TDLのカリブの海賊は規模が大きく、細かなこだわりが満載！隠れた見どころを探しに行こう♪

皆さんはディズニーランドに行ったことがありますか？やはりディズニーランドに行くと、ビッグサンダーマウンテンやスプラッシュマウンテンなどに目が行きがちですよね。ですが今回は次にぜひ行ってほしい、映画にもなった「カリブの海賊」の面白さを詳しくご紹介していきたいと思います！

TDL「カリブの海賊」とは？

ディズニーランド内にある「カリブの海賊」とは、海賊のいる世界にタイムスリップできちゃう冒険型アトラクションです。海賊たちが大暴れしていたり、銃を打ち合っていたりと、大迫力のシーンを間近で見ることができちゃいますよ！

また観ているだけかと思ったら、途中で落ちるところがあったりと、ドキドキするようなスリルがあるのも魅力的です！

出たところには海賊をモチーフとしたお土産屋さんもあったりするので、ぜひ海賊の世界に入り浸った後はそちらで海賊グッズのご購入を！

このアトラクションは、ウォルト・ディズニーが自ら設計した最後のアトラクションとして知られています。東京ディズニーランドが建設された当時、総費用の10％を注いだという大規模なアトラクションで、外観からは分かりませんが、中には壮大な冒険の世界が広がっています。2007年にリニューアルされ、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」に登場する海賊たちが姿を見せています。大人気のジャック・スパロウやバルボッサたちを探してみて下さいね！

行ったらここをチェック！

ではそんな壮大な海賊たちの世界観が表現されているこちらのアトラクションで、乗ったらぜひ見てほしいポイントを5つ紹介しますので、次回はぜひチェックしてくださいね！

このアトラクションは、ディズニーランドが混雑している時でも比較的空いています。長い列が続くこともなく、どんどん進みますよ。場所は、アドベンチャーランド。入口からワールドバザールを抜けてすぐ左にあります。補助なしで椅子に座れることが条件ですが、身長制限や年齢制限がなくどなたでもご利用できます。大型ボートに乗って進んで行き、アップダウンも少ないので３世代一緒に楽しめるアトラクションです。途中、暗闇を抜けたり大きな音がする場所がありますので、小さなお子様はご注意くださいね。

乗る前（待ち時間）も見どころいっぱい！

ディズニーランドと言えば混んでいるイメージがありますが、カリブの海賊は回転が速いので混んでいるときしか入ることができないこの待合部屋みたいな場所が1つ目のポイント。実はこのお屋敷、海賊ラフィートという人物の隠れ家と言う設定なんです！

彼は貿易や商売などにも長けていたということから、このような豪邸を隠れ家として持つことができたのでしょうね。何度も行っていた人でも、これは知らなかったという人も多いのでは？

ジャン・ラフィートはフランス人で、19世紀初頭にニューオリンズで力を振っていた海賊です。貧しい人に富を分け与えていた「善人」としても知られていたそうですが、亡くなった場所は分からず、その富は今も世界のどこかに眠っているそうです！　私たちがボートを乗り降りする場所は、「ラフィートの船着き場」と呼ばれていて、ラフィートは敵から逃げるために目のつかない場所に船着き場を作っていました。ボートは葦の中を進み、しばらくすると落下し過去の世界へとタイムトリップをして行きます。

船にはそれぞれ名前がある！

そして私たちが冒険に出発するために乗る船ですが、実はこれも1つ1つ名前があったということにお気づきでしたか？この写真には「Simone」という名前がついています。他にもすべて名前がついているのですが、実はこれすべて女性の名前なんです！

海賊は航海に出るとき、無事を願って自分の愛する人の名前を船に書くという慣わしがあります。それがこれなんです。そう思て見てみると、なんだかとてもロマンチックですね！

ボートは全部で45隻。その一つ一つに名前が付けられています。乱暴ものとして知られている海賊ですが、妻や恋人にはとても優しかったそうです。そんな海賊たちの一面が表れていて、ほほえましいですね！ボートはゆっくりと進んで行きます。急降下になるまでの入り江の部分は、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の中に登場するティア・ダルマの隠れ家を彷彿させます。映画をご覧になった方には懐かしいシーンですね！　右手にレストランも見え、なかなか雰囲気もあります。

綺麗なホタルがリアルに再現

船に乗り込むとすぐに通るのが綺麗な夜空にホタルが飛んでいるシーンです。これには最初見た時、思わず見入ってしまった人もいるのではないでしょうか。本当に上手くリアルに再現されているところが、何ともディズニーらしいですよね！

