L.O.22:30)
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 045-662-4693
- ・料金: ~999円
- ・公式サイトURL: http://www.chaiteacafe.jp/
耀盛號(ヨウセイゴウ)の揚げ小豚まん
http://blog.goo.ne.jp/to-sai00/e/c3663dcf40cda30f17500b2f719f2275
手のひらサイズがかわいい「耀盛號(ヨウセイゴウ)」の揚げ小豚まん。もちもちの豚まん生地もいいですが、こんがり揚がったぱりぱりの生地が香ばしいです。中は肉汁ジューシーでいきなりかぶりついたらやけどしそうなくらいあつあつ!
ピリ辛ソースがついてくるので2度楽しめるのもいいですね。3個で180円とお値段もリーズナブル。お酒にも合いそうです。
ハリネズミまん
http://blog.livedoor.jp/wonderful_world_yz/archives/1648876.html
同じく「耀盛號(ヨウセイゴウ)」で販売されているハリネズミまん!ほんと食べるのが勿体ないくらいかわいいんです★
お値段は一個100円のお手頃価格。ハリネズミの形をした揚げまんじゅうで、中にはカスタードクリームが入っています。ころんとしたみためとつぶらなひとみがキュート♡中のクリームも甘さ控えめなのでしつこく感じません。お子様にも喜ばれそう!
■ 基本情報
- ・名称: 耀盛號(ヨウセイゴウ)
- ・住所: 神奈川県横浜市中区山下町143
- ・アクセス: JR「石川町駅」より徒歩5分
- みなとみらい線「元町・中華街駅」より徒歩10分
- ・営業時間: 10:00~21:00
- ・定休日: 年中無休(元旦除く)
- ・電話番号: 045-681-2242
- ・料金: ~999円
- ・参考サイトURL: http://www.rakuten.ne.jp/gold/yoseigo/
横浜大飯店の塩肉まん
http://blog.goo.ne.jp/to-sai00/e/f7f65a7bfcd6d85a28ccdf12f497791c
こちらも変わり種肉まんのご紹介!一口サイズで女性や子供でも食べやすい「横浜大飯店」の塩肉まんです!
大福のような見た目で、菓子楊枝のようなものが付属しているので、かぶりつかず、手も汚れず、デートの時でも気兼ねなく食べられそうです。中身は「海人の藻塩」を使用していて、お肉や野菜のうま味が凝縮されています。
■ 基本情報
- ・名称: 横浜大飯店
- ・住所: 神奈川県横浜市中区山下町154
- ・アクセス: JR京浜東北線(根岸線)「石川町駅」より徒歩約6分
- みなとみらい線「元町・中華街駅」より徒歩約10分
- ・営業時間: レストラン 11:00~21:30(入場20:10まで/ラストオーダー20:50)売 店 10:00~21:30
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 045-641-0001
- ・料金: ~999円
- ・公式サイトURL: http://www.yokohamadaihanten.com/
駄菓子百貨店のマーライコウ
http://blog.goo.ne.jp/to-sai00/e/86c7329a5af9e995dc54726852213874
おやつにぴったりな「駄菓子百貨店」のマーライコウ。マーライコウとは中華風の蒸しカステラの事をいいます。
素朴な見た目ですが、黒糖を使用していて、上品な甘さが美味しいです。ふわふわで蒸しパンの様な感じ。ほっこり優しい味に癒されます。「駄菓子百貨店」では他にもお土産にぴったりなパンダをモチーフにしたお菓子が人気です。
■ 基本情報
- ・名称: 駄菓子百貨店
- ・住所: 神奈川県横浜市中区山下町144 チャイナスクエア 1F・2F
- ・アクセス: JR東日本 根岸線 石川町
日本大通り駅から463m - ・営業時間: 月~金 11:00~21:00 土・日・祝 10:00~22:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 045-633-3379
- ・料金: ~999円
- ・公式サイトURL: http://www.dagashi.net/shopinfo.html
4.周辺お勧めスポット
1.保昌(ほしょう)
幅広い年齢層に人気の行列ができるお店です。広東料理をベースにした創作料理が人気。中でも牛バラカレーゴハンはリーズナブルでおなかいっぱいになる一品。定食メニューも充実しています。■ 基本情報
- ・名称: 保昌(ほしょう)
- ・住所:〒231-0023 横浜市中区山下町138
- ・アクセス: 元町・中華街駅1出口から徒歩約4分
- ・営業時間:11:30~14:30 16:30~21:30(L.O.21:00) [土・日・祝] 11:30~21:30(L.O.21:00)
- ・定休日: 無休
- ・電話番号:045-681-4437
- ・料金(目安): (昼)~\999 (夜)¥3,000~¥3,999
2.大珍楼本店
横浜中華街で食べ放題のお店は数知れずありますが、一度は入ってみてほしいのが善隣門近くのこちらのお店。広東家庭料理から飲茶まで、さまざまなメニューを楽しむことができます。個室もあるので、大人数や家族連れで行かれる方におすすめです。■ 基本情報
- ・名称:大珍楼本店( だいちんろうほんてん)
- ・住所: 〒231-0023 横浜市中区山下町202
- ・アクセス: 元町・中華街駅1出口から徒歩約5分
- ・営業時間: 【ランチタイム】11:00~15:00 【オーダー式食べ放題】 11:00~22:00
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号: 045-681-3277
- ・料金(目安):(昼)¥1,000~¥1,999(夜) ¥3,000~¥3,999
- ・公式サイトURL: http://www.daichin.co.jp/
3.好記園(こうきえん)
リーズナブルにランチを楽しみたい方は朱雀門近くのこちらのお店がおすすめ。台湾料理屋さんですが、中華の定番麻婆豆腐や炒め物など、どれも美味。コース料理なども用意されているので、安く色々味わうのに最適なお店です。■ 基本情報
- ・名称: 好記園(こうきえん)
- ・住所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町106
- ・アクセス: 元町・中華街駅2出口から徒歩約3分
- ・営業時間:【平日・祝前】 ランチ 11:00~16:00
【平日・祝前】 ディナー 16:30~23:00 (L.O.22:00) 【土・日・祝】 11:00~23:00 (L.O.22:00) - ・定休日:不定休(第2、4週の木曜日)
- ・電話番号:045-641-8868
- ・料金(目安):(昼)~¥999(夜) ~¥3,500
4.朝陽門・善隣門・朱雀門の口コミ
【横浜中華街 中華まん特集】善隣門を見下ろしながらいただく「聘珍樓」の“極上”肉まん。ゆっくり座って食べられるのがうれしい♪貝柱の大きさにびっくり!満足(*’▽’) http://t.co/oIk1M1aw3l #横浜 #横浜中華街
— リビング横浜 (@livingyokohama) 2014, 11月 25
横浜中華街の朱雀門の近くにあるパワーストーンのお店は結構見ごたえあって好きだよ。セレスタイトとかでっかいのがゴロゴロ転がってるんwww
— さとう (@mp_rursus) 2012, 1月 31
5.「朝陽門・善隣門・朱雀門」についての詳細
■ 基本情報
- ・名称: 横浜中華街 朝陽門・善隣門・朱雀門
- ・住所: 神奈川県横浜市中区山下町 周辺
- ・アクセス:みなとみらい線元町・中華街駅からそれぞれすぐ
- ・電話番号: 045-662-1252(横浜中華街発展会協同組合)
横浜中華街のシンボル「朝陽門 善隣門 朱雀門」特集いかがでしょうか?ついつい食べ物の方に目が行ってしまいがちな中華街。今回はその中でもなくてはならない3つの門に焦点を当ててみました★皆さんも次に中華街に訪れたときにはこの3つの門を見比べてみてください♪