この場所に入ると隣にレストランが見えますので、そちらに気をとられていて見ていなかった！という人は、ぜひ次回リアルな夜空とほたるに注目してみてください。

この入り江の後に、ボートは急降下します。この急降下はタイムスリップを表わしていて、時間がどんどん過去にさかのぼっていきます。着いた場所は「死者の入り江」と呼ばれている場所で、骸骨が横たわっています。私たちは最初に海賊たちの悲しい最期を見ることになるのです。暗い不気味な雰囲気のする場所ですね。ボートは、ここからどんどん進み、海賊たちが繁栄を極めた時代に入りその冒険を伝えて行きます。ゆっくりとお楽しみ下さいね。

捕まった女性たち！でも中には…

そして少しの差かを勢いよく落ちた先には海賊たちが大暴れするシーンが飛び込んできます。その中に街中の多くの女性たちが捕まり、海賊の女になるためのオークションにかけられているところがあります。みんな悲しそうな表情をしている中に、なんと1人だけ嬉しそうな表情をしている女性がいることに気づいていましたか？

今も婚活で大変だという女性は多くいますが、それはいつの時代も一緒。結婚相手がいなくてオークションでも相手が見つかるならいいや！と言う心境で顔が喜んでしまっているのですね。

この場面は川の両側に多くの人物や動物がいるのですが、左側はすべて女、右側はすべて男になっています。こんなところにも、こだわりがあったんですね！　また、ここから進んで火事の現場には有名な人物がいますよ！　石橋の上に酒壺を持った海賊がいるのですが、これはロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説『宝島』に登場する、海賊のジョン・シルバーです。他にも有名な海賊がいるので、是非さがしてみてくださいね！　金鉱には隠れミッキーもいますよ！

色んな所にジャックが！

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」が始まったころに一度リニューアルをしていて、この頃から主演のジャック・スパロウがところどころにいるようになっていたのはご存じでしたか？まだ観ていない！という人はぜひジャック探しの旅に行ってらっしゃい！

もしも見つからなかった～、という人がいてもご安心ください。最後にジャックが椅子に座って歌を歌っているシーンが出てきますよ！

ジャックは全部で３回登場します。1回目はマネキンの陰に、２回目は樽からこっそり地図を見ているところ、３回目は最後のシーンです。お分かりになりますか？　その他にも映画のシーンがいろいろと出てきますよ！　また、海賊たちの声は本物の俳優の声なのでじっくりとお聞き下さい。海賊なまりの言葉が飛び交っていて面白いです。海賊たちは残忍で乱暴ものだったと言われていますが、このアトラクションでは海賊たちのユーモアある一面も見せていて、なんだかほほえましい気分にもなれます。

訪れた人の声

カリブの海賊は落差はあまりないと知っていながらも暗闇に入ると怖くなる

— 麺男児 (@ayudisny) 2015, 12月 16

カリブの海賊の水の匂いと雰囲気好きなんだよね 次行くのはシーだけど、早く行きたい pic.twitter.com/n944nYun9p

— かづは (@129_lucky) 2015, 12月 7

船から見えるレストラン

カリブの海賊に乗ると、船から見えるレストランがありますよね。なんだかとてもロマンチックで、いつかは絶対行きたい！と思ってしまいます。このレストランは「ブルーバイユー・レストラン」と言って、クレオール風のお料理をいただくことができちゃいます！

先ほどの5つのポイントの中に出てきた夜空やホタルも、ここのレストランからなら見えちゃうかもしれませんね！冒険に出る船に乗った人々を見送りつつ豪華な食事ができるなんて贅沢！

「ブルーバイユー・レストラン」とは、「青い入り江」という意味です。入口はアトラクションとは別の場所にあるので、ご注意くださいね。お洒落な雰囲気の人気レストランで、アラカルト料理やコース料理が楽しめます。プライオリティ・シーティング実施レストランですので、予約をしてからお出かけ下さいね。ホタルを見ながらいただくお食事はとてもロマンチックです！　とても美味しいお料理ですので、ゆっくりとお楽しみ下さい。

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地図はこちら

いかがでしたでしょうか。このように何度も行っていたけれど、意外と知らない事実がカリブの海賊には多く隠されていたりするのです！ぜひ行く前に様々な雑学を見に付けて訪れても楽しいかもしれませんね！